
国指定名勝『盛美園』
明治時代の作庭の中でも京都の無隣庵,青風荘と共に三名園の一つに数えられているそうです。
持ち主は清藤家で、歴代農業(地主)を営みながら他方では広い地域に亘って商業を営んでいたんだとか。

和洋折衷様式の「盛美館」
盛美館は、庭園を眺めるために建てた和洋折衷洋式の建物です。
和洋と洋風の異なった様式が上下に重なる建物は珍しく、我が国では他に例がないそうです。
この支えは多分冬場のみ設置されるんでしょうな。
屋根が雪の重みに耐えられるように。

ここはスタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』のイメージ元の一部になっているそうです。
って作品を見ていないので全くどこを取り入れているのかが分かりませんが。

雪で何もかもが埋もれている庭園。
通常の入園料は400円のところ、今は200円みたいです。
ラッキーなのかどうなのか?
足元は滑りやすく、池にかかった橋は特に危険です。
前方は紫姐さんの脚。うん、セクハラっぽいですよね。

雪で木の枝が折れないように、雪囲いが組まれております。
これは3月末に撤去されるそうな。

縁側に置かれたアリエッティの絵。
アリエッティ押しなのは分かりますが、これが置いてある向かって右側には雪隠があります。

雅にも程がある雪隠(トイレ)。

厠の隣りは供が控える場所となっています。
うーん、贅沢。
『盛美園』の隣りには、『もてなしの里 ロマン館』があり、
プチ道の駅っぽい作りとなっております。
道の駅好きとしては、テンションが上がります。
まあ、「プチ」なので、期待を膨らませ過ぎるのは厳禁ですが。
園内にはお手洗いが無いっぽいので、
『もてなしの里 ロマン館』を利用しましょう。
それにしても『もてなしの里 ロマン館』って、
『おもてなし武将隊』みたいで
レビューとかやってくれそうな勢いを感じるネーミングですねぇ。
さて、DVDでアリエッティを見てみるか。
って、出てたっけ!?