image

松本駅西口(アルプス口)から徒歩7分程度のところに、

築百年の古民家を改修した『観光荘 松本店』があります。

ちなみに「観光荘」という店名は、

蛍の「光」を観る荘(やかた)ということでついた名称だそうです。

また「簗(やな)」とは、簀の子で川を遮断した漁具のことで、

主に鮎、鯉、鮒、ナマズ、鮭、鱒などのを獲るのに用います。

詳しくはお店のHPをご覧ください。

蒸さずにそのまま炭火で焼き上げる関西風の鰻でして、

鰻が名物である岡谷市に本店があり、ここは二号店。

ワタクシは地図を見ていて偶然に発見したのですが、

ここはかなりの有名店&人気店だったようです。

母と一緒の旅なので、念のため予約をしておいて良かったです。

image
美味しい鰻+古民家というワタクシ大興奮の夢コンボ。

image
入口脇には掴める鰻を入れた生簀がありました。
直射日光に逃げ場なしで、ちょっと鰻が気の毒に思えました。


image
古民家をリノベーションしており、和モダンな雰囲気の中で食事ができます。

image
椅子席と座敷席があるみたい。
もちろん我々は椅子席でございます。
膝がね・・・。


image
甘く濃厚なたれが特長です。
総合的にこのたれで正解だと思えました。


image
迷ったので、自分の分はアドバイスを受け入れることにしました。

image
と、その前に豆腐を前菜として単品注文しました。
水が美味しいエリアの豆腐は美味に違いないと思ったからです。


image
濃厚でウマっ!
そのまま食べても良し。
薬味を入れて少しだけ醤油を垂らして食べてもウマウマです。


image
これはセットに付いていた鰻の骨。
甘くてぱりぱりで美味だったため、お土産でも購入しました。


image
[やなまぶし丼 特上(三切り) 4,150円(税込)]

image
三段丼になっていて、開けても開けても鰻が出てきます♡

image
御飯の上にも鰻が! 
ここでワタクシの興奮は頂点に達し、
オキシトシンが大量に分泌されていたと思われます。


image
広げるとこんなビジュアルになります。うっひょーっ!!!

image
150円プラスして、きも吸にしました。
キモが大きくてぷりっぷりです。ウマ~


image
[焦がしねぎひつまぶし 特上 4,200円(税込)]
母のチョイスがこちら。
ひつまぶしがお好きなのだそうです。

鰻は基本的に静岡県吉田市と愛知県豊橋市からの養殖鰻を使用しているらしいです。

ただし、品質の安定や旬を考慮して、中国や台湾から仕入れることもあるとか。

美味しく頂ければ天然であれ、養殖であれ、こだわらないワタクシです。

また、鰻は背開き。地焼き。

お米は安曇野産コシヒカリを使用しています。

甘く濃厚なタレ、ぱりぱりの皮の食感、焼いた香ばしさ、ジューシーな身。

それらが口の中で渾然一体となり、幸福感が爆発します。

なんじゃこら、ウマウマやん。ヤバいやん。幸せやん。美味しいやん。

などという単語が脳内を巡り、思考が崩壊し、語彙が減ります。

やばいです。ウマいです。ウマウマです。

最後のひと口まで幸せでした。

ってことを、注文時にアドバイスをくれたスタッフのお姉さんに伝えたら、

お茶をつぎ足してくれつつ、

「今は大丈夫なんですけど、7月から予約も受付けられないほど混むんです」

と教えてくれました。

来月再訪しようと思っていたのですが、夏場はなかなかハードルが高そうです。

ちなみに鰻が美味しい時期は夏ではありません。

全て平賀源内さんの策略によるイメージです。

すごいよ、源内さん。

ワタクシは猛烈に尊敬しているよ。

ってことで、来月は旬の魚を食べにどこかに行こうと思います。

image
お土産で骨を2パック購入しました。@600円(税別)

甘いたれがお好きな方にはオススメです。

そしてワタクシは次回松本訪問時に再訪したいと思います。

夢に見るかも。



image
【やなのうなぎ 観光荘 松本店 】

長野県松本市渚2-2-5
営業時間 [昼]11:00~14:00(L.O),[夜]17:00~20:00(L.O)
※営業時間中でもうなぎが無くなり次第終了
※完全禁煙
定休日:木曜、不定休あり
http://www.kankohso.co.jp/


【にほんブログ村】