sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

山形@壱景

山形県山形市『香味庵まるはち』の漬物寿司。

丸八やたら漬
[丸八やたら漬本店店舗兼主屋、香味庵蔵]
登録有形文化財(建造物)


当初はカフェでランチを摂ろうと考えていたのですが、目的地方向にあるもんで『香味庵まるはち』にやって参りました。

観光客に人気の店であるため、あっという間に席か埋まります。

前回は日替わりにしてしまったため、今回は漬物一択。

漬物御膳にしようと思ったのですが、

そのメニューは漬物と御飯と味噌汁というシンプルなものだと聞いたため、

漬物寿司に変更しました。

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今回はこちらの蔵で頂きます。

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[漬物寿司 1,320円(税込)]

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お漬物は美味しいのだが、御飯がなぁ・・・。

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お漬物は美味しいです。

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所狭しと道具類が陳列されている店内。

ここではお漬物を買って帰るってのが正解かもしれん。

御飯がかために炊いてあるので、そういうのが好きな人には丁度いいのかも。

お漬物は、看板商品が安定した美味しさです。

買って帰ろうか迷ったけれど、重さに耐えきれないだろうと思い、断念しました。

昔は駅にお店があった気がするのだけれど、今は無いっぽい。

ゆえに、気に入ったものはココで買うのか無難だと思われます。

一等のオススメは「虎の巻」。

見つけたら、ぜひ。



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【香味庵(こうみあん)まるはち】

山形県山形市旅篭町2-1-5
営業時間 11:30~14:00(L.O.) 17:00~21:00(L.O.20:30)
 [土・日・祝]11:30~21:00
定休日:水曜
https://www.yatarazuke.com/


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山形県山形市『山形まるごと館 紅の蔵』の秋祭り。

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[紅の蔵 秋祭り]
2019年10月27日(日) 11時より

「紅の蔵」の中庭で開催される秋祭りに、母と二人で立ち寄って参りました。

個人的な目当ては、アンケートに答えると貰える花。

ホテルから近いので、ギリギリまでホテルでゴロゴロし、

11時のスタートのちょい前ぐらいに、霧雨降る中、到着しました。

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一部のイベントは既にスタートしておりました。

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「雪若丸の新米おにぎりの振る舞い」
雪若丸の新米おにぎりを試食してアンケートに答えると
山形市産の切り花もしくはパンジーの苗ポットが貰えます。
※先着150名


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山形市農政課による「山形産なめこ味噌汁の振る舞い」。
これはキッカリ11時からスタートしていました。

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「鳥海なめこ」という巨大ななめこ。
シャキシャキしていて、たいへん美味しいです。

ものすごく推してますね~、山形米新品種の「雪若丸」。

つや姫に対する弟という姉弟作戦ということで、

俳優の田中圭を使い、テレビCMもバンバン放映していますし、

JR山形駅にも巨大な垂れ幕がかかっております。

まだ食べていないため、味についてはよくわかりません。

とりあえず昨日1kgほど購入したので、近いうちに試してみようと思います。

それにしても、太っ腹なイベントだ。

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ラ・フランスって解禁日なるものがあるんですね。
町中で一斉に販売されていて驚きました。


【山形まるごと館 紅の蔵】
山形県山形市十日町2-1-8
営業時間は各店舗により異なる
休館日:1月1日
※定休日は各店舗により異なる
http://www.beninokura.com/


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山形県山形市『乃し梅本舗 佐藤屋本店』が秋の感謝祭期間だった。

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ファーストコンタクトセカンドコンタクトも良い印象だったので、

すっかりファンになってしまったのが山形を代表する老舗『乃し梅本舗 佐藤屋本店』。

今回も早朝から母と二人で行って参りました。

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朝早いのに、ひっきりなしに車がやって来ます。
男性率高し。


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定番品がリーズナブルな価格で購入できます。

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前回来た時より今風な陳列になっている気がする。

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定番中の定番「のし梅」と「梅しぐれ」
※期間限定価格でそれぞれ450円(税別)でした。


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「栗太郎ほくほく」という洋風な和菓子。
これを数個買ってお土産にしました。


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大好物のカステラは自分用。期間限定価格で700円(税別)。
一本余裕で食べられます。

早朝から開いているというレアなお店。

これから他府県に行くという人がお土産を調達できて便利ですね。

若い八代目も様々な新しい取り組みをして居られ、

今後ますます期待できる和菓子店です。

駅などでも購入可能ですが、

個人的には文化財でもある本店での購入をお勧めしたい。

東京では11/6~11/12、

銀座三越地下にて「本和菓衆」というイベントがあるそうです。

生菓子もあると思われるので、ご興味があればぜひ。



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【乃し梅本舗 佐藤屋】

山形県山形市十日町3-10-36
営業時間 8:30~18:00
定休日:元旦のみ
https://satoya-matsubei.com/


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山形県山形市『山形おしょうしな 総本店』で郷土料理を食す。

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事前チェックしていた目的の料理店が臨時休業だったため、

二番目にチョイスしていたお店にオープン3分後に向かったら満席。

致し方なく、120席あるという『山形おしょうしな 総本店』にやって参りました。

ここはごくごく一般的な大型の居酒屋店です。

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流石は山形。日本酒の種類が豊富です。

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本日の目的が十四代を飲むことだったため、金額は気にせず注文。

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Amazonでは3万円近い価格で売られています。
価格がプレミアム過ぎて個人が手にするのはハードルが高すぎる。


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グラスがなぁ・・・と思いつつひと口。
とろりとしたフルーティーな日本酒です。
そりゃ人気になるわ。


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お通しは野菜スティック。500円×人数。
かなり新鮮でみずみずしく美味でした。
驚くことに、食べ放題なんです。


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母が食べたがった玉こんにゃく。

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シーザーサラダは大盛り! 798円。
ではなく、下に氷が詰まっています。


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シーザーサラダのドレッシングはチーズ感があり美味しい。

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カマンベールチーズ炭火焼き 798円。
上に蜂蜜が掛っています。


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ブリカマ炭火焼 798円。

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だし巻たまご 698円。
熱々に熱した器ごと供されます。
上から出汁を掛けて蒸気が出ているところ。


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野菜スティックの味は、塩・肉味噌・マヨ・バーニャカウダの4種類。

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母が選んだホタテの炭火焼 598円。安い。

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鰹節を削ってくれているところ。

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ご飯の上に「だし」を乗せ、その上に鰹節を乗せて食べます。
山形のだしめし 398円。


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普段は食べませんが、御飯を注文してみました。

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選んだのはやっぱり「つや姫」。
おかず3品付きで698円です。


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おかずは梅干し、いくら、漬物です。

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おおよそ40~50分後に炊き上がりました。

二杯目に楯野川 合流(898円)を頂きましたが、

楯野川はワタクシの周囲では人気の日本酒でして、

当たり外れがないなぁと感じます。

沢山ある山形の日本酒。

次回は是非、ちんまりした居酒屋で、

時間制限なしで日本酒を頂きたいです。

他店の十四代の価格も気になる。



【山形おしょうしな 総本店】
山形県山形市十日町4-2-2
営業時間 17:30~24:00
定休日:不定
https://www.osyoushina.co.jp/


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山形県山形市『みのりみのるマルシェ』でお米の量り売り1kg×5袋購入。

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2017年11月にJR山形駅のエスパルにオープンした、

JA全農山形による『みのりみのるマルシェ』。

JA全農が東北で初めて出店したというお店です。

ここでは山形県産の食材が取り揃えてあるのですが、

中でも特筆すべきは、山形県産米の量り売り+好みの度合いでの精米。

山形県産の「つや姫」1kgで540円(税込)。

駅などで売っている真空パックの土産物より「新鮮」で安い気がします。

(個人の感想です)

今回はこれを部の女の子たちへのお土産にすることにしました。

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このうち一袋は母のもの。

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精米すると平成30年度産の「つや姫」か「雪若丸」が貰えます。
※たぶん期間限定


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部の青年たちには山形県ならではのサイダーと菓子をセレクトしました。

今回は重いものばかりを購入した気がしますが、

達成感も半端ないです。

これを持ち帰るなんて、ある種の愛情だと思う。

そんな自画自賛をしつつ、

次回も山形入りした時はココに立ち寄ろうと思っております。



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【みのりみのるマルシェ エスパル山形】

山形県山形市香澄町1-1 S-PAL山形1F
営業時間10:00~20:00
http://minoriminoru.jp/yamagata/


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山形県山形市『和合米穀店』は五ツ星お米マイスターのいるお店。

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山形のブランド米と言えば「つや姫」。

しかし昨年「雪若丸」という商品が出て、目下売り出し中のようです。

今回は「お米屋さんで精米したての新米を買うぞ!」がテーマだったため、

五ツ星お米マイスターが居るというお米屋さんに行って参りました。

5kgを買っても、宅急便で送って貰えばへっちゃらさっ。

ってことで大人買い。←母が。

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やっぱり「つや姫」でしょ!
と思うものの、他も気になるワタクシ。


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でも価格は「つや姫」が最もお高いので、人気具合もそうなんでしょうな。

持ち帰り用に、つや姫1kg、雪若丸1kgを精米して貰いました。

食べ比べて見ようと思います。

色んな所で地元の方に訊きましたが、やはり人気も味も「つや姫」が良いそうです。

雪若丸の方が、若干お米の粒が大きいのだそうな。

帰って炊くのが楽しみです。

お店の方(奥様?)がとても親切で買いやすいです。

良いお店に巡り合えて良かった。



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【和合米穀店】

山形県山形市十日町2-5-31
営業時間 9:00~19:00
定休日:日曜、祝祭日 


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山形県山形市『汽水域』は金属工芸工房を併設したセレクトショップ。

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レトロな雰囲気漂うシネマ通りにある『汽水域』は、金属工房を二階に持つセレクトショップ。

小さなお店ですが、扱うものも小さいため、ワタクシほどの年齢になると老眼鏡必携です。

母と二人でぶらりと立ち寄りましたが、「何か買いたいなぁ」と思わせる良いお店でした。

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[stall pin 3,850円(税込)]
よくよく見ると二種類の金属が接合されているという凝ったもの。

扉が一般家庭のもののように重々しく、入店に躊躇う人も居そう。

二階が工房なので、選ぶなら工房で作るオリジナリティーある商品がいいかも。

母は当初ピアスを買おうと迷っていましたが、

結果としてはワタクシが選んだものに似たストールピンを購入していました。

これからの季節に使えそうなアイテムですよね。

とてもシンプルですが、大変気に入りました。

良い出会いでした。



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【汽水域】

山形県山形市七日町2-6-13
営業時間 11:00~19:00
​定休日:水曜、木曜
※Suicaが使えます
https://www.kisui-iki.com/


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山形県山形市『山田家 ふうき豆本舗』で今回も「ふうき豆」を購入。

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[山田家 ふうき豆本舗]

山形名物といえば、「ふうき豆」。

『山田家 ふうき豆本舗』のふうき豆はここでしか買えないものなので、

今回もこれを買わずに東京に帰るわけにはいかないと思い、

ちょいと歩いてお店まで行って参りました。

母に強力にプッシュすべく袋入りを2個購入し、

ホテルで、乾燥を防ぐために持参した容器に移し替えました。

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箱入りは潰れないので安心ですが箱なしの方が100円安いです。
でもタッパーなどに入れないと潰れるし、
ソッコー密閉容器に入れないと乾燥しちゃう。
賞味期限は3日間。
密閉容器に入れると要冷蔵で倍の日数長持ちします。

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持参した容器に入りきらず残った豆。
母が摘まんでいました。かなり気に入ったようです。

母は改めて明日買いに行くと言っていました。

御使い物にしたかったようですが、日持ちしないからなぁ。

なにはともあれ、次回も買いたいワタクシの山形定番品です。



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【山田家 ふうき豆本舗】

山形県山形市本町1-7-30
営業時間 9:00~18:00
(年末年始は閉店時間が変わります)
定休日:火曜、第3月曜
(年末年始の休みも同様)

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山形県山形市『プリンとブッセの店 あうる』のほろにがプリン330円。

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七日町にある『プリンとブッセの店 あうる』。

ぷらぷら歩いていて発見したので、ホテルへの復路で買っていくことにしました。

定番商品は、「あうる ほろにがプリン」330円。

他に、季節商品もありました。

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プリンとブッセの二本柱。
ほかにクッキーなども少々あります。


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食べた結果、カラメルが特徴的なプリンだと感じました。

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こちらの商品にも魅かれた。ちょい高め。

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10月はハロウィーンってことで、季節商品は南瓜です。
こちらは母が選らんておりました。


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母がプリン2個とブッセ1個。
ワタクシはその他です。


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ブッセは「気まぐれ」ってのをチョイス。
酸味の強い苺が入っていました。

ふむふむ。なるほど。

という感想です。

ほどほどに美味しいって感じ。

ブッセは翌朝に食べたため、ちょいとパサついてました。

やはり早めに食べんとね。



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【プリンとブッセの店 あうる】

山形県山形市七日町3-2-33
営業時間 10:00~18:00
定休日:月曜、日曜
https://www.instagram.com/owl161706/


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山形県山形市『BOTAcoffee(ボタコーヒー)』は100年続いた老舗の傘屋をリノベーションした御洒落カフェ。


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『BOTAcoffee』は100年続いた老舗の傘屋をリノベーションしたというカフェ。

そのリノベーションについては、ReReRe Renovation!で知ることができます。

なかなか興味深いリノベです。

ってことで、母に「お洒落なカフェがあるよ」と告げて行って参りました。

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昔の看板はそのままに。
昭和的な外観と、今風な内装には結界のようなものが感じられます。


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野菜も売っているのですが、じっくり見る雰囲気ではない感じ。

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ランチを終えて間もないの、ここでは珈琲を頂こうと思います。

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カフェラテがアイスしかないので、カフェオレを注文。

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こちらは佐藤屋さんの羊羹。

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羊羹は苦手なのですが、これは洋酒が入っていて和洋折衷な感じ。
母とシェアだったのも丁度良かったです。
美味しい。


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壁はコンクリート面のままで壁紙などの内装はありません。

大人気店のようで、ランチタイムからはズレていたのですが満席でした。

客層は若い方ばかりです。

椅子はそれぞれに異なり、リノベ感満載。

メニューの表紙やコースターは革をザックリ切ったもの。ってか端切れかな。

それぞれにこだわりがあるんだろうなぁと思えました。

山形市内はカフェが多いようですが、

ここは独自路線を突っ走っている感のあるオリジナリティー溢れるカフェでした。



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【BOTAcoffee(ボタコーヒー)】

山形県山形市七日町2-7-18
営業時間12:00~22:30,[日祝]12:00~18:00
定休日:火曜
※カード不可、電子マネー不可
http://bota-coffee.com/


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山形県山形市『専称寺』本堂にある左甚五郎作と言われる力士像。

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専称寺本堂の四隅に左甚五郎作と伝わる「夜泣き力士」像があると知り、ランチの後で立ち寄って参りました。

ここは最上義光の娘で、悲劇で知られる東国一の美少女「駒姫」の菩提寺です。

駒姫は、その類いまれな美しさから父母に溺愛されて育ったという。
時の関白・豊臣秀次は、東国一の美少女と名高かった駒姫の噂を聞き、側室に差し出すよう義光に迫った。義光は断ったが度重なる要求に折れ、15歳になったら娘を山形から京へと嫁がせると約束する羽目に陥る。

文禄4年(1595年)、駒姫は京に到着し、最上屋敷で長旅の疲れを癒していたところ、7月15日、秀次は豊臣秀吉の命により高野山で切腹させられた。
そして駒姫も8月2日に他の秀次の側室達と共に、三条河原に引き立てられ11番目に処刑された。
まだ実質的な側室になる前だったと言われている。

父の義光が必死で助命嘆願に廻り、各方面からも処刑せぬようにと声があがった。秀吉もついにこれを無視できなくなり「鎌倉で尼にするように」と早馬を処刑場に派遣した。
しかしあと一町の差で間に合わなかった。享年15。

遺体は遺族が引き渡しを願ったが許されず、その場で掘られた穴に投げ込まれ、さらにその上に「畜生塚」と刻まれた碑が置かれた。
娘の死を聞いた母の大崎夫人も、処刑の14日後の8月16日に亡くなった。娘の跡を追った可能性は高いとされている。

この悲劇がのちに義光が関ヶ原の戦いで東軍に属する伏線になったとする指摘もある。

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駒姫の墓とされているところ。ただし、墓石はかなり新しい。

駒姫の死の翌年、義光は高擶で布教中の真宗僧乗慶に帰依、専称寺を山形城下に移し、駒姫と大崎夫人の菩提寺とした。


本堂は元禄16年(1703年)の建立。

江戸時代中期の木造建築物としては東北第一とされています。

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駐車場側から見た本堂。

書院・庫裏・鐘楼は慶長年間(1596年~1615年)の建築。

梵鐘と鐘楼は山形県の指定文化財となっているそうですが、見学はしませんでした。

また、山門を入り右側にあるイチョウの巨樹は、別名「雪降り銀杏」と呼ばれ、根回りが7.5mあるのだとか。

山形市の天然記念物に指定されている立派なものですが、これまた写真は撮りませんでした。(檀家さんたちのお墓が写るため)

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懸魚や蟇股はかなり立派。

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本堂正面。
本堂は市の指定文化財です。


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本堂正面の木鼻には獏? 象? のかなり立派な彫刻があります。

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耳が垂れているから、象なんだろうなぁ。

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左甚五郎作だと言われている力士像。駐車場側。

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こちらは本堂向かって左側の力士像だったと思う。

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本堂向かって右側の力士像だったかな?

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見る向きを変えると様子も変わります。
これらの力士たちは毎夜夜泣きするという伝承があるそうな。
屋根が重くて辛いらしい。

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サクッと書かれた説明書き。

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実なのか枯れ葉なのか分かりませんが、興味深い樹木でした。

かなり立派なお寺で、檀家さんも多そうです。

それにしてもこの辺りでは墓石は黒御影石(←たぶん)が人気なのかな。

墓石の色が黒で統一(と言ってもいいほど)揃っているのが印象的でした。

本堂外周の彫刻がこれほど立派だということは、

堂内はさぞかし、と推察されます。

見学はできないんですけどね。



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【専称寺(せんしょうじ)】

山形県山形市緑町3丁目7-67
山号:最上山
宗旨:浄土真宗,宗派:真宗大谷派
本尊:阿弥陀如来
創建年:1483年(文明15年)
開基:願正坊(本願寺第8世蓮如の高弟)
正式名:最上山専称寺


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山形県山形市『千歳館』の建物を拝見す。【写真多用】

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[千歳館主屋(ちとせかんしゅおく)]
木造2階建、鉄板葺

事前に予約をし、ランチ時に『千歳館』に行って参りました。

千歳館の創業は1911年(明治9年)。

1876年(明治44年)に山形市大火で建物を焼失し、1915年(大正4年)に現在地に移転して営業再開。

主屋(大正4年)、客室ちとせ(昭和5年)、客室つる(昭和2年)は、国の登録有形文化財(建造物)になっておりまして、今回の予約も実はそれ目当てだったりします。

文化財登録基準は「再現することが容易でないもの」だったそうで、西側は洋風の外観、東側は和風の外観となっており、玄関ポーチには車寄せがあり、大正モダンなデザイン。

想像以上に見応えのある建物でして、料理はそこそこに複数個所を見学させて頂きました。

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玄関ポーチ車寄せの天井。

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正面玄関の控えめな表札。

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かなり大きな玄関で、下足番の方も居ます。

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内側から見た玄関。とにかく広いです。

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廊下の先、左側に鹿鳴館ホールという洋室があります。

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廊下にある窓は通気のためか。

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巾木部分も竹と瓦が使われていて凝った造りとなっています。

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離れに向かう廊下の天井。
釿削りで凝りまくりです。


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[千歳館客室つる]
国登録文化財 建造物


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開口部が多く、明るい部屋です。
この一室独立して文化財に指定されています。


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照明器具が分かり易く大正・昭和初期っぽい。


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絶妙なバランスで立つ石灯篭。

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二階も見学させてもらいます。
階段幅がかなり広いです。そして急。


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二階の120畳の大広間。
支えなしの大空間です。


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二階大広間には舞台も付いています。

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この額は同館が紹介されている本にも載っていました。

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天井に下がる照明器具。好みです。

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別の二階広間。
こちらは映画「るろうに剣心」のロケで使われたそうです。


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映画では左側の戸がすべて取り払われて撮影されていました。

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一階待合室にあったポスター。
歴史の古さを感じます。


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こちらは「松の間」の床柱。
松の間ってことは、松の床柱なんでしょうね。


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同じく松の間の書院にも松の意匠がありますね。

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右側は完全予約制・昼夜席それぞれ1組貸切りで営業する「素仁庵」。
接客スタッフが居ない料理店だそうです。


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建物の脇にある、現在は使われていない出入口。

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タイル張りの円柱は、当時はモダンだったのだろうと推察されます。

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庭の巨樹を一本撤去したのだそうです。
茂りすぎて他の樹が枯れ始めていたのが撤去理由とか。
切り株からはかなりの巨樹だったろうと推察されました。


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撤去したからか、確かに庭には光が差し込んでおりました。

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庭に残る樹とほぼ同じサイズだったそうです。

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残った巨樹も立派で遠くから見るとその威容がよく分かります。

ご当主と、女将さんが代わる代わるに歴史や建物について説明してくれます。

かなり面白かったです。

お二方とも、接客業が天職だなと感じました。

一般的にこのような文化財を維持するには相当の覚悟と費用がかかると聞きます。

今回の巨樹の撤去費だけでも百萬円以上は掛かっているそうですし。

誇りと意地がなければ続かない稼業かもしれませんね。

一見の価値ありな文化財内での食事。オススメです。



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【千歳館】

山形県山形市七日町4-9-2
営業時間 11:30~22:00(L.O.21:00)
定休日:年末年始
※カード可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)
http://www.chitosekan.com/


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山形県山形市『千歳館』でのランチは姫御膳を選択。

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[千歳館主屋(ちとせかんしゅおく)]
木造2階建、鉄板葺

山形県山形市にある『千歳館』は、国登録有形文化財に指定されています。

今回は母と二人旅なので、料亭利用も可能だと思い、事前予約でランチ時に行って参りました。

料理は複数ありますが、蕎麦のない姫御膳を選択。

料理はさておき、建物の見どころが多いため、今回は2つの記事に分けたいと思います。

先ずは、料理をば。

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玄関では沓脱石の上に木下駄のような板がおいてあります。
これに足を置いて靴を脱ぎ着します。


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明治天皇が山形市を行幸された際、
料理を運ぶ際に使われた木の板。


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食事中に挨拶と建物や歴史について説明に来られた四代目当主は
山形県議会議員を務めておられるそうです。


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本日は「竹の間」にて昼食を頂きます。
竹の間というだけあって、竹や竹の意匠が使われています。


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銘竹という感のある竹の床柱。立派です。

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襖絵にも竹。

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凝りに凝った天井。圧巻です。

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障子欄間にも遊び心があり、
内外の明暗により笹が浮かぶようになっています。


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外側はこんな感じ。

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姫御膳の前菜。
姫御膳は女性限定の料理のようです。


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少しずつ、複数の料理が食べられます。

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ずんだで合えた舞茸。
美味しかったので印象に残りましたが作り方がワカラン。


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メインのお弁当。
お刺身やてんぷらなどがあり、意外と盛りだくさんです。


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香の物も付いていて食が進みました。

ちなみにこれらの食事は、離席しまくりながら頂いております。

有難いことに、お客さんが入る隙間を縫って、

合間合間に建物を見せてくださるのです。

冷めても美味しいお料理でしたので、再び部屋に戻ってゆっくりと頂けました。





建物拝見に続く。



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【千歳館】

山形県山形市七日町4-9-2
営業時間 11:30~22:00(L.O.21:00)
定休日:年末年始
※カード可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)
http://www.chitosekan.com/


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山形県@壱景。

山形市

村山地方(山形市・寒河江市・上山市・天童市など)、

最上地方(新庄市など)、

置賜地方(米沢市・南陽市・長井市など)、

庄内地方(酒田市・鶴岡市など)に大別される山形県。

そのうち今回は、村山地方と置賜地方に行ってまいりました。

山形駅
新幹線・山形駅にある「とれいゆ つばさ」のオブジェ。
https://jr-sendai.com/train/toreiyu/


山形駅
ダイヤブロックで出来ています。

山形駅
ピンクである理由がわからん。

徐々に旅の勢力圏を北上させているワタクシですが、

なかなか村山地方の結界を越えることが出来ません。

バス利用が賢い選択なのかもしれんなぁと考え始めているところです。

ちなみに、飛行機は苦手なので極力乗りたくはありません。

上山市
[ポテトクリーム専門店 NORMA(ノーマ)]
山形県上山市新湯1-13
(JR奥羽本線 かみのやま温泉駅 徒歩8分)
営業時間[月・火・木~日・祝]12:00~19:00
(L.O.19:00、ドリンクL.O.19:00)
定休日:水曜(月ごとに変動)

ここでのランチを希望していたのですが、
2号店が開店したとのことで4月半ばまで休みだそうです。


上山市
かみのやま温泉のランチタイムは遅いっぽい。
ピザもいいかなぁ・・・とも思ったけれど、
時間が掛かりそうなので断念しました。

また行きたいのが「かみのやま温泉」。

足湯が記憶に残りました。

5箇所全てをまわってみたいもんです。

夏場は嫌だけど。

ジャーキー
3個で安くなるというワゴン商品内にあった干し肉。
最近ワタクシは干し肉を非常食として鞄に常備しています。
旅先で小腹が空いたのにコンビニすら無いときに役に立ちます。


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どぶろくと、吟醸酒。
・・・だったと思う。


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米どころゆえ、煎餅類は美味しいです。
特に酒田米菓は買わずにはいられません。
いつかは酒田米菓の工場見学をしてみたいわぁ。

本当は酒田市に行きたいんですよ。

でも、電車移動はなかなか難しいのです。

電車の本数が少ないし、移動距離も長い、時間もかかる。

ハードル高いわぁ。

しかし、今年度中に実現させたいと思っています。

リベンジ 山形! ・・・的な。

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山形市内にある見栄えの良い蔵。
広い敷地の一部は工事中のようでした。


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[丸十大屋]
「味マルジュウ」という商品で山形では有名らしいです。
http://www.marujyu.com/jp/


猫
霞城公園でみた猫。
この縞々模様の猫をサバトラって言うんでしたっけ?


猫
キジトラとサバトラってことでいいのかしら。

蔵王
[蔵王]

山形市
[月山]
山形県を代表する山、月山。
一度はこれより近くで見てみたいもんです。


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山形の日本酒で最も有名だと思われますが、
プレミアム価格過ぎて手が出せません。
※お店の方に了解を得て撮影しています

山形について徐々に理解が進んできた気がするワタクシ。

主に、地図的な意味で。

蕎麦の国ゆえ、なかなかスリリングなのですが、

山並みが綺麗でなかなか良いところです。

いつかは蕎麦アレルギーを克服できたら良いのになぁ~


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山形県山形市『乃し梅本舗 佐藤屋 本店』で雛飾りを拝見しつつ銘菓「乃し梅」を頂く。

佐藤屋


早朝、表蔵王に行く際にバスで通りかかり、一瞬で建物に魅せられました。

山形駅に戻ったら是非建物を見に行こうと心に誓ったほどです。

昼過ぎに山田屋で「ふうき豆」を購入後、

ぶらぶら歩いてこちらの店舗までやって参りました。

近くで見たら、あの「乃し梅」で有名なお店だったんですね。

めっちゃ嬉しい。これは買って帰らねば。

文政4年(1821年)に『佐藤屋』は、もともと薬屋として創業したようです。

薬を買いに来た旅人達に和菓子の提供をしたことが今に至っているとか。

佐藤屋
昭和初期のモルタルの建物感漂う外装がいい。
そして窓のサイズが気になる。


佐藤屋
店舗の脇に木の板塀が続きます。

佐藤屋


昭和9年かぁ。明治生命館と同年の竣工ですね。

それはそうと、板塀に雛飾り公開のポスターが貼ってあったもんで、

ちょいとお邪魔をして参りました。

佐藤屋
4月3日までで、公開は土日祝。
ちょっと今日が何日だったのか考え込んでしまいました。


佐藤屋

佐藤屋
こちらの入り口からお邪魔致します。

佐藤屋
玄関のあしらい。

佐藤屋
玄関直ぐに内蔵がございました。
玄関の正面にも雛飾りがあります。
蔵の中にある雛は関西風でした。


佐藤屋
お座敷の雛飾り。
道具類は関東風です。


佐藤屋
恐縮ながら、お茶を頂きました。
食べたことが無いと申し上げると、
「乃し梅」の包装の見本を撮影用に用意してくださいました。


佐藤屋
お茶と「乃し梅」。

佐藤屋
これぐらいのサイズが丁度よいですね。
ってか、初めて食べます、たぶん。


佐藤屋
羊羹とも違った感じで、ねっとりした梅ジャムみたいな感じ?
甘酸っぱくてとても美味しかったです。


佐藤屋
今週6日からスタートする日本橋三越の全国銘菓展にも出すそうです。
チラシを頂きました。


佐藤屋
最後に頂いたお干菓子。
展示物だと仰っていた気がするので撮影用かと思いきや、
お持ち帰りをさせて頂きました。


個人宅に展示している雛飾りを見るのは初めてです。

作法が分からなかったのですが、後で続々と訪れる人々を見て、

入り口で「お雛様を見せてください」と挨拶することを知りました。

雛飾りを見てまわっている人って結構居るんですね。

皆さん慣れた様子で、なかなか勉強になりました。

この後、となりの店舗に立ち寄り、「乃し梅」を購入致しました。

佐藤屋
店舗入り口。

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自分用に一袋、もう一袋はベルウッドさんへのお土産にしました。

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たぶん他では見られないんじゃないかなって感じの梅のペースト。
ジャムみたいなものだそうで、
紅茶に入れても美味しいかもと想像して購入致しました。


思いがけず、楽しいひと時でした。

単純なのですが、奥様の人柄に触れ、

『乃し梅本舗 佐藤屋』のファンになりました。

これから三越で見るたびに買っちゃうかも。



佐藤屋
【佐藤屋 本店】

山形県山形市十日町3-10-36
営業時間8:30~18:00
定休日:元旦のみ
http://satoya-matsubei.com/


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山形県山形市『山田家 ふうき豆本舗』で今回も「ふうき豆」を購入。

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袋入りと箱入り(小)を一つずつ購入。


山形といえば、「ふうき豆」。


今回もこれを買わずに東京に帰るわけにはいかないと思い、


ちょいと歩いてお店まで行って参りました。


大箱を買っても一人では食べられないし、賞味期限も短いため、


前回と同じく、袋入り500円(税込)を購入。


潰れていまうことも考慮して、もう一つは箱入り600円(税込)を購入しました。


ふむ、ちょっとした達成感を味わえたよ。


昨晩は疲れ過ぎて夕食が食べられなかったもんで、


山形の美味しいものの一つを購入できてホント良かったです。


明日は「ふうき豆」をパンに挟んで食べてみようかな。


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箱入りは潰れないので安心です。
でもソッコー密閉容器に入れないと乾燥しちゃう。
賞味期限は3日間ですが、
密閉容器に入れると要冷蔵で倍の日数長持ちします。



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【山田家 ふうき豆本舗】

山形県山形市本町1-7-30
営業時間 9:00~18:00(年末年始は閉店時間が変わります)
定休日:火曜、第3月曜(年末年始の休みも同様)

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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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