身延山山頂からの眺望。
実はワタクシ、爬虫類と両生類が大好きです。
特にトカゲは、子供の頃に家の周囲に沢山いたので、
捕まえては自切する尾が蠢くさまを眺めておりました。
トカゲが自力で切り離した尾って、しばらく動き回るんですよね。
こうすることで外敵の注意を引いて、その間に逃亡するんです。
数日後に尻尾が切れた尾のトカゲを見ると、こないだの個体かな?
と思って眺めてみたり。
または、生えかけの尾を見ると、いつの個体だろう?と思ってみたり。
さて、日本に住むトカゲは長らくニホントカゲ一種だけだと思われていましたが、
最近、DNAを調べたら三種類も居たそうです。
西日本に住むニホントカゲ、東日本に住むヒガシニホントカゲ、
伊豆半島から伊豆諸島にいるオカダトカゲがそれ。
ワタクシが子供の頃に見ていたのは西のニホントカゲだったのかもしれませんね。
そんな郷愁を呼び覚ますニホントカゲに、身延山で接近遭遇しました。
東日本に居るからヒガシニホントカゲだったのかもしれませんが。
捕獲して、飼いたい・・・
と思いつつ、写真に撮ることで満足しようと努力した次第です。
さて、以下からが閲覧注意の写真です。
苦手な方は閲覧回避して下さい。
[ニホントカゲ(ヒガシニホントカゲ?)]
学名:Plestiodon japonicus
トカゲ科トカゲ属
ニホントカゲの食性は動物食。
昆虫、蜘蛛、ミミズ等を捕食します。
そんな捕食シーンを眺めることができました。
巣穴から出て来るニホントカゲ(またはヒガシニホントカゲ)。
どっこいしょ、とちょっと高い石に移動する
ニホントカゲ(またはヒガシニホントカゲ)。
視線が鋭くなるニホントカゲ(またはヒガシニホントカゲ)。
何かに向かって静かに歩み寄ります。
大きなミミズを発見したようです。
ってか何でこんな炎天下にミミズが?
一瞬で、ハグッと捕獲。
もぐもぐと食べています。のたうつミミズ。
ゴクゴクと飲んでいます。
やっぱり丸飲みなのね~
丸飲みでも息苦しくないのだろうか?
ものの数秒で完食しました。
でもお腹がそれほど膨れないんですね。
動きが緩慢になりつつ、巣穴に向かってモタモタと這い進んで行きました。
ミミズには悪いが、ちょっと和んだ。
ちなみに身延山にはニホントカゲもしくはヒガシニホントカゲがウヨウヨ居ます。
天敵が少ないのかしら?
【身延山(みのぶさん)】
山梨県南巨摩郡身延町と早川町の境にある山。
標高1,153m
3月中旬および10月上旬には富士山山頂から日が昇るダイヤモンド富士が見られる。