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興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

庭園@壱景

【GW】本日は「みどりの日」で旧岩崎邸庭園も無料ゆえ朝から年配の方々で大混雑でした。【写真多用】

旧岩崎邸庭園




天気予報では曇りのち夕方から雨。



実際は快晴になった5月4日の「みどりの日」です。



さて、上野動物園から移動して池之端にやって参りました。



只今午前9時15分。



開園15分経過です。



入口は空いていたものの、館内はだだ混み。



60歳オーバーらしき方々で混雑していました。



旧岩崎邸庭園
ここが入口。

旧岩崎邸庭園
東京都が管理している施設ゆえ、本日は無料です。

旧岩崎邸庭園
ゆるやかな坂道を100mほど上ります。

旧岩崎邸庭園
普段はこの奥で入館料400円を支払いますが本日はこのまま入館。

旧岩崎邸庭園
英国人ジョサイア・コンドルによって設計された建物。


旧岩崎邸庭園
旧岩崎邸は1896年(明治29年)に三菱創設者・岩崎家本邸として建てられたもので、
現在は国の重要文化財に指定されています。


旧岩崎邸庭園
洋館に向かって左隣は撞球室。
塀の柱は保護されていますね。


旧岩崎邸庭園
[スレート葺の屋根]
洋館はこう見えても、木造2階建・地下室付き。


旧岩崎邸庭園
[玄関部塔屋]
かなりデコラティブな外観ですね。


旧岩崎邸庭園
洋館は岩崎財閥3代目の岩崎久弥によって建てられました。

旧岩崎邸庭園
館内へは靴を脱いで上がります。

旧岩崎邸庭園
1945年(昭和20年)にGHQが接収。
1953年(昭和28年)に日本政府に返還。

館内は撮影厳禁のため和館外観までワープ

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園
洋館と同時期に竣工した、書院造を基調とした和館。
1969年(昭和44年)に大広間が重要文化財に指定されたものの、
司法研修所庁舎建設のために和館の大部分が撤去されました。


旧岩崎邸庭園
生活の場として使われていた建物ですが、現在は殆どが取り壊されています。
「完存していれば和館部分のほうが洋館部分より文化財としての価値が高かったと、解体後に気がついた」
とのことで、現在も、価値を知らない人が取り壊す文化財(建物)が日本には多いのだろうなぁと感じました。


旧岩崎邸庭園
屋根は葺き替えられているっぽい。

旧岩崎邸庭園
洋館と和館は船底天井の渡り廊下で結ばれています。

旧岩崎邸庭園
[コロニアル様式のベランダ]

旧岩崎邸庭園
庭には大きな灯籠も。
昔は庭も凄かったんだしょうねぇ。


旧岩崎邸庭園
とても華やかな洋館の外観。

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園
1923年(大正12年)の関東大震災の際には、
敷地が避難所として地元住民に開放されたそうです。


旧岩崎邸庭園
写真ではわかりませんが、一階のベランダ床はタイル張りで、とても華麗です。

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園
[コンドル設計の撞球室(ビリヤード場)]

旧岩崎邸庭園
洋館とは地下で繋がっているそうです。

旧岩崎邸庭園
スイスの山小屋風。

旧岩崎邸庭園
軒にさえ、装飾性を感じます。

旧岩崎邸庭園
煙突があるっとことは、暖炉があるってことですな。

旧岩崎邸庭園
昔、こういう扉の付いた窓に憧れたなぁ。

旧岩崎邸庭園
スイスの山小屋ってよりは、ワタクシにはアメリカのカントリー風に見える。

旧岩崎邸庭園
鎧戸の内側の鍵。
レバーハンドルなのでとても扱いやすそうです。


旧岩崎邸庭園
地下に採光する窓かな?

旧岩崎邸庭園
撞球室の側面。

旧岩崎邸庭園
ドアに嵌め込まれたガラスがとてもカッコイイ。

旧岩崎邸庭園
高そうなガラス~

旧岩崎邸庭園
入れないから分からないけど、この囲いは何だろう?
地下室に採光するガラスが入っているのかな?
雨水が溜まりそうだから違うか。


旧岩崎邸庭園
あ、鳥が居る。

旧岩崎邸庭園
今のワタクシには何の鳥か名前がワカラン。

旧岩崎邸庭園
正面よりも側面がカッコイイ気がする。

旧岩崎邸庭園
外壁は鱗上の木で覆われています。
手間だなぁ。


旧岩崎邸庭園
洋館の階段にもアカンサスの意匠が施されていましたが、
これが本物のアカンサス(葉薊)です。


旧岩崎邸庭園
あら、塀も重要文化財だったのですね。

旧岩崎邸庭園
左手の部分の装飾が特に価値があるっぽい。

旧岩崎邸庭園
湯島ハイタウン、池之端文化センター等の建設により、現在は敷地が約1/3となっています。

旧岩崎邸庭園




ちなみにワタクシがここに来たのは20年以上ぶり。



当時は館内の写真も撮れた気がするのだけれど、



自分専用のカメラなんか持っていなかったし、



そもそも、建物にそれほど興味が無かったし



入れない場所も多かった気がする。



時代と共に、見られる・見られない場所って変化するってことだから、



今のうちに沢山観て、撮っておきたいですね。



いつも後悔するのは、富山市に立派な銭湯があったのだけれど、



入りたいなぁと言っている間に、取り壊されてしまったこと。



あんな立派な建物を今の時代に建てるとすれば、



相当な財力と技術が必要なのに、勿体無い。



そういう、後で悔やまれるレベルで、



人知れず取り壊される建物がこれからもまだまだ増えるんだろうなぁ~



と、この旧岩崎邸和館を見て思ったワタクシです。





旧岩崎邸庭園
【旧岩崎邸庭園(きゅういわさきていていえん)】
東京都台東区池之端1-3-45
営業時間 9:00~16:30
休館日:12月29日~1月1日



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【写真多用】千葉県佐倉市『旧堀田邸』は国指定重要文化財に指定されている建物です。【後編】

旧堀田邸
[旧堀田邸(重要文化財 旧堀田家住宅)]



千葉県指定文化財名勝「さくら庭園」は旧堀田邸の庭だったところで、


現在公開されているのは、当時の邸宅の3分の1ほどの部分なんだとか。


当時は、明治時代の千葉県を代表する農業研究機関である


堀田家農事試験場を併設していました。


今は、庭園のみ無料で開放されています。


この庭がとても素晴らしくて、


可能であれば、晴れた暖かい日にボーっと日向ぼっこしたい感じです。


でもこの日は、ものごっつい強風が吹いていました。


そして寒かった。


リベンジするなら、春がいいかも。


旧堀田邸
庭は、明治期の東京巣鴨の庭師・伊藤彦右衛門によるもの。

旧堀田邸
近くじゃないので不明ですが、中央の木は梅か桜かなぁ。

旧堀田邸
平成9年から11年にかけて建物全体の修復工事を行ったそうです。

旧堀田邸
柵は場所によって形が異なります。

旧堀田邸
[座敷棟]

旧堀田邸
この屋根瓦は古い気がする。

旧堀田邸
座敷棟の二階は通常非公開。

旧堀田邸
NHKドラマ「坂の上の雲」でモックンが自転車で走り回っていた絵が浮かびます。

旧堀田邸
めっちゃ手入れされている芝。

旧堀田邸
至るところに植えられた松が綺麗です。

旧堀田邸
空がやばい程に青い。

旧堀田邸
かなり起伏の激しい庭ですな。

旧堀田邸
巨大な雪見灯籠。

旧堀田邸
木々のきちんと手入れされています。

旧堀田邸
斜面には木々が植えられ、鳥獣保護区に指定されているそうです。

旧堀田邸
[萱門(控柱付き腕木門)]

旧堀田邸
何と書いてあるのかワカランほど扁額が虫に食われていますな・・・。
「孤山餘韻」と書いてあるそうですが。


旧堀田邸
萱門の扉。
これは何の意匠だろう?


旧堀田邸
庭と邸内を仕切る竹の柵。
時代劇でよく見るやつだ。


旧堀田邸
ここは「日本歴史庭園100選」に選ばれています。

旧堀田邸
冠木門から玄関に向かうまでの砂利道は綺麗に掃き清められていました。
細部にまで手入れが行き届いている場所だなぁ~。


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【写真多用】千葉県佐倉市『旧堀田邸』は国指定重要文化財に指定されている建物です。【前編】

旧堀田邸
[旧堀田邸(旧佐倉藩主邸宅)]
千葉県佐倉市鏑木町274番地
 国の重要文化財(重文指定日:2006年(平成18年)7月5日)
開館時間:10時から16時30分(入館は16時まで)
休館日:月曜
見学は有料。


旧堀田邸
旧佐倉藩主堀田正倫が1890年(明治23年)に建造した邸宅。

旧堀田邸
伝統的な和風建築の工法と、ボルトやナットを使用した西洋建築の工法が混在しています。
見学者の入り口は右側。


image
鬼板と懸魚(げぎょ)は水流模様になっていますね。

旧堀田邸
屋根の鬼板には堀田家の家紋があしらわれています。

旧堀田邸

image
蕪懸魚(かぶらげぎょ)と六葉(ろくよう)。
水の流れる様が見事に彫られています。



旧堀田邸はNHドラマ「坂の上の雲」や、「JIN -仁-」、


松坂桃李が主演した「侍戦隊シンケンジャー」のロケなどに使われた場所ですが、


国の重要文化財に指定されており、庭園は県指定名勝になっています。


最後の佐倉藩主堀田正倫が、維新後東京から佐倉に移り住んだ邸宅で、


明治時代に建てられました。


庭は、明治期の庭師・伊藤彦右衛門によるもので、


「さくら庭園」として常時無料で開放されています。


旧堀田邸
襖を開けると正面玄関になります。

旧堀田邸
比較的新しいと思われる照明器具。

旧堀田邸
見学者入り口から入った部屋にある衣紋掛け。
ちよっと小洒落ています。


旧堀田邸
玄関だからって、こんなに衣紋掛けが必要!?
 ってぐらい部屋の両側の壁にあります。


旧堀田邸
端を見ると、後から取り付けられたのが分かります。

旧堀田邸
「桐」の釘隠し
格式の高い部屋にあしらわれています。


旧堀田邸

旧堀田邸
[玄関棟・応接の間]

旧堀田邸
竹節欄間のように何か意味のありそうな欄間ですが、今のワタクシには分かりません。

旧堀田邸
[縁側]
右手の畳廊下は11mあるそうです。


旧堀田邸
長い廊下の軒桁に掛かる丸太

旧堀田邸
平成18年(2006年)7月に国の重要文化財(建造物)に住居部5棟が指定されています。

旧堀田邸
居間棟2階部分は非公開

旧堀田邸
書斎棟は通常非公開になっています。

旧堀田邸

旧堀田邸
網代(あじろ)天井

旧堀田邸
書斎棟 (非公開)

旧堀田邸
普段非公開なだけあって、内部は凄いらしい。

旧堀田邸
非公開になっている場所は、2月11日に見学できるそうな。

旧堀田邸
[居間]
床柱は鉄刀木(たがやさん)、壁土は大阪土が用いられています。


旧堀田邸

旧堀田邸
釘隠しは「橘」。

旧堀田邸
[御寝之間]
※非公開で入室できず


旧堀田邸
襖は印度更紗などが貼ってあるそうです。

旧堀田邸
お手洗い前の手水鉢。
新しいけれど、トイレがありますよという目印なのかも。


旧堀田邸
玄関棟内側

旧堀田邸
カムロちゃんというキャラクターもあるらしい。

旧堀田邸
[客座敷]

旧堀田邸
二重菱組子の欄間

旧堀田邸
舞鶴紋様唐紙?

旧堀田邸

旧堀田邸
ここが特等席なんだそうです。

旧堀田邸
上の座布団に座ってみる庭の景色。

旧堀田邸
結構面白かったので再放送も見ている「坂の上の雲」。
このモックンは評価する。


旧堀田邸
[上ノ間と御祠堂]

旧堀田邸
現代の窓ガラスと昔の窓ガラスの見分け方は、ゆがみの有無。
古いものには気泡が入っている場合もあります。


旧堀田邸
庭は広大です。

旧堀田邸
雪隠あるところに手水あり。
ちょっと遠いけど。


旧堀田邸
湯殿に向かう廊下は天井が低くなっています。

旧堀田邸
昭和時代にはよく見た窓の鍵。
懐かしいです。


旧堀田邸
湯殿に向かう廊下の天井。
桜の木が掛けられています。


旧堀田邸

旧堀田邸
[湯殿]
明治44年に堀田家農事試験場を視察に訪れた
東宮殿下(大正天皇)休息のために増築された湯殿で、
湯に浸る風呂桶はなく、かけ湯によって入浴したそうです。



後編番外編に続く。


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静岡県熱海市『熱海梅園』の梅は二分咲きらしく、園内に彩りはほとんど無い状態です。

熱海梅園
[熱海梅園]
 熱海市梅園町8-11
 明治19年開園


熱海梅園
金曜日は1分咲きと言っていたのに、本日は2分咲きになっているらしい。

熱海梅林入口02
1月25日まで入園無料。

地図
左に行くほど山側。

熱海梅林入口03




少々暖かかったので、少しは梅が綻んだかもしれんと思い、



熱海梅園に足を運んでみました。



まだ2分咲きとのことで、本日まで入園無料。



明日から有料になるそうです。



しかし、梅が殆ど咲いていないことには変わりなく。



さて、そんなに咲いていないと言いつつも、



一枝に一輪は気の早い花があるもので、



それらを愛でて参りました。



これを見ていたら、小石川植物園に行きたくなってきたよ。



途中、「アオジ」という鳥を初めて見たのが一番の収穫だったかも。



紅冬至
[紅冬至]

八重野梅(やえやばい)
[八重野梅(やえやばい)]

八重寒紅(やえかんこう)
[八重寒紅(やえかんこう)]

八重寒紅(やえかんこう)
[八重寒紅(やえかんこう)]

冬至梅
[冬至梅]

唐梅(とうばい)
[唐梅(とうばい)]

青鵐
[青鵐(アオジ)のオス]
学名:Emberiza spodocephala
動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ホオジロ科ホオジロ属

緑色の草汁が掛かった雀かと思っていたら、違ったようですね。


鵯
[鵯(ヒヨドリ)]
学名:Hypsipetes amaurotis
スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属


謎の花
謎の花・その一。

謎の花
謎の花・その二。

謎の花
謎の花・その二、の色違い。

足湯案内
足湯の案内板が誘惑を仕掛けてまいります。

足湯効能
足湯の効能書き。
12番目の禁忌症が気になります。
温泉って誰でも入っていいものではないんですね。


足湯
しばらく入ってみましたが、結構足がスッキリ致しました。
でも、靴下を履くのに手間取った。


中山晋平記念館より
中山晋平記念館から見下ろした梅園内。
彩りがほとんどないのが分かります。


熱海梅園内
梅園内には川も流れています。
この周囲に梅が咲いていたら、さぞかし・・・。





第71回熱海梅園梅まつり
平成27年1月10日(土)~3月8日(日)
電車/JR熱海駅より伊東線利用約3分→JR来宮駅下車→徒歩約10分
バス/JR熱海駅より相の原団地行き利用約15分→梅園下車


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千代田区一ツ橋一丁目の平川橋から『皇居東御苑』に入り、北桔橋門から出てみた。

平川橋
[平川橋]
平川門前の木橋。
現在の橋は昭和63年3月31日に改架されたものです。


皇居東御苑

今ココ。

皇居東御苑

平川橋
平川橋のコンクリートの橋脚上にある箱?が気になるのですが…

平川橋
これは何かしら?

皇居東御苑
竹橋方面を望む。

平川門
[平川門]
江戸城の裏門大奥に最も近いので大奥女中達の出入りする通用門でもあり 、
御三卿(清水・一橋・田安)の登城口でもあったそうです。


平川門
瓦の造形美が見事でどこを切り取っても絵になります。

皇居東御苑
漆喰部分の形も直線だけではないという…塗るのが難しそう~

平川門
鯱ってこうやって付いているもんなんですねぇ。←口の部分

平川門
輪違いに組まれた瓦が見事です。

平川門
[梅鉢懸魚]

平川門
罪人や死人はこの橋から出されたため、不浄門と呼ばれています。
浅野内匠頭や大奥の老女(←役職)絵島も、この橋から出されました。


平川門
とても重そうな木の大戸。

平川門
門の脇の出入り口は何処に繋がっていたんだろう?
それと階段になっている意味がわからん。


平川門
今更だけれど、門扉は内側に開くんですね。
引くより押す方が門を守りやすいってことかな?


平川門
梁はかなり太く、これを支えるにはかなりの太さの門柱が必要だと感じます。
武具を着けた武士が何人二階に乗っても大丈夫って気がしますね。


平川門
内側脇にも出入り口が。
これは二階の見張り用でしょうか。


平川門
内側から見た門。

平川門

皇居東御苑
Tの字に配された石垣は、力学的にはどういう働きがあるんだろう?

皇居東御苑
細かく積まれた石垣。

皇居東御苑
門を入ってからは、ゆるやかな坂道を上がっていきます。

皇居東御苑
なるほど、直ぐに梅林に行ける門だったんですね。
右手に行くと大奥方面。


皇居東御苑
石垣の上には真っ赤に彩られた紅葉がありました。

皇居東御苑
皇居東御苑
ミツマタ
[ミツマタ]

タチバナ
[タチバナ]

皇居東御苑
大奥があった辺り。
ビル群は大手町方面。


北桔橋門
[北桔橋門(きたはねばしもん)]
内側


皇居東御苑
[北桔橋門(きたはねばしもん)]
外側
重要地点にあるため濠は深く、石垣は最も堅固になっています。


皇居東御苑
石垣のカーブって、ほんと優美ですよね。

皇居東御苑
[平川濠]
この先が平川門


北桔橋門


平川門が不浄門だったということを初めて認識したワタクシ。

平川門を使って皇居東御苑に入るのも初めてです。

チラリと入ってサラリと出たい時には便利ですね。

平川橋は、再建されてはいますが、姿は昔のままなんだそうです。

ちょっと大奥女中気分を妄想してみたり。

もちろん、“不浄”という言葉に敏感なワタクシは、

別の橋を使って出たのでした。


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紫陽花を見るために皇居東御苑に行って花菖蒲を見て来た。

大手門
[大手門]
入園は無料です。
月曜と金曜は休園です。


大手門
棟部分の瓦の組み方が綺麗ですね。

大手門
ここの鬼板は菊の御紋なんですね。

皇居東御苑 石垣
膨れが出てきている石垣。

百人番所
[百人番所]
大手町方面は霧になっていますね。


百人番所
懸魚は銅版なのかな。

百人番所
ここの鬼板は葵の御紋です。

大手町方面
めっちゃ霧が出ている大手町方面。

紫陽花

ホタルブクロ
[ホタルブクロ]

亀甲竹
[亀甲竹]

キンメイモウソウ
[キンメイモウソウ]

チャノキ
[茶畑]

チャノキ

タイサンボク
[タイサンボク(泰山木)]
学名:Magnolia grandiflora
モクレン科の常緑高木。


サンショウバラ
[サンショウバラ]

アサザ
[アサザ]


紫陽花を見に行ったのに、六義園ほどは見られませんでした。

代わりに、二の丸庭園の菖蒲田で花盛りだったのは、花菖蒲でした。

菖蒲田にかかる狭い橋の上は、ご高齢の見学者でいっぱいで、

エライことになっていました。

今、日本で一番元気なのは、この御歳頃の方々かもしれん。

とりあえず、遠巻きに花を愛でておりました。

望遠のカメラで良かったよ。

花菖蒲も雨が似合う花ですね。

なんだか花弁が犬の耳みたいにたるたるで、

色取り取りののワンコの園に居るみたいでした。

ワタクシ、もしかして、犬を飼いたいのかな?

花菖蒲
花菖蒲
花菖蒲
花菖蒲
花菖蒲

鳳凰冠
[鳳凰冠]

鶴の毛衣
[鶴の毛衣]


6月19日には、皇居東御苑でランチタイムコンサート(皇宮警察音楽隊)があるそうです。

曲目は「Let it go」ですって。

ちょっと聴いてみたい気もするけど、

木曜日のお昼時だから無理だな。


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六義園で紫陽花が咲き始めていたよ 2014。

六義園
[六義園(りくぎえん)]
徳川五代将軍・徳川綱吉の側用人である柳沢吉保が
自らの下屋敷として造営した大名庭園。
設計は柳沢本人によるものと伝えられている。
明治の初年には三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎が六義園を購入。
維新後荒れたままになっていた庭園に整備が施された。


六義園
霧雨でもやっている空。

六義園
遠くから見ると綺麗な「さつき」。

さつき
見頃は終わりかけでした。

六義園
石が配されている辺り、気遣いのある道って感じ。

六義園
[滝]

六義園
滝見茶屋に至る踏み石。
雨の日はヤバイです。


ムラサキシキブ
ムラサキシキブ
[ムラサキシキブ(紫式部)]
学名:Callicarpa japonica
シソ科の落葉低木。


シモツケ
[シモツケ(下野)]
学名:Spiraea japonica
バラ科シモツケ属の落葉低木。
和名は下野(栃木)に由来。


七段花
[七段花]

深山八重紫
[深山八重紫]

黒軸
[黒軸]

紅やま
[紅やま]

白鳥
[白鳥]

紫陽花
本紫陽花系
ガクアジサイ
紫陽花(八重)
本紫陽花系
紫陽花

かも
最近お約束になりつつある、池の鴨。
凛々しい姿ですなぁ。


六義園に行って来ました。

紫陽花を見るのが目的です。

本当は栃木・真岡の「門前びわ市」に行きたかったのですが、

朝から雨か降り続き、テンションも上がらない為、

紫陽花を見に行くことに決めました。

やはりこの時期、雨の日に一番楽しめるのは紫陽花ですよね。

昼に向かって、園内はご高齢の団体客で賑わっていきます。

その団体客の固まりを縫うように進みつつ、園内を堪能して参りました。

ちなみに雨であろうとなかろうと、紫陽花の周囲は蚊が大発生。

ゆえにアームカバーと、首まわりをガードする綿ストールと、

足元をガードすべくハイソックスを着用しておりました。

これからの蚊大発生シーズンには、これ、必須だと思うの。

園内散策中に、皇居にも行きたくなり、

最後はショートカットで園を後にしたワタクシです。



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文京区本郷2丁目『東京都水道歴史館』と『本郷給水所公苑』を見学してきた。

東京都水道歴史館
[東京都水道歴史館]
京都文京区本郷2丁目7-1
9:30~17:00(入館は午後4時30分まで)
入館料:無料

江戸時代の上水と人々の関わり、近代水道のあゆみを展示してあります。


東京都水道歴史館
各区内に災害時の給水拠点があるのだと本日初めて知りました。
ウチから一番近いのはココかも。


東京都水道歴史館
[村山貯水池にある取水塔を実物大で再現したもの]
二階が江戸、一階が近代の上水に関するものを展示してあります。


東京都水道歴史館
[角型木樋]
昭和44年に、JR東京駅地下から出土した木樋だそうです。


東京都水道歴史館
ここを上水が流れるわけですな。
腐らないところが凄いな。
継ぎ目がないから、木をくり貫いているのかしら?
と思いきや、継ぎ目がある木樋もありました。


東京都水道歴史館
[継手]
木樋と木樋を繋ぐ継ぎ手です。


東京都水道歴史館

東京都水道歴史館
[•神田上水・御茶ノ水の懸樋]

東京都水道歴史館
木樋の配置はこんな感じらしい。

東京都水道歴史館
[御茶ノ水に掛かっていた木樋]

御茶ノ水駅
[現在の御茶ノ水駅]

東京都水道歴史館
[上水井戸]
発掘されたものなんだそうな。


東京都水道歴史館
長屋の前にあるのが下水溝と木の蓋。

東京都水道歴史館
[長屋の上水井戸端]
よく考えられた造りだなぁと感心致しました。


東京都水道歴史館
上水井戸から水を汲み上げる桶の仕組みにちょっと感動。

東京都水道歴史館
昭和の頃にワタクシもこういうドブ板を見た気がする。

東京都水道歴史館

東京都水道歴史館
[左から水圧計、消火栓、共用栓]

東京都水道歴史館

東京都水道歴史館
[ろ過層模型]
毎度、この仕組みを記憶して、どこかで使えないかと考えているワタクシ。
「王家の紋章」の初めの頃の話でも見たな。


東京都水道歴史館
[馬水槽]
新宿に本物があるらしいです。


東京都水道歴史館
高くて広い部分が牛馬用。

東京都水道歴史館

東京都水道歴史館
下の低い部分が犬猫用です。

東京都水道歴史館
[鋳鉄管]

神田上水石樋
[神田上水石樋]
石樋が一部移築・復元して展示してあります。


本郷給水所公苑
[本郷給水所公苑]
本郷給水所の上部の人工地盤上に造成された公苑。


本郷給水所公苑
意外に広いバラ園。

フォイエルツァイバー
[フォイエルツァイバー]

ゴールデンボーダー
[ゴールデンボーダー]

ユリイカ
[ユリイカ]

クイーンマザー
[クイーンマザー]

アイスバーグ
[アイスバーグ]

フロリードール
[フロリードール]




大江戸線のどこぞの駅でポスターを見て、行こうと思っておりましたが、



本日、午後にちょっくら散歩がてら向かうことに。



意外にも館内には人が居て、しかもそれは男女のカップル。←死語?



ここってデートスポットなの?



渋いな・・・。



受付で無料の音声ガイダンスを借り、二階から見学です。



考えたことが無かったわ、江戸時代の上水について。



凄いな、江戸の土木技術って。



いろいろと感心致しましたし、勉強にもなりました。



それにしても、日本人ほど木材をあらゆる場所で活用する国民は居ないのではないかしら。



そして、木材の万能さにも恐れ入りました。



今度は下水の勉強ができる場所に行きたいなぁ。



近々、どこぞにある水再生センターを訪れようと思います。



たぶんね。




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文京区千駄木『旧安田楠雄邸庭園(東京都指定名勝)』は靴下を着用していないと入ることが出来ない日本ナショナルトラスト所有の見応えのある建物です。

旧安田楠雄邸庭園
[旧安田楠雄邸庭園]
入館料:500円
日本ナショナルトラスト会員,大人の休日倶楽部,
JAFカード会員,Bーぐる一日乗車券購入者には優待有。
毎週水曜日・土曜日10:30~16:00(入館は15:00まで)
靴下着用のこと(素足で畳の上を歩くと傷みが早くなるのと汚れるため)


大正8年(1919)に豊島園の創始者である実業家の藤田好三郎氏が建て、

関東大震災のあった大正12年に安田財閥の創始者・安田善次郎氏の娘婿善四郎氏が購入。

昭和12年に長男楠雄氏が相続し、平成8年までは安田家の人々が住まわれていた建物が、

『旧安田楠雄邸庭園(東京都指定名勝)』です。

その後、日本ナショナルトラストに寄贈され、平成19年から一般公開を開始しています。

関東大震災・第2次世界大戦の被災を免れた、しっかりとした造りの建物で、

現在の清水建設が建てたのだそうです。

旧安田楠雄邸庭園
門は平成に改修されたもの。

旧安田楠雄邸庭園
玄関脇に受付コーナーがあります。
ここで500円支払うと、下足と荷物の番号札を渡されます。
玄関を入ったところで、靴と荷物を預けるシステム
荷物から貴重品を出すと、和風の巾着を渡され、
それに入れてボランティアガイドの指示を待ちます。
畳を傷つけるので、ズボンの裾は折り返して


旧安田楠雄邸庭園
[懸魚(げぎょ)]

旧安田楠雄邸庭園
しっかりとした造りですねぇ。
綺麗です。


旧安田楠雄邸庭園
平成22年度から4か年計画で庭園の整備が行われており、庭には入れません。

旧安田楠雄邸庭園
[玄関の照明]
照明の80%程度が建築当時のまま残っているそうです。


旧安田楠雄邸庭園
藤田家の家紋が下がり藤だということで、玄関の襖には下がり藤が描かれています。

旧安田楠雄邸庭園
[玄関脇にある電話]
平成に入っても住まわれていたのに、残っているのが凄いですね。


旧安田楠雄邸庭園
[廊下の照明]

旧安田楠雄邸庭園
[洋風の応接室]
何から何まで見応えあり過ぎです。
天井の漆喰装飾の見事なこと。
これは平成に入って回収されたそうです。
どの職人さんの手なのかな?


旧安田楠雄邸庭園
[暖炉の上の照明]

旧安田楠雄邸庭園
[暖炉の脇の彫刻]
胡桃の木を使っているのでリスを彫ってあるのだとか。


旧安田楠雄邸庭園
[応接室天井の照明]

旧安田楠雄邸庭園
これは藤田氏の持ち物に彫られたものだと聴いた気がする。

image
窓に掛かるカーテンは当時のまま。
内側の緞帳は龍村工芸織物製。


旧安田楠雄邸庭園
土壁が掃除で傷まないように張られた和紙。
なるほどなぁ~と、
昔の我家の子供部屋が土壁だったことを思い出して感心した次第です。


旧安田楠雄邸庭園
[サンルーム]
応接間に面しています。
ガラスの使用量がハンパないです。


旧安田楠雄邸庭園
ガラスも照明も建設当時のまま。

旧安田楠雄邸庭園
廊下の天井材の木目がとても綺麗。

旧安田楠雄邸庭園
[一階廊下]
建物を建てた藤田氏は普請道楽だったようで、
当時高価だったガラスをふんだんに使用しています。
関東大震災でもこのガラスが割れなかったとは驚きです。


旧安田楠雄邸庭園
ギザギサに入り組んだ廊下の先にあるのが家族の茶の間(右手)。

旧安田楠雄邸庭園
この先が家族が使用する茶の間です。
右手にあるのが残月の間。

旧安田楠雄邸庭園
[残月の間 床の間]
この部屋は今は採れない国産の栂が使われているそうです。


旧安田楠雄邸庭園
引き手の部分は鹿皮。
こんな引き手、初めて見ましたわ。


旧安田楠雄邸庭園
[残月の間の照明]
家の中で一番凝っている照明で、紐の中を電気の線が走っているそうです。


旧安田楠雄邸庭園
[最高級の備後畳]
踏み心地がふわふわです。
最高級の畳は磨耗で毛羽立たないのだとか。


旧安田楠雄邸庭園
可憐な感じの照明。
花みたいですね。


旧安田楠雄邸庭園
右が茶の間。
縁側の石が凄いな。


旧安田楠雄邸庭園
開口部の螺子式の鍵。
懐かしいなぁ~


旧安田楠雄邸庭園
縁側の下に注目!!

旧安田楠雄邸庭園
[石張りの防空壕写真]
残月の間の広縁の畳を上げると、その下に階段があり、
防空壕に下りることができるそうです。
※年に2回公開されるらしい


旧安田楠雄邸庭園
[家族の生活空間である茶の間]
いろいろ仕掛けがある部屋です。
面白いので写真はupしません。
実際に目で見て下さい。


旧安田楠雄邸庭園
襖の枠は上花塗り(漆塗り)

旧安田楠雄邸庭園
天窓があり、陽の降り注ぐ台所。
基礎は当時かなり高価だったコンクリートなんだそうです。
台所は昔は土間だったのですが、後に板張りになりました。
またこれは、日本初の(アイランド型)システムキッチンだとか。


旧安田楠雄邸庭園
ガラスの棒が張られた布巾掛け。
このガラスの棒は作るのが難しく、
もし粗相があって付け替えるとなると一本数十万するそうです。


旧安田楠雄邸庭園
ブタの蚊取り線香入れが存在感ありすぎ(笑)。

旧安田楠雄邸庭園
ガラス張りの天井。
自然の光が降り注き、とても明るい台所になっています。


旧安田楠雄邸庭園
[家族の浴室]
扉がありますが、使用人がここから入って掃除をするのだとか。
シンプルなタイル張りですね。
浴室手前には奥方の髪を洗う為だけの流し台があります。
鬢付け油を使っていた為、その油を流す為に分けられていたそうです。


旧安田楠雄邸庭園
お湯の出る蛇口もあります。

旧安田楠雄邸庭園
[二階への階段]

旧安田楠雄邸庭園
[二階 予備室]

旧安田楠雄邸庭園
ここの家の襖は一つを除いて、どれもシンプルなものでした。

旧安田楠雄邸庭園
[二階客間]
違い棚の側面にも彫が見られます。


旧安田楠雄邸庭園
山桜が描かれた天袋。

旧安田楠雄邸庭園
レプリカの照明。

旧安田楠雄邸庭園
こちらは当時のままの照明。

旧安田楠雄邸庭園
[付書院]

旧安田楠雄邸庭園
[付書院欄間]
素晴らしい細工で見惚れました。
近くで見ることが出来ないのが残念。


旧安田楠雄邸庭園
[二階の廊下]

旧安田楠雄邸庭園
[客間]
床柱で最も格式の高いとされるものは四方柾。
どの面を見ても柾目になるように挽かれた柱がここでは使われています。

旧安田楠雄邸庭園
[床の間に飾られた香炉]

旧安田楠雄邸庭園
[二階次の間]


偶然に発見した建物ですが、もの凄く見応えのあるものでした。

ただし、ボランティアガイドの案内で複数人で回るため、結構時間が掛かります。

逆に、もっと観たいと思っても、どんどん先に進みます。

でも、一見の価値は十二分にあり。

かなり気に入りましたので、季節毎に訪れたいと思います。

庭に大きなシダレザクラがあったので、

花の頃は綺麗だったろうなぁと残念に思いました。

また来年ですね。

とても良いものを観て、今日は大きな収穫でした。

幸せじゃ。


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栃木県日光市「日光田母沢御用邸」のシダレザクラの開花に合わせて皇后御学問所が5月6日まで特別公開中。【壱】

日光田母沢御用邸
【日光田母沢御用邸】
栃木県日光市本町8-27
開園時間:4月~10月:午前9時~午後5時00分(受付は4時まで)
 11月~3月:午前9時~午後4時30分(受付は4時まで)
休園:毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)及び年末年始(12/29~1/1)
入園料:510円


日光田母沢御用邸

日光田母沢御用邸

日光田母沢御用邸
[懸魚(げぎょ)]
破風板の下に装飾を目的として付けられる彫刻を施した板のこと。
棟木(むなぎ)や桁 (けた)を隠す飾板。
最近のワタクシが興味を持って見ている箇所です。


日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸

日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
何の開口部かが不明で、すごく興味が湧く扉の数々。

日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
御用邸内を流れる清水沿いに咲く水芭蕉(ミズバショウ)

日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸
[皇后御学問所脇のシダレザクラ]
樹齢は350年~400年以上


日光田母沢御用邸
日光田母沢御用邸防空壕入口跡
防空壕があるってことは、この地も空爆があったのかな・・・



長らく訪れたいと思っていたのが『日光田母沢御用邸』。


日光出身で明治時代の銀行家・小林年保の別邸に、


赤坂にある旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部を移築し、


残りを新築して、明治32年(1899)に大正天皇のご静養地として造営された建築物。


当時、皇太子だった大正天皇が疎開した場所でもあるようです。


昭和22年(1947)に廃止。


栃木県により3年の歳月をかけて修復・整備され、


平成12年(2000)に記念公園として開放されました。


国の重要文化財です。


ここは桜が有名らしく、この日は満開になっておりました。


ホームページを見たら、この土日が見頃だったんだそうな。


なんてラッキーなんだ。


しかし、よく考えたら、ワタクシはそれほど桜に興味が無いのでした。


たぶん、ワタクシの母が見たら何かしらの感想を述べるんだろうなぁ。


ちなみにワタクシの感想は、


「ほほぅ・・・・・・」


でした。


どちらかと言えば、邸内の建具を見るほうがテンションがあがる。


ってことで、内部の様子は【弐】にて。


つづく。



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東京国立博物館「春の庭園開放」で名残りの桜を見てスタンプラリーに参加してきた。

東京国立博物館
[東京国立博物館 春の庭園開放]
期間:2014年3月8日~4月13日
9:30~17:00
土・日・祝は~18:00
(最終入館は閉館の30分前まで)


桜
木よりも地面に多い桜の花びら

東京国立博物館
池側から一度本館を見たいと思っていたんですの。

東京国立博物館
同じく、テラスに立ってみたいと思っていたんですの。

桜
散らずに幹で頑張っている桜の花弁と葉

東京国立博物館
[春草廬(しゅんそうろ)]

東京国立博物館
[九条館]
東京赤坂の九条公爵邸から移築された木造瓦葺き平屋建て。


東京国立博物館
狩野派による著色山水図が床張付(とこはりつけ)に描かれています。
欄間は花梨の一枚板で、藤花菱(ふじはなびし)を透彫。


東京国立博物館
[平成館前のシダレザクラ]




これまた行きたいと思っていた東京国立博物館の「春の庭園開放」に行って参りました。



着いたのが午前中の早い時間だったもんで、人はそれほど多くは無かったのですが、



時間と共に、続々増えていく庭園内の人口。



サクサクッと見て、サクサクっと本館内に退避致しました。



偶然にもスタンプラリーが開催中だったもんで、勿論、参加。



缶バッジが貰えるんですってー。



さくらスタンプラリー
[さくらスタンプラリー]
桜の作品をめぐるスタンプラリー開催中。
5つ揃ったらオリジナル缶バッジがもらえます。


さくらスタンプラリー
[如意輪観音菩薩坐像]
他に桜もあったので、計2種類っぽい。




ホント、桜の季節も終わりですなぁ。



次はツツジとサツキか。



そして紫陽花。



出かけるのに丁度良い季節の到来。



っつーことで、東博を後にして、日本橋に向かうワタクシなのでした。




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通常非公開「浅草寺 伝法院」の小堀遠州作と云われる庭園が特別公開中。

伝法院庭園
【金龍山 浅草寺「大絵馬寺宝展と庭園拝観」】
開催期間:2014年3月14日~5月7日
入場時間 10:00~16:00
拝観料300円


伝法院庭園
伝法院(でんぽういん)庭園内から五重塔とスカイツリーを望む

伝法院庭園

伝法院庭園
桜は終わっておりましたが・・・

馬酔木
あせび(馬酔木)が咲いておりました。

伝法院庭園
[大書院]

伝法院庭園
この照明器具、いいなぁ。

シダレザクラ
シダレザクラも散ってしまって不完全な花の形に。

カジイチゴ
でも、カジイチゴ(梶苺)は満開でした。

伝法院庭園
不思議とマッチした五重塔とスカイツリー。
形が似ているからかな?


乙女
誰が置いたか、水鉢に「乙女」らしき椿が浮かんでいました。




贅沢にも、今日はオフ。



先週に「有給を取るぞ」と宣言していたので、すんなり休むことが出来ました。



先月は殆ど休みを取らなかったもんで。



で、行きたいと思っていた「伝法院庭園」に行って参りました。



浅草という土地柄、混むであろうと想定し、朝一番に入りました。



帰る頃には混んでいたので、これは正解でした。



園内の桜は既に終わっており、それほど青々した新緑でもなく、



ちょっと中途半端な感じ。



それでも、「普段は入れないところに入るのが好き」なワタクシとしては、



ちょっとした達成感を味わえました。



本当は今日が最終日の皇居「乾通り」の特別公開を観たかったのですが、



昨晩のニュースで見た人ごみに気分が萎え、諦めました。



桜も終わっていることだろうしと、自分を納得させてみたり。



まあ、そんなこんなで「伝法院庭園」。



見事にワタクシぐらいの年齢の人は居ませんでした(笑)。



ああ、平日だぁ~、という実感がこみ上げ、



ちょっとした罪悪感が芽生えてみたり。



罪悪感ついでに、思いっきり一日を満喫しようと心に決め、



上野に向かったワタクシです。




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神奈川県小田原市『清閑亭(せいかんてい)』は黒田長政から数えて13代目の当主である黒田長成侯爵の別邸だったんですって。

清閑亭
【清閑亭(せいかんてい)】
黒田長成(元貴族院副議長)の別荘として明治末期から大正初期に建造。
敷地が国の史跡(小田原城跡の一部)、母屋が国の登録有形文化財となっている。
※この日は工事中(休み)だったようで、四方に足場が組まれていました


清閑亭
平家部分は造営当初のものとされ関東大震災をくぐりぬけたとか。

清閑亭
ピカピカの雨樋(高価)
足場を組んでいる理由はこれかもしれん。


清閑亭
取りは外したと見られる塩ビ製の雨樋(安価)



実は、スタンプラリーに参加しておりまして、


景品交換場所の一つがここだった為、立ち寄って参りました。


スタンプラリーの景品
[小田原邸園スタンプラリーの台紙とその記念品]



足場が組まれていた為、全景が分からず、かなりガッカリ致しました。


良いところらしいんだけどなぁ・・・。


カフェもあるのですが、どこにも従業員らしき方が居られず、


これまた断念致しました。


次に小田原に来ることがあれば、リベンジしたいと思います。


多分ね。



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神奈川県小田原市『松永記念館』は上に行くほど良い景色です。

松永記念館
珍しい土塀が敷地を囲っております。

松永記念館

松永記念館
【小田原市郷土文化館分館 松永記念館】
神奈川県小田原市板橋941-1
開館時間 9:00~17:00
※一部建物を除き無料

松永記念館
現在の9電力体制を作った「電力王」「電力の鬼」と呼ばれた
故・松永安左エ門の自宅庭に建てられた記念館。


南天
実が零れ落ちないようにビニール袋が掛けられた園内の南天。

松永記念館
「老欅荘(ろうきょそう)」に向かう階段。
手前に大きな欅があります。


松永記念館
崩れた土塀。
修繕できないのかな?


松永記念館
[老欅荘(ろうきょそう)入口]
国登録有形文化財
号を耳庵(じあん)と証した茶人でもある主の居宅として数奇屋建築の意匠が各所で見られます。
ああ、国の登録を受けているから無闇に土塀を修理できないのか。



古稀庵』を見終わって、さて何処に行こうかしらと考えた結果、


一番近くにある『松永記念館』にやって参りました。


始めはがらがらだったものの、展示物(有料)を見ている間に、園内はだだ混みに。


団体さんがこの辺りを回っているようですね。


皆さん、園内でお弁当を食べて居られました。


ベンチが至る所に置いてあるのは、そのためだったのか。


さて、園内。


見所は『老欅荘』です。


立派な欅が赤く染まっていて、それは見事。


その『老欅荘』横には不思議な空き地があるのですが、


これは堺の大茶人今井宗久ゆかりの茶室と言われていた茶室があった場所だそうで、


今、その茶室は、大阪府堺市の博物館に移築されているそうです。


えらい距離を運んだんですね。


っつーか、そのまま置いておかなかったのは何故だろう?


勿体無い。


それはそうと、『老欅荘』から見る景色はとても心落ち着くものでした。


自分が坂を上り下りしなくてすむ身分と年齢になったら、


坂道の上に住むのも良いなぁ。


などと考えつつ、ぼーっと紅葉を眺めていたワタクシなのでした。



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神奈川県小田原市『古稀庵』は政治家・山縣有朋の別荘だったところ。

古稀庵
【古稀庵(こきあん)】
神奈川県小田原市板橋827番地
※日曜日のみ入園可能
「自然主義的庭園」の形式を京都別邸・無鄰菴に続いて採ったとされている庭園が見られる。


古稀庵
入館料は100円(セルフサービス)。
立ち入り可能な場所はそれほど大きくはありません。


古稀庵
現在は、同社の後身であるあいおいニッセイ同和損害保険の小田原研修所となっています。

古稀庵
水源として荻窪用水の水を板橋に隣接する風祭から取水し、
その水を古稀庵まで送水するという、
総延長約1,300mに及ぶ私設の水道を引いています。


古稀庵

古稀庵
庭園内を蛇行して流れる人工の小川。

古稀庵
滝も数箇所あり、それぞれに名前があるようです。

古稀庵

古稀庵
どういう原理で「滲み]出しているのか興味深い滝。

古稀庵
紅葉も見頃でした。

古稀庵

紅葉




東京・目白の椿山荘や京都の無鄰菴と共に、近代日本庭園の傑作との評価もある『古稀庵』。



日曜日しか一般公開していない場所ということで、



ちょっくら小田原に行ってまいりました。



新宿から小田急の急行で約2時間。



微妙な距離ですな。



最寄駅から坂道を登って、『古稀庵』に到着しましたが、



オープンとほぼ当時だったもんで、園内は貸切状態でした。



内容は、正直、ちょっとがっかり。



見られる庭園の規模が小さくて、



「山縣有朋公爵の名園」だと念じないと、一般家庭の庭と思ってしまいそうです。



だから100円なのかも。



その後、次から次へと団体様が押し寄せて来て、



園内の道をすれ違うのも大変な有様でした。



やはり庭園は早朝に行くに限る。



大倉喜八郎別邸跡
[大倉喜八郎別邸跡]
大倉喜八郎は「大倉土木組(のちの大成建設)」の創業者。
財閥として男爵の称号を得ました。
※一般公開はしていないそうです


紅葉
外から覗うに廃墟じみた邸内へのアプローチ。
こんなに綺麗な紅葉が見られるのに勿体無いなぁ。


案内板
[案内板]
本当に別荘地だったんだなぁと思える濃い内容です。


竹の小径
[竹の小径]
この小径を抜けると「」松永記念館に辿り着きます。


マンホール
小田原を表したマンホールの蓋。
人の顔がちょっとコワイです。
って、これ、褌一丁なんですかね?



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第7回都立庭園紅葉めぐりスタンプラリーで貰える「都立庭園カレンダー」を貰ってきた。

都立庭園カレンダー
[都立庭園カレンダー2014]
第7回都立庭園紅葉めぐりスタンプラリーで貰えます
※ただし先着10,000名限定


都立庭園カレンダー
花の見頃の時期と場所が記された便利なカレンダーです。



都立9庭園の中から5庭園をめぐって庭園スタンプを集めると貰えるのが上のカレンダー。


10月26日から12月8日までのイベントですが、


ぼちぼち残りわずかになっているようです。


って、ワタクシの狙いはSuicaペンギンスポーツタオルだけどな。


六義園
【六義園(りくぎえん)】
[紅葉と大名庭園のライトアップ11/22~12/8]
期間中の開園時間は21時まで(最終入園は20時30分)
東京都文京区本駒込六丁目
JR山手線・東京メトロ南北線 駒込駅 下車 徒歩7分


旧古河庭園
【旧古河庭園(きゅうふるかわていえん)】
東京都北区西ケ原1丁目27
東京メトロ南北線 西ヶ原駅下車 徒歩7分
※六義園とセットになったチケットがあり,それを利用すると50円安くなります。


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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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