sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

☆箱根@壱景

箱根町二ノ平『箱根小涌園 天悠』は若者に人気のホテルなのか。

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全国旅行支援「いざ、神奈川!」割引を利用して

『箱根小涌園 天悠』にやって参りました。

強羅駅からホテルの巡回シャトルバスがあるのですが、

13:45より30分毎なもんで今回は使えない。

ゆえに小田原駅からバスで最寄りバス停まで移動しました。

まあ、それはそれとして、ホテルは中国や韓国からの旅行客が多く、

国内の旅行者は若者が圧倒的に多い。

我々のような全国旅行支援の利用者も多そうでした。

客室のベランダにお風呂があるのが売りらしく、

その構造が大変気になりつつ利用しまくるワタクシ。

おかげさまで温泉入浴を満喫することができました。

しかし逆に、温泉に飢えていたことに気付かされたため、

近日中に何らかの温泉施設に向かいたいと切望しております。

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夕食は部屋食(お弁当)です。
COVID-19予防の観点からスタッフは部屋に立ち入らないんですって。

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ちらしずしなどに(いらんのに)魚卵が乗りまくっているもんで、
全て母に食べて貰いました。

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夜はライトアップもしておりまして、
若者たちがいい雰囲気で散策しているのが見えました。

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部屋から見た月。
先日今年最後の撮影と言っていたのに撮っちゃいました。

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朝食はビュッフェスタイル。
盛り盛りで頂きます。

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旅行支援に付くクーポンの使い道に困ったため、
ホテルの売店で無難な梅干しと交換しておきました。
持ち帰りが重くなった。

もう一度泊まりたいかと泊まれると否ですが、

たまにはこういう大型ホテルも面白いなと思いました。

若者だらけだと、早朝の大浴場が貸し切り状態になるんですね。

その点がとても良かったです。

来年も旅行支援があるのなら、やっぱり温泉に行きたいなぁ。





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【箱根小涌園 天悠】

神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
客室数:150室(露天風呂付客室120室/露天風呂付最上客室24室/露天風呂付特別客室6室)
レストラン:3ヶ所(館内1ヶ所、敷地内に2ヶ所)他、館内にバーラウンジ1ヶ所
大浴場:2ヶ所(各所内湯・露天風呂・サウナ付き/男女入替制)
https://www.ten-yu.com/
https://www.instagram.com/hakonetenyu/


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箱根町小涌谷『三河屋 cafe』を利用して国登録有形文化財の建物の一部を愛でる。

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明治16年(1883)年創業の三河屋旅館は、孫文や画家の竹久夢二、歌人の与謝野晶子など、多くの文人墨客が宿泊した箱根で指折りの老舗旅館でしたが、令和2年(2020年)春に閉業。
その後、藤田観光が取得し、2020年の秋から開業しています。

建物の外観はそのままに、内サッシを入れて断熱・防音効果を高め、水回りの改修するなどの改修工事が行われたほか、高齢者や外国人に使いやすいベッドスタイルに変更。名物料理の提供なども行われているそうです。

藤田観光が継承したことにより新たにカフェの営業が始まったと知り、大正13年(1924年)頃に建てられた国登録有形文化財に指定されている本館観たさに行ってまいりました。

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三河屋旅館本館(松竹館)
登録有形文化財(建造物)
2011年10月28日 登録(平成23年)

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正面ではなく、右側が入り口になっています。

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玄関は木と漆喰に囲まれた落ち着く空間。

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重厚な玄関の横にある宿の受付と売店。

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文化財プレートは入り口右手の壁の下側にありました。

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こちらが洋間を利用したカフェ。

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外から見るとこの部分になります。

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正面にさえぎる物がないためロケーションが宜しい。

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漆喰は塗り替えられていますが、
モールディングなどは当時の意匠のままだと思われます。

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見晴らしはこの角の席が良さそう。

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メニューはそれほどありませんが休憩するにはちょうど良い。

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コースターはこんな感じ。

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宿のパンフレットと同じ絵が使われているんですね。

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日替わりの洋菓子セットにしました。

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内容はこんな感じ。

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珈琲を淹れて貰っている間に少しだけ見学させて頂きました。

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ちょっと見るだけでも凝った造りなのが分かります。

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昔は貴賓用玄関だったと思われるスペース。

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唐破風下の開口部に椅子が置かれています。

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ちなみに懸魚は破損したままでした。
鶴が彫られていたのかな?

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資料室は、かなり凝った面白い造りになっています。

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この資料室入り口の天井には採光用のガラスが填めてあります。
絵が見えますね。

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鴛鴦かな?

宿泊すれば色んな発見がありそうな建物なので泊まってみたいけれど、エントランスまでの階段を荷物を抱えて登るのが大変そう。もしかしたらエレベーターがあったのかな?
チャンスがあれば内部を観てみたいです。

そして文化財カフェについては、メニューの充実など、今後の発展に期待しています。

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天気が良いので山の稜線が綺麗に見えていました。


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【三河屋 cafe】
三河屋旅館本館(みかわやりょかんほんかん)

神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷503 三河屋旅館
営業時間 11:00〜15:00(L.O.14:00)
https://www.hakonekowakien-mikawaya.jp/


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箱根町小涌谷『岡田美術館』の特別展が見応え十分で入館料を安く感じる(WEB割引券利用)。

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2022年12月18日まで特別展「花鳥風月 名画で見る日本の四季」を開催している『岡田美術館』。

春夏編から始まり、現在は秋冬編になっておりまして、

前期は春夏編で、伊藤若冲、速水御舟、田中一村などの作品を、

後期は秋冬編で、尾形光琳、喜多川歌麿、菱田春草などの作品を目玉として

日本の絵画を中心に、陶磁や漆工などの工芸品を前・後期合わせて約100件展示しています。

館内に学芸員はほぼ居ないためか、展示室に持ち込めないものが複数あります。

スマホやカメラもそのうちの一つ。

入口のロッカーに預けることになりますが、

チケット売り場に立つ前に荷物を預けることになるので

下記リンクの「ご利用案内」にあるWEB割引を先に提示する方が良いかもしれません。

入館料2,800円が2,600円に割り引かれます。



意外とお高い印象を受ける入館料ですが、利用後はこれが安いと感じました。

展示数がとても多いですし、展示品も良いものが多く見応えがある。

葛飾北斎(画狂老人卍)が88歳の時に書いた「雪中鴉図(せっちゅうからすず)」と

伊藤若冲の「雪中雄鶏図」は、かなり印象に残りました。

これだけでも見る価値があったと感じたほどに。

逆の意味で記憶に残ったのが、埴輪。

トーハクで国宝を見た後だったので若干の物足りなさを感じました。

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岡田美術館は明治時代のホテル「開化亭」の跡地に5階建てで建設されており、

かなり広い敷地の中に多くの美術品が展示されています。

建物の建材や設備などもかなり費用をかけていると見受けられるもので、

オーナーがどのような人物なのかかなり気になりました。

(Wikipediaの記事はコチラ

この特別展が一部ということは、収蔵品数は如何ばかりか。

何はともあれ、展示内容が多種多様な感じがして、面白い特別展でした。




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【岡田美術館】

神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:12月31日、1月1日、展示替期間
https://www.okada-museum.com/
https://twitter.com/okada_museum


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箱根町小涌谷『開化亭』は豆アジ天うどんが名物らしい。

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美術館に入ってしまうと当分出て来れなくなってしまうため、

美術館の裏にある『開化亭』で先にランチを摂ることにしました。

メニューはそれほど多くは無く、今は饂飩しかないっぽい。

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お弁当が休止中なのではないかと推察。違うかもしれんけど。

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ドリンク類は割と充実しています。

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ワタクシが選んだ「豆アジ天うどん」+温泉たまご。
温泉たまごは母の分だけという気持ちで注文したのですが、
両方に付いてきました。+100円だった気がする。

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だぁーれも居ない室内。とても静かです。

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食べている時のロケーションはこんな感じ。

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豆アジ天が柔らかくて最高に美味しかったです。

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小鉢も付いている。

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母が選んだキノコうどん。

饂飩のコシが強くてなかなか美味しかったです。

出汁もワタクシには丁度良かったし。

飲み干さなかったけれども。

夜にガッツリ食べる予定がある時は、

消化の良さそうな饂飩が良いですな、と思ってみたり。

足湯で再訪することがあれば、こちらも再訪したいと思います。

ってか、再び鰺フライの波がワタクシを襲っております。

明日は鰺がガッツリ食べられるところを探そうかな。

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ベンチに座って空を見上げるの図。爽やかで良い天気でした。


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【開化亭(かいかてい)】

神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1 岡田美術館 別館
営業時間 11:00~17:00(LO16:30),[喫茶]14:00〜17:00(LO16:30)
定休日:1月1日・12月31日他、美術館に準ずる
https://www.okada-museum.com/guide/


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箱根町小涌谷『岡田美術館 足湯カフェ』でボーっとしまくる。

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割と早い時間に箱根町小涌谷までやって参りました。

ここでの目的は『岡田美術館 足湯カフェ』。

勿論、岡田美術館も目的地の一つです。

ずーっと足湯に行きたかったもんで、テンションは上がり基調。

美術館に入るなら利用が無料になるので

後ほど館内に入る旨を伝えて先に足湯を利用させて貰いました。

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早いので誰も居らず、貸し切り状態です。

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足湯のみの利用だと500円かかります。
タオルを持っていなくて購入する場合は300円。
ゆえに、タオルを持って美術館に行くことをおススメします。

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足湯利用で暑くなったら冷たいものの方がスッキリするんでしょうが、
ホットドリンクを選んでみました。

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ワタクシが選んだのは左、母が選んだのは右。

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こちらはホットの和紅茶でございます。

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縦12m、横30mの巨大な壁画は、福井江太郎氏によるもの。

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壁画を正面に見ながら足湯に浸かります。
お見苦しいですが足湯らしさを演出するために足を写しております。

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単純温泉なので25℃以上はあるんだと思われます。

なんか、ずーっと入っていられる足湯です。

天気は良いし、空気も良いし、温度も良い感じ。

利用後は足がスッキリと軽くなりました。

この後の後で美術館内を巡るのですが、

鑑賞後に足が疲れたので足湯を再利用しました。

凄く癒された。

これは足湯にハマりそうですわ。

来年、日帰りで来ようかな。



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【岡田美術館 足湯カフェ】

神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
営業時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:12月31日、1月1日、展示替期間
入湯料:500円(美術館入館者は入湯料無料)
https://www.okada-museum.com/facilities/footbathcafe_ashiyucafe/


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箱根と云えば、箱根寄木細工。

マウスパッド
箱根寄木細工(無垢)のマウスパッド。

マウスパッド
裏には滑り止めが付いています。


今回の旅のお礼だとのことで、母に写真のマウスパッドを買って貰いました。

箱根と云えば、箱根寄木細工。

子供の頃からかなり興味があったのですが、一つも持っていません。

昔からこの手の工芸品ってお高いんですよねぇ。

安いものもあるんですが、あれは寄木細工を薄くスライスして貼ってあるものだし、

出来れば無垢が良い。

しかし無垢はスライスする前のものだから、必然的にお値段は高くなります。

お盆とか、菓子器とか、良いものがあるよねぇ。

でも、予算的に無理。

しかし、今回、母に買って貰ったものはマウスパッドで、

なかなか渋い感じで、一目で気に入ってしまいました。

買ってあげようか?と訊かれて即座に首を縦に振るほどに。

お陰様で、良い記念になりました。

ずーっと使っている石川さんマウスパッドが汚れてしまったもんで、

これを機会に替えることができます。

かなり嬉しい。

ツルツルした肌触りでマウスを動かすのも楽しく、

これは良い買い物(貰いもの)だったと大満足しております。

これは長持ちするんじゃないかな。




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箱根湯本『craft&cafe ISAMIYA(いさみや)』はもしかしたら穴場カフェかもしれません。

ISAMIYA



ちもと』の向かい側にある小奇麗なカフェが『craft&cafe ISAMIYA(いさみや)』。


昔は『勇(いさみや)』という商店だったようで、


築100年の建物をリノベーションし、今はカフェ&雑貨店となっています。


店内を見ると耐震補強の金具などが露出しており、


それが内装のアクセントにもなっていたりします。


棚に並んだ小物類は種々雑多で、剣道の防具(面)を使った照明器具もありました。


もとは何を売っている商店だったんだろう?


謎です。


ISAMIYA
[ウィンナーコーヒー 600円(税込)]
姉妹店に「DELI&CAFETERRACE みつき」があるため、
このカップ使用・・・なんだと思われます。


ISAMIYA
全く甘くなかったため、珍しく砂糖を投入致しました。



同じく姉妹店に湯葉料理のお店があるようで、


ここのランチにも豆腐を使ったワッフルなどがありました。


フードメニューは多くはありませんが、


ちょいと小腹がすいた時や、休憩したい時などに、丁度良いお店だと思いました。



【craft&cafe ISAMIYA(いさみや)】
神奈川県足柄下郡箱根町湯本729
営業時間10:00~18:00(L.O.17:00)
定休日:水曜、ほか


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箱根湯本『竹いち』のすり身団子が絶品過ぎてヤバい。

竹いち



実は、さつま揚げなどの魚のすり身揚げが大好きなワタクシ。


あまりにも食べまくるもんで、毎度「好きねぇ・・・」と母に呆れられているほどです。


今回の旅では、『竹いち』のすり身団子を買って帰ることを目的の一つとしており、


午前中に購入しに行って参りました。


竹いち
[すり身団子ミックス10個入り 1,404円(税込)]

竹いち
牛蒡と玉葱の2種類の味が5個ずつ入っています。

竹いち
味が濃厚で食感がシャキシャキでうまうま。

竹いち
お年賀?を頂きました。

竹いち
五円玉と干支の根付でした。
購入した人に配布しているなんてスゴイな。



あまり魚の練り物が好きではない母ですが、試食したら美味しかったそうです。


ってことは、結構な人が美味しいと感じるんじゃないかな。


次回、箱根湯本を再訪することがあれば、また購入したいと思います。




竹いち
【竹いち】

神奈川県足柄下郡箱根町湯本729
http://www.take-ichi.com/



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箱根湯本『ちもと』と『茶のちもと』の和菓子。

ちもと



昭和初期のものと思われる擬洋風建築の店舗が特徴的な『ちもと』。


湯もちで有名な和菓子店です。


その角に『茶のちもと』という和カフェがあり、休憩がてら入店して参りました。


目当ては、『ちもと』でも販売している和菓子とお茶のセットです。


ちもと
白を基調とした柔らかい雰囲気の内装。
桜がモチーフっぽく、そこかしこに見られます。


ちもと
お茶とセットで頂ける和菓子の数々。
他にぜんざいなどの季節限定商品もあります。


ちもと
[わらび餅とお抹茶のセット]
母にご馳走になりました。


ちもと
国産本蕨粉を練り上げて漉し餡を包んだわらび餅。
たるたる食感です。



小ぢんまりした店舗ゆえ、食べたらさっさと出るのが正しい気がします。


ってことで、さっさと出て、カフェ隣の『ちもと』の暖簾をくぐりました。


勿論、購入したのは「湯もち」です。


ちもと
[湯もち 200円(税別)]
国産もち米を使用した白玉粉を練り上げた柔らかいお餅に
細かく刻んだ本練羊羹が入った柚子風味の和菓子。


ちもと
たるたるで、マシュマロみたいな食感。
神奈川県指定銘菓なんだそうです。



本当は、わらび餅を買いたかったのですが、


6個セットということで食べきる自信が無くて断念。


わらび餅は翌日まで、湯もちは4日間の賞味期限とのことでしたので、


計4個の湯もちのみ購入致しました。



ちもと
分かり易く昭和初期の建物らしい意匠。
窓枠が木製です。


ちもと
側面には窓を模したデザインがありました。
なかなか面白い建物ですね。



箱根湯本でお土産に迷ったら、ここの和菓子は間違いない感じがします。


駅からは、ちょっと歩きますけどね。


ちもと
菊で作った酉の飾りが、めっちゃ可愛かった。




ちもと
【ちもと】 and 【茶のちもと】

神奈川県足柄下郡箱根町湯元690
【ちもと】営業時間9:00~17:00
【茶のちもと】営業時間10:00~16:00土日は17:00
定休日:双方不定休



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箱根駅伝復路@箱根湯本。

駅伝



朝食を何時に摂るかで悶々と悩んだワタクシ。


結局は8時にお願いしたのですが、


部屋から見ていると、道路にどんどん人が集まって来る。


しかも、ぼちぼち来ますよ~的な雰囲気。


っつーことで、朝食をそのままに一旦部屋を出て、


箱根駅伝を見に行くことにしました。


駅伝
箱根湯本にはだいたい8時50分頃通過。

駅伝
先ずは各選手を先導する白バイが通り過ぎます。

駅伝
その後、トップを走る青学の選手が一瞬で通過。
早っ。


駅伝
しばらくしてから、早稲田の選手が、またまた一瞬で通過して行きました。

駅伝
下り坂が続く復路の箱根。
この坂を下ると、ランナーの足の裏は摩擦で皮が捲れるんだそうな。
想像するだけで・・・痛すぎる。


駅伝
ホバリングしている(たぶん中継の)ヘリ。

駅伝
クレーンのカメラもあります。



あまりにも一瞬で通過するもんで、応援する時間はトータルで10分程度だった気がします。


本日は寒くもなく快晴で、応援日和でございました。


宿に戻り、朝食の続きを摂り乍ら、テレビで現在地を確認してみたり。


速報
箱根湯本駅界隈には駅伝の速報を掲示している場所もありました。



1月2日、3日の両日、箱根は駅伝一色に染まるんですねぇ。



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箱根湯本の重要文化財指定老舗旅館『萬翠楼福住』の朝食。

萬翠楼福住
2017年1月3日の朝食。



箱根駅伝がすぐそばで見られる環境だったため、


歩道から見てみようと思い、朝食時間を調整。


朝食時間は、8時、8時半、9時の三択だったため、8時にお願いしたのですが、


量が多かったため短時間で食べきれず、中座をして出かけることになりました。


ちなみに今朝の食事は、お正月の特別仕様。


大変豪華な内容でございました。


萬翠楼福住
関東のお雑煮と云えば、おすまし。
松形の椎茸、鶴形の大根、亀形の人参が入っていました。


萬翠楼福住
朝から豪勢に伊勢海老。
みそがたっぷり入った伊勢海老でした。


萬翠楼福住
おせちの重一段目。

萬翠楼福住
おせちの重二段目。

萬翠楼福住
お赤飯まで付きました。



こんなに豪勢な旅館の朝食を食べたのは初めてです。


沢山食べたため、この日はランチを摂りませんでした。


お正月の温泉旅館って、凄く豪勢なんですねぇ。


ちょっと驚き。



【萬翠楼福住(ばんすいろうふくずみ)】
神奈川県足柄下郡箱根町湯本643
http://www.2923.co.jp/
旧館は旅館第一号の国指定重要文化財。



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箱根湯本の重要文化財指定老舗旅館『萬翠楼福住』の夕食。

萬翠楼福住
2017年1月2日の夕食。



到着から夕食までに時間がたっぷりあったもので、


大層ゆったりとした時間を過ごすことができました。


入浴が未だなので、アルコールは控えめにして、食事スタート。


萬翠楼福住
内容が書かれている紙があるので、内容を忘れても大丈夫。

萬翠楼福住
先ずはビールで乾杯を。

萬翠楼福住
[祝八寸]
白子は苦手なので、それが大好物な母に渡しました。


萬翠楼福住
[祝生肴]
桜花爛漫盛り


萬翠楼福住
[家喜椀]
真鯛澄まし仕立て


萬翠楼福住
[台の物]
北海道産黒毛和牛のサーロイン陶板ステーキ


萬翠楼福住
焼きあがったものを桃色岩塩とペッパーソースを付けて食べます。

萬翠楼福住
[祝器]
小鯛西京焼き


萬翠楼福住
[焼物]新
新名物焼胡麻豆腐
TVでも紹介された名物なんだそうです。
とろっと溶けた胡麻豆腐に、
これでもかっ!!と胡麻が掛かっていて美味しゅうございます。


萬翠楼福住
お盆も祝い膳って感じでいい感じ。

萬翠楼福住
[蒸物]
馬鈴薯饅頭和牛時雨煮
先の陶板ステーキと同じ和牛が馬鈴薯饅頭の中に入っています。


萬翠楼福住
[食事・止椀・香の物]

萬翠楼福住
[筍わっぱめし]


萬翠楼福住
[甘味]
市田柿、栗金団、林檎梅花羹、胡麻団子、
柚子ソルベ、苺三つ豆、抹茶きな粉蕨餅



とても美味しく、美しい料理で、


訊くところによると、料理長は京都で修行を積んだ方なのだそうです。


うん、納得。


洗練された内容で、大変満足致しました。


文化財の宿ってだけでなく、料理旅館としても素晴らしいのですね。


これはまた是非、別の季節に伺わねば。


料理はエンターテインメントだと実感できたひとときでした。





【萬翠楼福住(ばんすいろうふくずみ)】
神奈川県足柄下郡箱根町湯本643
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箱根湯本『萬翠楼福住』は国の重要文化財に指定されている箱根の老舗旅館なんです。【その弐】

萬翠楼福住
普請道楽が垣間見られる本間。



その壱】のつづき。


我々が泊まったのは、本間と次の間がそれぞれ8帖と、広縁がある部屋。


重要文化財の部屋に泊まることが目的だったため、


明治棟を選択しました。


床柱や欄間、天井板など、見どころ満載で、


文化財と思えども、とても落ち着く空間でした。


萬翠楼福住
お正月ゆえか、上生菓子が供されました。

萬翠楼福住
母が上の上生菓子を選んだので、ワタクシはコチラの羊羹タイプをば。

萬翠楼福住
作者が分かりませんが、立派な欄間。

萬翠楼福住
春夏秋冬に関する絵が両面併せて配置されています。

萬翠楼福住
銘を見てもだれかわからん。

萬翠楼福住
本間側の天井は格天井になっています。

萬翠楼福住
奥が次の間。

萬翠楼福住
次の間の床の間。
床柱は竹です。


萬翠楼福住
窓の欄干は木枠に金属の装飾が填め込まれています。
そして外壁の壁がめっちゃ厚い。


萬翠楼福住
本間の床の間には徳川慶喜直筆の掛け軸が掛かっています。

萬翠楼福住
中廻しには、葵の御紋が。

萬翠楼福住
書院の建具も凝った造り。
灯りで表情が変わります。


萬翠楼福住
地袋は規格外の大きさ。

萬翠楼福住
地袋の引手は七宝焼きでした。

萬翠楼福住
萬翠楼福住
襖の引手もよくよく見ると凝った造り。
下の引手は手に馴染み、扱い易かったです。


萬翠楼福住
昔使っていたと思われる呼び鈴。
今は電話があります。


萬翠楼福住
桧の内風呂(温泉)も付いています。
お湯の温度が調整できるためこれは大変気に入りました。
水を入れなければ、温度は44度ぐらいかなぁ。



これは全ての部屋を見てみたくなりますね。


勿論、泊まれたら泊まりたいけれど。


部屋によっては階段があったり、内風呂が無かったりするため、


部屋の選択は体力と体調を考える方がいいかもしれません。


次回は、萬翠楼側に泊まろうかなぁ。


萬翠楼福住
建物の裏側から見ると蔵のような立派な造りだと分かりますね。




【萬翠楼福住(ばんすいろうふくずみ)】
神奈川県足柄下郡箱根町湯本643
http://www.2923.co.jp/
旧館は旅館第一号の国指定重要文化財。



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箱根湯本『萬翠楼福住』は国の重要文化財に指定されている箱根の老舗旅館なんです。【その壱】

萬翠楼福住
寛永2年(1625年)創業。
※江戸初期で将軍は徳川家光の頃




三が日に文化財に指定されている旅館に泊まりたくて選んだのが『萬翠楼福住』。


国の重要文化財に指定されている箱根の老舗旅館です。


「重要文化財に泊まる」だけでもテンションが上がって仕方がありませんが、


お正月に上げ膳据え膳で、まったりと温泉に入りつつ過ごすという贅沢さに、


一生のうちで今回限りかもなぁと思いつつ母を誘った次第です。


箱根湯本駅から遠くなく、賑やかな界隈からはちょいと離れている絶妙なる立地。


お正月料金ゆえ、ある程度の値段はしますが、


普段であれば、それほどお高くはない旅館です。


ってか、次回はお正月以外の時期に再訪したいと思っています。


さて、重要文化財に指定されているのは明治期に建てられた「萬翠樓」と「金泉樓」で、


希少な擬洋風建築として重要文化財に指定された現役旅館の第一号です。


部屋はそれぞれに異なり、どの部屋に泊まるか予約時には悶々と悩みまくりました。


萬翠楼福住
フロント(左手)と客室に向かう階段。

萬翠楼福住
ロビーの照明器具。
天井部分の茶色い縁取りも印象的です。


萬翠楼福住
ロビー

萬翠楼福住

萬翠楼福住
貸本コーナー

萬翠楼福住

萬翠楼福住
玄関正面の階段上からロビーを見下ろしたところ。

萬翠楼福住
廊下などに掛かっている美術品類も一見の価値ありです。

萬翠楼福住
各部屋に掛かっている掛け軸は
旅館に逗留した人々が書いたものだそうです。


萬翠楼福住
「萬翠樓」の25号と35号の部屋に続く廊下。

萬翠楼福住
漆喰塗りの壁がカッコいいのです。

萬翠楼福住
部屋専用階段が高齢者にはバリアフルかもしれません。

萬翠楼福住
一階の大浴場の通路の先にある重厚な蔵のような造りの入口。

萬翠楼福住
この白黒の大理石のような部分は、大理石ではないそうです。

萬翠楼福住
白と黒の漆喰を混ぜて作ったものなんですって。
左官職人の技が凄過ぎる。


萬翠楼福住
大浴場には露天風呂もあります。

萬翠楼福住
飲み終わったコップが置き去りになっているのを一度も見なかったのがスゴイ。



掃除が行き届いており、快適な空間です。


スタッフの方々は若い人が多く、中には接客に不慣れな方も居られるようですが、


それすら微笑ましく感じました。


ご当主は気さくな方で、会話も楽しかったです。


重要文化財に指定されるだけあり、なかなかに凝った造り。


そういうものを見るのが好きな人には、楽しめる旅館だと思います。


萬翠楼福住
廊下のあしらい。
右の燭台にもの凄く惹かれました。
こういうのが欲しい。


萬翠楼福住
吹きガラスっぽいランプシェードが良い感じ。



【その弐】につづく。




【萬翠楼福住(ばんすいろうふくずみ)】
神奈川県足柄下郡箱根町湯本643
http://www.2923.co.jp/
旧館は旅館第一号の国指定重要文化財。



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箱根泊。

日本橋



母と箱根に居ります。


年始から温泉旅館に泊まるっつー野望を達成すべく決行したのですが、


期せずして、箱根駅伝と同じタイミングになりました。


明日は箱根駅伝の復路ですが、


部屋から道路方面を眺めつつ、朝食を摂る予定でございます。


沿道で、旗、振れたら振る感じ。


箱根湯本
夕刻に向かう箱根湯本駅。
案の定、駅も大混雑でございました。


箱根湯本
ですよねー、って感じの注意書き。
荷重的に危険ですもんね。


箱根湯本
復路の走者を沿道で見送る試みは、人生初かもしれん。



関西出身のワタクシといたしましては、全く縁もゆかりもない駅伝ですが、


年末の忘年会では必ず話題に上るもの。


呑みメンバーが駅伝に出ている大学出身者ばかりなもんで、


順位なども知っておかねばならん雰囲気。


でも、正直、あまり興味が無いんです。


往路で青学が優勝したんですってねー


ぐらいは言えるけれど、


十位までの大学名までは言えんレベルです。


明日は9時までの間にこの付近を通過するらしいのですが、


明日もこの界隈は激混みなんだろうなぁ。


不忍池
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はとバス【ホテル大箱根のランチと御殿場「時之栖(ときのすみか)」イルミネーション(日帰り)】で『ホテル大箱根』のランチを食して来た。

ホテル大箱根
[スモークサーモンと新鮮野菜のサラダ]

ホテル大箱根
[パン]

ホテル大箱根
[本日のポタージュ]
たぶんカボチャ。


ホテル大箱根
[国産豚のピカタ ピザ仕立て]

ホテル大箱根
[ホテル特製デザート]
※珈琲付き



お昼時に仙石原にある『ホテル大箱根(プリンスグランドリゾート)』に到着。


窓から大箱根カントリークラブが見下ろせ、


たぶん、ロケーションは良いのだと思います。


ワタクシは壁側を向いていたので不明ですが。


ホテルの宿泊自体はお安く、


ネットで見てみたら5,700円ぐらいから泊まれるみたいですね。


宿泊客を見なかったのは、年末近くだからかな。


でも、はとバスと提携しているなら収入が安定していて安心ですね。


と、ホテル側的視点で考えてみたり。


ランチはツアー料理にしてはまずまずなのだと思われます。


あまりバスツアーに参加したことが無いので他がワカリマセンが。


ツアー客は女性(しかも静かな方)が大半だったので、


規律正しい学校の遠足みたいな感じでした。


ホテルの女性スタッフさんたちはとても感じが良く、


修学旅行などに向いているホテルかもという感想を抱いたワタクシです。



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sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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