
正月企画「博物館に初もうで」を観に朝からトーハクに行って参りました。
WEB予約が要らないので気軽に行けるところがハードルが低くてとても良い。
干支をテーマにした作品の特集や、長谷川等伯筆 国宝「松林図屛風」(展示期間:1月2日(月・休)~1月15日(日))をはじめ、本館・東洋館の各展示室で、新年の訪れを祝して吉祥作品や名品の数々をご覧いただけます。

先ずは平成館に直行致しました。

展示品のすべてにウサギが見られるらしい。

こちらが展示コーナー。
小ぢんまりしていますが面白いです。

方格規矩鏡(ほうかくきくきょう)
肉眼は勿論、眼鏡を変えても兎が見えないので撮ってみました。
6時の方向右にいる兎がついているのは餅ではなく仙薬だそうです。

これが激烈可愛くてツボでした。
石菖(せきしょう)を生ける浅く広がった鉢を石菖鉢と呼ぶそうです。


兎がよいしょと鉢を支えております。可愛い。

素晴らしいのがこれ。
豆兎蒔絵螺鈿硯箱(まめうさぎまきえらでんすずりばこ)


蓋裏の兎の大きさが大胆でインパクトがあります。
一つ一つが小さいので単眼鏡が欲しくなりました。
絵に描かれている兎を探すときは特にそう思います。
それと、書かれている文字をゆっくり読みたかったのだけれど
自分だけではないので絵の前で長居するのは難しい。
そういうものも撮っておきました。

吉例兎の年礼噺(きちれいうのとしれいばなし)
最後の「ござり升」ってのがなんとも良いですな。

玉兎黄金の酉年(たまうさぎこがねのとりどし)
「おめでたふ△り升」の「△」は何と読むんだろう?
見たことのない展示品って面白いですよねぇ。
なかなか楽しめました。
折角なので本館も観ておこうと思います。
ほどほどに、つづく。

【東京国立博物館】
東京都台東区上野公園13-9
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30迄)
https://www.tnm.jp/


