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2022年12月18日まで特別展「花鳥風月 名画で見る日本の四季」を開催している『岡田美術館』。

春夏編から始まり、現在は秋冬編になっておりまして、

前期は春夏編で、伊藤若冲、速水御舟、田中一村などの作品を、

後期は秋冬編で、尾形光琳、喜多川歌麿、菱田春草などの作品を目玉として

日本の絵画を中心に、陶磁や漆工などの工芸品を前・後期合わせて約100件展示しています。

館内に学芸員はほぼ居ないためか、展示室に持ち込めないものが複数あります。

スマホやカメラもそのうちの一つ。

入口のロッカーに預けることになりますが、

チケット売り場に立つ前に荷物を預けることになるので

下記リンクの「ご利用案内」にあるWEB割引を先に提示する方が良いかもしれません。

入館料2,800円が2,600円に割り引かれます。



意外とお高い印象を受ける入館料ですが、利用後はこれが安いと感じました。

展示数がとても多いですし、展示品も良いものが多く見応えがある。

葛飾北斎(画狂老人卍)が88歳の時に書いた「雪中鴉図(せっちゅうからすず)」と

伊藤若冲の「雪中雄鶏図」は、かなり印象に残りました。

これだけでも見る価値があったと感じたほどに。

逆の意味で記憶に残ったのが、埴輪。

トーハクで国宝を見た後だったので若干の物足りなさを感じました。

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岡田美術館は明治時代のホテル「開化亭」の跡地に5階建てで建設されており、

かなり広い敷地の中に多くの美術品が展示されています。

建物の建材や設備などもかなり費用をかけていると見受けられるもので、

オーナーがどのような人物なのかかなり気になりました。

(Wikipediaの記事はコチラ

この特別展が一部ということは、収蔵品数は如何ばかりか。

何はともあれ、展示内容が多種多様な感じがして、面白い特別展でした。




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【岡田美術館】

神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:12月31日、1月1日、展示替期間
https://www.okada-museum.com/
https://twitter.com/okada_museum


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