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源頼朝が没した翌1200年(正治2年)に

北条政子が栄西を開山に招いて創建したという『寿福寺』。

内裏手の墓地に北条政子と源実朝の墓と伝わる五輪塔があるとのことで、

地元の方に案内して頂いて(文字通り)見て参りました。

お寺の裏側にある薄暗い崖のような場所に

鎌倉地方特有の「やぐら」と呼ばれる横穴式墓所がありまして、

底に割と小ぶりな五輪塔があります。

足元にそれぞれ北条政子と源実朝の名前が書かれたボードがありますが、

それが無ければ誰のお墓か分からないぐらいひっそりとした佇まい。

現在の大河ドラマで人気の観光地となっている感のある鎌倉ですが、

有名人のお墓にしては、あまりお参りする方が居ないのかなという印象でした。

たまたまかもしれませんが。

ちなみに、お墓なので写真は撮りませんでした。

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朱塗りの総門。
割と新しい感があります。

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(クリックで拡大)

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総門から中門までの参道

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中門から内側の境内は一般公開されてません。

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崖にあるこういう造形が鎌倉っぽいですよねぇ。

よくよく考えたら、これは観光だったのかもしれない。

細い道をぐねぐねと上がっていくトレーニングっぽかったけれども。

そして鬱蒼としている木々や草を縫う感じで、

ワタクシは虫刺されに警戒してピリピリしていたのだけれども。

鎌倉時代にあまり興味が持てないため、

いつまで経っても何の情報もワタクシの中に積み重ならないのだけれども。

このことから、次回は虫刺され対策を万全にしてから

鎌倉入りしようと思います。



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【寿福寺(じゅふくじ)】

神奈川県鎌倉市扇ヶ谷1-17-7
正式名:亀谷山 寿福金剛禅寺
宗派:臨済宗建長寺派
開山:葉上房栄西(明菴栄西)
開基:北条政子
創建年:1200年(正治2年)


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