タイワンホトトギス

今年に引き続き、来年も様々なものの価格が上がるんだそうな。

来年の4月と10月にPanasonicが照明器具や蛍光灯価格を値上げするそうで、金属製材料などの原材料価格、物流コストや海外での人件費上昇が原因なんだとか。
価格上昇前に買っておこうとは思っているものの、そのためには家の照明関係を総点検せねばならず、それはそれで面倒くさいんですよねぇ。

基本、モノグサなもんで。

住宅設備メーカーのLIXILがユニットバスやトイレ、キッチン製品などを最大40%値上げすると発表しましたし、世界的なコンテナ不足による輸送費の上昇は今後も続く見込みなんだろうと推察されます。

そういえば、一部の資格試験料も数千円ほど値上がりするそうですね。
紙が値上がりするってことは教材も値上がりするってことだろうし、況や通信費をや。

公共料金や、ガソリン・灯油、介護保険料など、現在までに公表されて価格が上がっているもの以外でも、国外に生産拠点があるものや、輸入に頼っているものは、原油価格の高騰などで特に価格上昇が激しくなりそうな予感もする。

世界的にスタグフレーションの気配が漂い始めている現在。
人口の多い富裕国が大量に資源を確保してしまえば、日本経済が打撃を被る可能性しか見えない気もしますね。

物価が上昇し、消費が落ち込み、新たに物を手に入れるのが困難になると、断捨離ですら贅沢だって日が来るのかもしれない。

情勢的に、住生活に於いて、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするというカーボンニュートラルを目指せるのか気になりますが、今のうちにガス給湯器を交換しておくべきかで思案中です。

高いのよねぇ、ガス給湯器。
同等品に交換するとしても本体価格で40万ほどするから、工事費と消費税等込みだと60万以上になりそう。人件費も上がっているし。
って、それ以前に品薄状態なので、直ぐに手配ができないらしいけれど。



いろいろグルグルと考えた後に思うのです。気軽に動ける今のうちに、何かを精一杯楽しんでおこうと。
旅行然り、飲食然り。

とりあえずは、何となく思いついたものを買って対応した気になっておき、後は諦めようと思います。



災難に逢時節には災難に逢がよく候
死ぬ時節には死ぬがよく候
是ハこれ災難をのがるゝ妙法にて候
良寛


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