早朝の通勤時、シワシワになった果肉付きの銀杏の実が
マンホールの蓋の上に4つ置いてあるのを目撃しました。
近くに銀杏の樹がないのに、これはどこから持ち込まれたのか?
そもそも何故マンホール蓋の上に銀杏を置いているのか?
臭気のあるものをここまでどうやって運んだのか?
その際は素手だったのか?
これを踏んだ時の多角的惨劇を想定して置かれているものなのか?
もしかして愉快犯?
などと通り過ぎてからも、ぐるぐると考えながら歩いていたら、
車道の真ん中を足を引き摺って歩いている女性を目撃しました。
え!? そこ、車道だけれど!?
と驚くも、女性は悠然と歩いていなさる。
そもそも早朝だから車は殆ど走っていないのだけれど、
彼女の目的地が分からない。
いろんな意味で、いったい何処に向かっているのだ?
この場合、何かあったら助けに走るべき?
昨夜のストレッチで筋肉痛に見舞われており、
今日は走れそうにないのだけれど。
仮に彼女が自棄になっているとして、
振り込め詐欺を止めれば感謝されるだろうけれど、
自殺希望者を止めたら感謝はされないんだろうなぁ~
などとボンヤリと考えてみたりもして。
そもそも誰かの行動を止めるって結構大変よね、
精神的にも肉体的にも。
そりゃぁ、警察から感謝状を出される案件だわ。
そうこうしているうちに女性が歩道に上がったので、
ワタクシは別の道経由でコンビニに向かうとする。
昨日は松葉杖を突きながら歩きスマホをしている青年会社員を見たし、
リュックに巾着をぶら下げブンブン振り回して歩く高齢女性を見たし、
傘を手に持って雨に降られている中年男性社員を見たし、
こうして見ると、小さな謎が街中に転がっているもんなんだなぁ。
ちなみに、マンホール蓋上の銀杏は
「カラスが運んだのでは?」という意見が同僚からありました。
それはそれでカラスの臭覚が気になる。