
先日、銀座の地下道を歩いていたら、
唐突に閉塞感による恐怖と息苦しさを覚え、
早く地上に上がりたいという強い欲求に見舞われました。
地上に出たら息苦しさと閉塞感は霧散したのですが、
異様に怖いと思ったたことが、強く記憶に刻まれました。
その記憶により、暫くはあの地下道を歩けない気がする。
予てより地下室に浸水する夢を見続けていたからか、
または防火・防災の観点からか、
全般的に地下が怖くなりつつあるのかもしれん。
通勤はJR利用なので地上っつーか、
高架なので閉塞感はなく出勤に支障はありませんが、
これからは地下鉄が使いにくくなるかもなぁとボンヤリ思いました。
映画『CUBE』のように永遠に脱出できない感があり、恐い。
もしかしてワタクシ、「広場恐怖症」を発症したんだろうか?
「広場恐怖症」は、自分が逃げられない、または助けてもらえないような場所や状況を避けようとする症状です。突然、激しいどうきや強い不安に襲われる「パニック障害」の患者の多くがこの症状を伴っているとされています。
これについての治療法は、
薬が効く場合もありますが、徐々に恐怖に慣れていく認知行動療法が最も有効で、少しずつ症状が和らいでいく
らしいです。
そうかぁ。慣れかぁ。
暫くは銀座の地下道を回避して、
それ以外の三越前駅の地下道でリハビリしようと思います。
って、行きたいだけかも。
しかし銀座の地下道っつーか、
四丁目交差点下の激狭感は異常。
銀座駅の改札内が広がったことで他の場所が狭くなり、
行き来がし難くなってしまいました。
昔はこんなんじゃなかったと思う気持ちが、
息苦しさを生じさせたのかもしれんね。
通勤で二十年通った街も道も激変してしまい、
ワタクシにとってはアウェイになっちゃったんだなぁ。
検索してみたら、これも更年期の症状らしいです。
更年期によくみられる症例のなかで、誰でも一度は耳にしたことがある比較的なじみの深い疾患に「パニック障害」がある。発症の「原因」を見極めるのは非常に難しいため、誤った診断を下されることも多い、更年期の代表的な疾患の1つである。
また、
「パニック障害」は、脳内ホルモンであるノルアドレナリンとセロトニンのバランスが崩れるためにおきると考えられているが、詳しいことはわかっていない。
という説明もありました。
なんか納得。
自己判断乍、原因が分かった気がするので、
ちょっと気分がラクになりました。
再び同様の症状に見舞われても、
「これは更年期だから一過性だ」と思えば救われる気がする。
と、まあ、日々更年期の症状と格闘中ですが、
自分に合った攻略法を探して闘っていこうと思います。
重く考えずに上手に乗り切れたらいいな。