
コースターが新しいデザインになってた。
先々月から予約を入れていた『千』に母と行って参りました。
1日とは云え、既に7月。夏ですねぇ。
って梅雨のただ中ですけれども。
緊急事態宣言が解除され、またいつ発出されるか分からん状況乍、
日本酒を堪能することを楽しみにしておりました。
今まで、ずーっと禁酒を続けていたため、久々の飲酒となります。

解禁の一杯目は富山県の羽根屋。


初めて見たかも。
そしてめちゃくちゃ美味でした。
女性が好みそうな日本酒かも。

◆八寸
烏賊素麺のビジュアルが面白い。
西瓜田楽がインパクトのある味でした。
こういう食べ方もあるんですねぇ、スイカって。

◆お椀
鱧! 大好物です!
これは淡路の鱧らしい。

◆お造里
コチとかクロムツとか。
お醤油が甘めで淡白な魚に合って美味でした。

二杯目…厳密に申せば二杯目ではないので二種目と言うべきか?
安定の十四代を頂きました。うん、生って感じ。

◆焚合せ
ゴーヤ、茗荷、茄子。
ゴーヤの切り方が薄くなくて斬新に感じる。

鮎を串に刺しているところを母が撮っていたら、
ポーズを取ってくれた料理長の溝口さん。
穏やかな料理長ゆえお店の居心地が良のだといつも思ってます。

◆焼物
今月は鮎!
これは和歌山の鮎だそうです。


炭火焼なので身がほわほわしていて甘く感じます。
美味しいわぁ~。
蓼酢も甘めで飲みたくなるほどでした。

◆蒸物
茶碗蒸しは母の好物でございます。
車エビと里芋も枝豆が入っていて宝探し感がありました。
いいお味。

三種目は、こちらも富山県の「立山」。
えらい綺麗なラベルです。


ガラスのおちょこが面白かったので撮ってみた。
立山は安定のスッキリ味でした。

追加で「何か一品を」とお願いしたら、鱚が乗った一皿が供されました。
昆布締めが激烈に美味で、ずーっと噛んでいたいほどでした。
かなり良いお昆布を使っていると見た。ウマウマでした。

◆食事


アスパラガスが入ったご飯ってのを初めて食べました。
柔らかいのに崩れていなくてスゴイ。


これを見て、今年は生姜も漬ければ良かったかもと思いました。
(梅酒を漬けたので調子に乗っている)

◆甘味
桃のコンポートとメロンのソースが掛かった水ようかん。
この水ようかんが他にちよっと無い感じで食感も美味でした。
さくらんぼは山形出身の酒ソムリエのОさんが持参されたもので
山形の紅秀峰だと伺った気がします。
聞いた瞬間に「あ、大粒で高級なやつ」と思ったので。
甘くて果肉がしっかりしていて美味でした。
肩の凝らない空間で頂くお料理は美味しくてお酒も進みます。
今は時短なので、急ピッチで飲んだ感はあるけれども。
やっぱり飲みながら美味しいものを食べるって、
心が解れるなぁと感じました。
次回も楽しみです。

【神楽坂 和食 千】
東京都新宿区神楽坂3-1-43
営業時間 11:30〜14:30 , 17:00〜20:00
※アルコールは19時まで
(日曜の営業はランチのみ 11:30〜15:00)
定休日:月曜、日曜午後、年末年始
http://washoku-sen.jp/


落ち着いた、とっても素敵な空間。
美味しいお酒とお料理、
これ、なかなか自宅ではできないですよね。
もう、ご一緒したいくらいです。