本日は荷物運びのため、会社からタクシーで帰宅しました。
ドッコイショと荷物を載せてから席に座ったら、
運転手さんが前のシートの背に貼っている紙を指している。
よくよく見たら、喉を手術して声が出せないとのことでした。
再度行き先を告げると、ルートをどうするか訊いているっぽい。
「内堀通りで」
と指示したものの、
ザックリしすぎているかしら?
とちょっと不安になりました。
案の定、運転手さんもそう思ったようで、
喉に機械を当てて何かを仰っている。
いまいちヒアリングができなかったものの、
直進してから内堀通りに抜けると言っていると推察し、
「それでお願いします」
と伝えたら、ゼスチャーでオッケーサインをもらいました。
合っていたっぽい。
道中、そういうやり取りが何度かあったのですが、
伝えようとしてくれていることを推察するしかない場面もあり。
皇居の内堀を見ながら、
活舌良く大きめの声で喋ろうとしているけれど、
相手の方は耳が聞こえているんだから要らぬ配慮よね、
と、何度か思い直して反省致しました。
最近、片言で話す中国の方と接する機会が多いもんで、
ゆっくりと簡単な単語で意思疎通する訓練をしております。
相手の方の日本語が聞き取れないことが多いのですが、
雰囲気で推察し、相槌や返答をしております。
その推察する技が活かせていたら嬉しいなと思う数十分間でした。
次回もし同じことがあれば、
もっとうまく意思疎通できるようにしようと思っています。
ちなみに聴力を鍛えると脳が活性化するらしいです。
鍛えねば。