
またまた今月も神楽坂にある『千』にやって参りました。
あっという間に師走。
今年はこれが最後の『千』になります。
母は。
ワタクシはもう一回、足を運ぶ予定です。
さて、今回も美味しく静かに
供されるお料理の数々を堪能させて頂きました。

本日はじめの一献。

◆八寸
鰆西京焼,烏賊共和へ,蟹菊花寿司,
百合根団子海老射込み,千社唐,赤株漬

◆お椀
鰤,聖護院蕪,水菜,松葉柚子

◆お造里
特別に(?)母が好きな雲丹も入れてくれてました。
それ以外は、鮃、しめ鯖、ハタ、本鮪です。

◆焚合せ
(写真を撮るのを忘れましたが蓋物がそれです)
大根,小松菜,ごぼう のたいたものが入っていました。
お出汁がすこぶる美味しかったです。

ちなみに呑んでいたのはこちらの十四代。


今年の勝駒は既に終わっていました。

複数名か良く飲むひとなら四合瓶もあるらしい。
値段は不明ですけれども。

◆焼物
胡麻豆富炭火焼は店の人気メニュです。

◆蒸物
煮穴子,根芋,べっこうあん

◆強肴
鮟鱇,白葱,ポン酢
自家製ポン酢はだいだいを使っているそうな。


こちらでササっと調理していました。

◆食事
海老芋御飯,宮崎牛朴葉焼添え,香の物,止め椀


もう一杯呑みたいなと思っていたら
「朴葉味噌で飲めますよ」という助言を頂いたので選んでみました。


楽器正宗(純米吟醸)。
福島県西白河郡矢吹町にある大木代吉本店は慶応元年(1865年)創業。
東日本大震災では大きな被害を受けた蔵なんだとか。

◆甘味
バターナッツプリンは濃厚なお味でした。
呟かれる言葉は「美味しぃ…」。
これは大変幸せなことだと特に感じる一年です。
今年のおせち料理が『千』のものでしたので、
『千』に始まり、『千』に終わる一年でもありました。
神楽坂は楽しい。
そう改めて感じつつ、ぶらぶらと家路を辿る母と娘なのでした。

【神楽坂 和食 千】
東京都新宿区神楽坂3-1-43
営業時間 11:30〜14:00 , 17:00〜22:00(L.O. 21:00)
(日曜の営業はランチのみ 11:30〜15:00)
定休日:月曜、日曜午後
http://washoku-sen.jp/