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ロシアで人気の広告デザイナーがAI(人工知能)だったというニュースを見て、クリエイティブな世界へのAI侵食に慄いた一昨日のワタクシ。

「人間は自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。 しかしそれは考える葦である」

という表現で、思考する存在としての人の偉大さを述べたのはパスカルだけれど、AI(人工知能)がクリエイティブな事柄に対応できるのであれば、AI(人工知能)が自然のうちで最も強い存在になるのは間違いないのではないかと思われます。

人がAI(人工知能)にコントロールされる未来が容易く想像できるようになり、いつかは、コントロール = 飼育、という図式に変化するのではないかと想像する次第です。

しかし、AI(人工知能)が常に人が思う正しさを追求するとは限らないわけで。

そもそも「人が思う正しさ」ってのも多種多様で、曖昧なものなんですけどね。

なにはともあれ、子供の頃に読んだSFの世界が現実になり始めているんだなぁ~と、しみじみと思っております。

考えることがAI(人工知能)にできるのならば、書くことも話すこともいずれはAI(人工知能)に取って代わられそう。

そうなると人の存在意義はどこに向かえばいいんだろう?

その点から考えると、伝統工芸士ってクリエイティブ分野では無敵かもしれん。

ってか、最近知ったのだけれど、伝統工芸士って試験があるんですね。

知識試験、実技試験、面接試験によって合否判定がされるそうで、受験資格は、経済産業大臣が指定する伝統的工芸品の製造に従事し、12年以上の実務経験年数を有する者という縛りがあるとか。

「伝統」という名が付き、実務経験年数を要するものだと、容易くAI(人工知能)に取って代わられることはないのかも?

ちなみにワタクシの業種はAI(人工知能)に取って代わられる可能性が大いにあると思っています。

今のうちに未来の糧を模索しておかんといかんとは思うものの、直ぐに思いつくわけもなく。

また、何かしらの災害が起これば容易く覆される訳で。

明日を予測するって、ほんと、賭け事みたいですなぁ。




デザイナー「ニコライ・イロノフ(AI;人工知能)」のInstagramアカウント
 artlebedevru

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