完璧な食感のアスパラガスに湯引きした鱧、
その上にトマトが乗っています。
不思議と絶妙なハーモニーで美味でした。
おせち料理でお世話になっている『神楽坂 和食 千』。
今日は通院dayで、当初行こうと思っていたお店が混んでいたため、
平日ランチでは穴場だと思われるこちらのお店に行って参りました。
緩和後の神楽坂の飲食店は、
緊急事態宣言前にも似たほどの活気が戻っておりまして、
選んだこちらのお店も、常連さんで占められている感じ。
それでも両隣を開けた状態でカウンター席に座り、
ゆっくりと時間をかけて料理を堪能することが出来ました。
二種類あるコースで迷っていたら、
「今日は鱧です」
と言われたため、ソッコーそちらを選択。
好物の鱧を、今年初めて口にすることが出来ました。
ウマ~。
[焼胡麻豆腐]
焼いた胡麻豆腐がとろけて、なんとも美味しい。
これでもかと胡麻が乗っていて身体に良さそうな一品だと思えました。
[竹籠盛り込み]
稚鮎の天ぷらが付いています。これも今年初で頂きます。
これは日本酒が飲みたい!
着席後「とりあえず生」にした後でメニューを見てシマッタと思い、
迷い続けた末に結局頼んじゃいました。
真昼間から「十四代」。
おせち料理にも入っていたちりめんじゃこを乗せた富山県産こしひかり、
木の芽の香りが沁み込んだ筍の赤だし。
ほどよい量で完食できました。
甘味は今が旬の青梅のゼリー。
爽やかでとても美味しかったです。
皆さん昼からゆったりと日本酒を楽しんで居られるため、
呑む罪悪感が軽減されました。アリガタイ。
長らくテイクアウトもせずにお店を閉めていた『千』ですが、
当面、すべての席を埋めることなく営業するようです。
つまりは小人数だけ受け入れる営業スタイル。
日々状況が変化するでしょうから、
都度対応されるのかもしれません。
夜にも来たいなぁ。
蛇足ですが、
以前、母がここでランチをしたのですが、
「お母様にもよろしくお伝えください」
という言葉をお見送りの際に頂きました。
次回は母と来ようかな、もしくは母に来てもらおうかな、
と思いつつ、ふわっとした気分で家路に着きました。
自粛期間のテレワーク生活を
神楽坂での贅沢なランチタイムで閉めることが出来ました。
夏は旅行に行くぞ!
それまでは、もうひと頑張り致そう!
と、新たに気合を入れてみたりして。
とりあえずは、今月までお疲れさまでした。
【神楽坂 和食 千】
東京都新宿区神楽坂3-1-43
営業時間 11:30〜14:00 , 17:00〜22:00(L.O. 21:00)
(日曜の営業はランチのみ 11:30〜15:00)
定休日:月曜、日曜午後
http://washoku-sen.jp/