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ワタクシは「バイオ」と名の付く分野の小説が好きでして、

マイクル・クライトン信者としては「いつか現実になること」だと思っておりました。

実際、そうだったし。

海外の作家が好きで、若い頃はそれらを読み漁ったものですが、

着地点はだいたい似たようなものなので、近年は読まなくなりました。

ちなみに「バイオ」作品にはまる前は、女性の歴史小説が大好物でした。

日本のみならず、海外のものも。

特に好きだったのは、永井路子さんの作品です。

新刊が出る度に買ってました。

まあ、そんな感じに振り幅が大きい読書嗜好です。

以前、大量に書籍を廃棄したものの、未だに捨てられないのが上の作品でして、

マイクル・クライトンロビン・クックアーロン・エルキンズ作品は無条件保存)

これらがなかなかに面白いのです。

作品に「カッコイイ」を求める人には向きませんが、考えさせられるものがあります。

カッコイイを求めてはいけないと書きましたが、例外がございまして、

『レリック』と『地底大戦』に出てくるペンダーガストFBI特別捜査官は、

ワタクシのイメージの中では「スマートな男性」です。

ちなみに『レリック』は映画化されましたが、

ペンダーガストは出て来なかった気がするなぁ。

うろ覚えだけれど。

調べたところ、電子媒体にはなっていないようでした。

挙句、紙媒体も絶版かもしれません。

面白いのにィ~。

『暗黒の復活』は、ペストの復活によるバイオ・スリラーでして、

考えさせられるものが多いのに、絶版になっております。

腺ペスト菌が付着した布が発掘調査によって掘り起こされ、

それを持ち帰ったことによって起こる話です。

ペストって怖いと、若者心にも思ったものです。

自分が14世紀に生きていたなら、どう対応するかも考えましたっけ。

今の知識があったとしても、感染拡大は食い止められないかもなぁ。

ペストは日本の感染症法では一類感染症に指定されており、

今も世界のどこかで感染は続いております。

この作品が絶版とは勿体ない。

面白いのに。

さて、改めてこの時代に読み返したいのが、

『恐怖の存在』です。

こちらはAmazonで購入できます。

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2004年の小説『恐怖の存在』。
当時、ものすごく話題になった作品です。

マイクル・クライトン作品でして、

2004年からこれほど時間が経過しているにもかかわらず色褪せない作品です。

やはり天才は違うなぁ~と、しみじみ思うのです。

あくまでもフィクションですが、

当時の社会に与えた影響は大きかったと記憶しております。

今もマイクル・クライトンが生きていたなら、何をテーマに執筆しているだろう?

何度もそう思います。

本当に惜しいです。

ちなみに同氏初期の作品である『アンドロメダ病原体』もオススメです。

これらを手にして思うことは、

フィクションが現実になる時代なんだなぁ・・・ということでして、

とても妙な心地でございます。

一周まわってリアル感が薄まる・・・と申しますか。

でも、悲しいけどこれ、現実なのよねぇ。



すべて人生のことは「させられる」と思うから辛かったり惨めになる。
「してみよう」と思うと何でも道楽になる。

曽野綾子


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