image

ドラッグストアで買い物をしたあとで本多横丁を通ったら、

新しいお店ができているのを発見しました。

日本茶で勝負しているお店のようで、テイクアウト対応もしているっぽい。

気になったので入ってみることにしました。

image
わかり難いですが、カウンターの向こう側は畳敷きになっています。
店主が座して接客するためか、独特な雰囲気。

入店してみたら先客がおらず、雰囲気も良かったので、

テイクアウトではなく、ササッと店内で飲んでいくことにしました。

店主の御父君が八女のお茶農家をされているそうで、

メニューも八女茶が多いように見受けられます。

店主は若い男性で、近くの飲食店でアルバイト経験があり、

神楽坂に土地勘があったのでここに出店したとのこと。

お茶を淹れる腕前については、

京都で開催された玉露を淹れるコンテストで三位になったそうです。

入店前は近所の静岡茶を扱うお店が出店したのかと思っていたのですが、

ここで扱っているのは福岡の八女茶なので関係ありませんでした。

image
本日のセレクト茶(時価)は台湾台中市の金萱茶(※)
中醗酵で香りが独特。嗅いだ時に、きんぴらごぼうを思い出しました。
後から紅茶の味に落ち着くという不思議なフレーバーです。
店主が台中にある茶農家まで買いに行ったのだそうな。
※たぶんそう聞いた気がする


image
ほうじ茶と桜のマカロン 450円
ほうじ茶の餡がさっぱりしていてなかなか良い味でした。


image
右手の湯呑(茶器)は佐賀県嬉野市で作られているものだそうです。

image
2煎目に供されるフルーツティーには、
この時期ならではの苺が入っていました。
温かい苺を食べることになるので、
お茶を飲み干す前に食べる方が口がさっぱりして良いかも。

ご近所のおばあちゃまが、ふらっと入って来るようなお店のようです。

神楽坂で日本茶を座って味わえるお店はレアでして、

貴重だなと感じました。

若い女性たちがキャッキャできる場所ってことでもなく、

静かにお茶と香りを愉しむ、という感じのお店です。

この日選んだお茶とお菓子で、総額1,430円(税込)。

複数の電子マネーにも対応しているようですが、

現金で支払っちゃいました。

5%還元ならず。

それにしても、ここは居抜きっぽいのですが、

以前のお店が思い出せない。

小料理屋さんっぽい外観だけれど、入ったことが無いからなぁ。

神楽坂のお店の移り変わりは早すぎて、

ちょいちょい記憶がブレる感じがするワタクシです。



image
【神楽坂 茶ぽん】

東京都新宿区神楽坂3-2 KI大宗ビル1F
営業時間 10:00~16:00,[土日]11:00~19:00
定休日:火曜
※Suicaが使えます
https://www.facebook.com/kagurazakachapon/
http://kagurazaka-chapon.favy.jp/


【にほんブログ村】