「ババグーリ(Babaghuri)」とはインドのグジャラート地方で採取される瑪瑙(めのう)の呼び名。
「ヨーガンレール」から誕生したブランドです。
素材はヨーガンレールに比べるとカジュアルながら手仕事感のある商品が特長。
そのショップも併設するヨーガンレール本社は清澄白河にございまして、
もとは倉庫街のスタジオだった古い建物をリノベーションした社屋となっております。
当時本社は竹芝にあったが、ゆりかもめの開通に伴い東京都から立ち退きを求められた。
ヨーガンは「緑や水辺のある場所を」と強く要望し、それを受けて都が提案した清澄の倉庫を改造し1993年に移転した。
ショップからリノベーションした内容を推察できると思い、
本日、同ブランド好きでそればかり着ている母を連れて行って参りました。
リノベーションを手掛けた建築家がよく分からないのですが、
もしかしたら同社のデザイナーなのかもなぁと推察しているところです。
コンクリートの外壁に蔦の絡まる外観が目に優しいビジュアル。
一見の価値あり、です。
蔦の中に埋もれる可愛らしい看板。
なかなか興味深い商品ラインナップですが、
その中でも特に魅かれたのこちらのお茶。
月桃(げっとう)茶です。
環境に配慮した袋は、自然に還せるらしい。
葉ではなく、実を使ったお茶とのことで、
スタッフさんに根掘り葉掘り聞いてしまいました。
珍しいし、面白いのでプレゼントに使ってみたいと思ったのですが、
その前に味を試しておこうと思い、一つ購入してみました。
茶葉というか、茶実というか。
月桃の実ってこういう形状なんですね。
英名ではshell ginger(シェル ジンジャー)。
ショウガ科の植物なんですね。
月桃と言えば、高級な壁紙として使われる月桃紙のイメージ。
しかし、月桃の実は漢方薬として使われるそうです。
胃腸の調子を整え、利尿効果があり、抗菌作用があり、
風邪のひき始めの喉の痛みを緩和するっぽい。
赤ワインの30倍以上のポリフェノールが含まれているので美容にも良いらしい。
特に更年期の女性に良い成分が多くあるようです。
「お茶なので即効性はありません」
とはショップスタッフさんの談。
それでも何かしら良いんじゃないか感がありますね。
だって、コダワリの多い「ババグーリ」が取り扱っているんだもの。
飲んでみたら、やはり漢方っぽい風味がある。
プレゼントとして使うなら、効能を強くアピールすべきかも?
と思えました。
ワタクシは気に入ったので、無くなったらまた買いに行こうと思います。
いやぁ、良い出会いでしたわ。
【ババグーリ清澄本店(ヨーガンレール本社)】
Babaghuri Kiyosumi Main Shop
東京都江東区清澄3-1-7
営業時間 11:00~19:00
定休日:不定(HPで要確認)
http://jurgenlehl.jp/