
特別展「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」
2020年2月8日(土)〜4月5日(日)
※シルバーデー(2/19,3/18)は65歳以上特別展観覧料無料
※3/20~4/5は2001年4月2日以降に生まれた18歳以下特別展観覧料無料
昨日、慌てて特別展前売券(900円)をセブンに買いに行きまして、
本日初日ってことで、両国に行って参りました。
同館は江戸と東京の歴史や文化を伝える博物館でして、
両国国技館に隣接しています。

JR両国駅側から行けば階段を上らなくて済みます。
このエスカレーターを使いたかったけれど特別展は一階です。
建物の設計は九段下にある昭和館も手掛けた菊竹清訓氏。
そして現在の博物館館長は、藤森照信氏です。
今月、藤森先生の講演を聴講する予定があるため、その前に、こちらの特別展を観ておこうと考えた次第です。
特別展の入館者はワタクシぐらいの年齢のお一人様が多い気がしますが、
刀剣が展示されているので、それ目当ての若い娘さんもチラホラ。
内容は、江戸東京博物館所蔵の品や個人所有の委託展示品、ブルボン王家の血筋であるバルディ伯爵のコレクション(ベニス東洋美術館所蔵)があります。
ゆえに写真撮影可能なものと、そうでないものが混在しています。
写真は撮れませんでしたが、「日光御宮御石之間格天井絵方彩色仕本」がとても良かったです。

[紺糸素懸威五枚胴具足 (明珍宗保/作)]
あまり武具には興味のないワタクシですが、
これは見応えがあり、戻って見入ってしまいました。


この足袋の部分がめっちゃ気になる。
履いている姿を見たいし、履き心地はどうなんだろう?

[象牙小箪笥 (小林礫斎/作)]
ごの時代(大正・昭和)は象牙がまだ手に入ったんですねぇ。
とても精巧にできていて欲しいなぁと思う一品。

[六瓢提物 (小林礫斎/作)]
浅草生まれの小林礫斎による精巧なミニチュア美術。


瓢箪の中にさらに5色の瓢箪が入っています。

[瓢箪・独楽他 (小林礫斎/作)]
職人技が凄く、小さすぎて見えない展示品もあります。


ズームしても見えにくいほど小さい独楽。
きっと回るんだろうなぁ。ってか、サイコロちっさっ!
小さいものは老眼にはキツイ。
こういう時は遠近両用の眼鏡が必要かもと思いました。
でも小さいからこそのワクワク感もあって、楽しかったです。
会期中に展示替えがあるっぽいので、後半に再訪してみようかなぁ。

展示されていた今戸人形のクリアファイルを購入しちゃいました。
A4サイズが440円とお高めです。
早朝から向かいましたが、JR利用より大江戸線利用の方が空いていて正解。
帰りにJRを利用しましたが、激混みでした。東西線も総武線も、千葉に続く線は凄いなぁ。
なにはともあれ、この特別展はオススメです。

【東京都江戸東京博物館】
EDO TOKYO Museum
東京都墨田区横網1-4-1
開館時間 9:30~17:30
(入館は閉館30分前迄、土曜は19:30迄)
休館日:月曜(ただし2月24日は開館)、2020.2月25日(火)
特別展専用券:1,100円
特別展・常設展共通券:1,360円
※シルバーデー(2/19,3/18)は65歳以上特別展観覧料無料
※3/20~4/5は2001年4月2日以降に生まれた18歳以下は特別展観覧料無料
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/