
今日はお通夜に参列して来たのですが、
斎場から駅まで戻るのに同行者がタクシーを使おうと言ったので、
斎場まで誰かを乗せてきたタクシーの復路に乗り込みました。
するとタクシーの運転手さんが我々が参列した葬儀の内容について
「こうでしょ」という感じで話し始めたのです。
苗字は誰で、何歳で亡くなり、死因は何だったのか、などなど。
正直、ドン引きしつつ、故人の知り合いなのかも?と思っていたら、
往路の乗客の談だと言うのです。
しかもその乗客は、残されたご親族の親友なんですって。
二度目のドン引き。
こんな詳細な個人情報を、駅から斎場までの数分間で吐露しまくるとは、
すごい価値観の人だなぁと思いました。
そして、なんだかモヤモヤ致しました。
ワタクシの親友は既に他界しているため正直よく分からないのですが、
なんだか違和感があるのです。
ワタクシの場合、そういう詳細を誰かに語られるのは嫌だなぁと思います。
親友でなければ仕方がないと思えるのだけれど、
親友ならば言わないで欲しいかもしれん。
あのタクシーの運転手さんはその後、何度も駅から同斎場に誰かを運ぶかもしれん。
その度に、あれだけの内容を誰かに語るのかと思うと、なんだかなぁ・・・。
ちなみに「親友とは?」という定義に、
秘密を秘密としておける、ってのがありました。
ワタクシのモヤっとの原因はそこにあったのかもしれん。