木造2階建て。3階に塔屋あり。
旧山形県庁舎も手がけた中條精一郎設計による病院建築が山形市内にあります。
存在感がありまくりの外観は明治45年に建てられた吉池小児科医院。
築100年以上の建築物は、バス車内からでもかなり目を惹きます。
現在も営業中と思われるため、道路から気になる部分を撮影致しました。
門の表札を見るに、眼科もあったんだろうか?
左右非対称な建物で、細部にまで装飾が施されています。
塔屋の窓ガラスも凝っている。
窓ガラスが当時のままと見受けられるのですが、空襲はなかったのかな?
気になって調べたところ、
山形市は戦争で爆撃を受けなかった数少ない県庁所在地なんだそうです。
個人的には、市内に文化財が複数現存している稀有な町だと感じるのですが、
そういう理由があったんですね。
同医院は文化財の指定や登録を受けてはいないようですが、
願わくば後世まで大切に残して欲しいと願っています。
いつかは内部も見学してみたいです。
【吉池小児科医院】
山形市十日町2-4-16
診療科目:皮膚科、小児科
診察時間 8:30~12:00