
[東京国立博物館本館(重要文化財)]
1932年(昭和7年)着工、1937年(昭和12年)竣工。
渡辺仁の案が採用された帝冠様式の代表的建築。
ものごっつい久々に、上野にある東京国立博物館に向かいました。
大きな企画展が無い隙間の期間なのですが、
入館料を支払う際、620円という価格に驚きました。
こんなに高かったっけ!?
400円台のイメージだったのですが、
それは十数年前の価格だったようです。
ちなみに今後も620円から値上がる予定だそうです。
イギリスの大英博物館は無料なのに・・・とボンヤリ思うワタクシ。
以前は国立博物館メンバーズパスを持っていたのかもしれん。
ちなみにメンバーズパスは現在2,000円で、
常設展なら何度でも入館できます。
またメンバーズパスを買おうかなぁ。
5,000円のプレミアムパスなら、
特別展無料観覧券が4枚付くみたいですし。
ちなみに母は年齢的に無料でした。
う、羨ましくなんかないからねっ!

敷地内には既に萩の花が咲いていました。

[山下門内博物館の表門]
現在の千代田区内幸町にあった頃の博物館入口。
薩摩藩の装束屋敷、飯山藩・小城藩の藩邸があった場所で、
上野に新しい博物館が建った明治14年までこの地にあった。
博物館移転後の明治16年に鹿鳴館が立てられ、
明治20年には帝国ホテルが開館する。
今回、展示からこのことを初めて知りました。

[旧因州池田屋敷表門]
現在、東京国立博物館敷地内にある大名屋敷門。
旧因幡鳥取藩池田家の江戸屋敷の表門で、昭和29年に上野に移築。
博物館の展示物の一つとなっている。
旧博物館入口のイメージとしては近しいかも。
東京国立博物館って、体力と気力を気合を維持して回らんと、バテますな。
歩きすぎて疲労骨折の個所が再び痛み、ちょいちょい椅子に座って休みました。
その間、母は休まず、ずーっと展示物を見歩いていました。
意外と元気だ。

一度庭に降りると、館内への再入場はできないらしい。
爽やかな風が吹く良い季節でしたが、庭に降りるのは断念しました。
母は「いろいろ見ないと勿体ない」と言っていましたが、
よくよく考えれは無料じゃん。
入館料はたかが620円で、
普段からその価格を無駄遣いしまくっているワタクシなのですが、
「高い」と感じた衝撃は捨て難く、
この日一日中思い続けていた次第です。
値上がる前にメンバーズパスを買おうと思うけれど、
暫く行かないうちにどうでもよくなって忘れちゃうんだろうなぁ。

【東京国立博物館(とうきょうこくりつはくぶつかん)】
東京都台東区上野公園13-9
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
※毎週金曜、土曜、11月3日は21:00まで開館
休館日:月曜(祝・休日の場合は開館、翌平日休館),年末年始
※ゴールデンウィーク期間とお盆期間中は原則無休
入館料:一般620円、大学生410円
無料開館日:国際博物館の日(5月18日)
使用可能電子マネー:iD,Suicaなどの交通系ICカード,WAON
https://www.tnm.jp/