
昼休みの雑談時。
ふと右耳に手を当てたら、ピアスが無くなっていました。
あら、落としちゃったのかしら。
いつの間に?
ってことで、
「ピアスを落としたから発見したら教えて」
と周囲に告げたら、途端に足元を見てくれる皆さん。
あまりにも皆が探してくれるもんで自分も腰を上げねばと思い、
ちょいと会議室まで探しに行ってみました。
でも、ない。
シマに戻ったら、真黒田さんが
「あの人、ボケたんじゃないの」
とか言うておったらしい。
「ボケてへんわ!」
とツッコミを入れつつもボケたと思う理由を訊いたら、
そもそも家から付けていなかったんじゃないの?
ってことらしい。
皆がその意見に同意をし始め、
「洗面台に置き忘れているんじゃないですか?」とか、
「ベッドの上に落としているんじゃないですか?」とか、
挙句、「ポケットの中に入っているんじゃないですか?」とか仰る。
一応ポケットに手を突っ込んで確認を取るも、無い。
「いや、朝は付けてるの鏡で見たもん」
と言いつつも、徐々に皆の意見が事実なんじゃないかという気になり、
若干トーンダウンするワタクシ。
そもそもピアスは母から貰ったもので、
失くすのは躊躇われるというカテゴリーに入るものなのです。
今日の朝からワタクシに会った人、ひとりひとりに
「ワタクシ、会話してるときにピアスしてた?」
と訊いてもみましたが、耳にぴったり付く形状だったため、
「分からない」
と言われること100%でした。
意外と耳に何を付けているかなんて他人様は見ていないらしい。
って、ワタクシは見ているけどなっ! ←八つ当たり
そんなこんなで退社時間になり、
「ほな帰るわ~」
と言ってサラッと帰ろうとしたら真黒田さんに
「洗面台で発見したらメールして」
と笑われました。
ぐぬぬ。
その言葉をキッカケに、
「ベッドの上にあったら連絡して」とか、
「家にあったら教えて」とか皆に言われ、
ついには千葉県民Tに、
「黙ってても、お母様に訊くからバレるんですからね」
と言われてしまいました。
それはヤバい。
そもそも誰もワタクシが今日付けていたピアスを覚えていないなら、
発見しても黙っていれば良いよね?
と脳裏を過ぎったものの、
複数人がピアスを探そうとしてくれたことに思い至り、
誤魔化しきれないと膝を付いた次第です。
帰宅後、買い物袋をダイニングテーブルにドサッと置き、
着替えるべく私室へ。
で、ベッドカバーをべりっと捲ったら、キラリと光る銀色。
一瞬、フリーズ。
だああああああああ! 家にあったぁぁぁぁ!
ってことでその後、千葉県民T対策のため、
母に今日の出来事を話しておきました。
母は笑っておりましたが、どこかで千葉県民Tと会った時、
誤魔化すのか正直に言うのかは不明です。
とりあえずワタクシとしては、
三連休明けまでに全てを忘れてしまおうと思います。
あれだけお騒がせしてしたため、
今更言えない。