
1806年(文化3年)創業の『三冠酒造』。
地図を見ていて偶然発見した倉敷市児島にある酒蔵ですが、
今年5月に築百年を超える精米蔵を改装し、
酒造ギャラリー兼直売所をオープンさせたそうです。
同蔵製造の日本酒のほか、
地元 児島・下津井で水揚げされる魚介の加工食品などを販売。
角打ちもでき、「酒の肴(3種セット)」は700円から楽しめます。
三冠酒造の仕込み水「みこえの水」は若干硬水。
この水で作った夏限定の「かき氷」も人気っぽい。
販売は2019年9月30日までとのことで、バスに乗って行って参りました。

特注なのかな? と思える看板。

酒造ギャラリー兼直売所の暖簾は児島デニム製のようです。

たったこれだけのビジュアルで涼しさを演出できるという不思議。


ここのかき氷も「みこえの水」を使っています。

内部はこんな感じ。靴を脱いで畳の上でかき氷を食べることができます。

今のフレーバーは4種類。

[吟醸酒粕日向夏かき氷 700円(税別)]


上に酒粕ホイップが乗っています。


こだわっていそうなお手拭きから、後継者さんの気合を感じました。
こちらの酒造ギャラリー兼直売所は、
若き後継ぎさんが発案して作ったのだそうです。
今年オープンしたばかりですが、
既にメディアにも取り上げられており、
児島でも知名度は高いようでした。
土日は結構混むらしいです。
そもそもワタクシは日本酒を嗜む者でして、
東京ではなかなか味わえないココの日本酒を試してみたいと思いました。
ゆえに、角打ちをすることに。

この「三冠」という日本酒がメインです。

角打ち(利き酒)は3種類を選択できます。
と言っても、選択肢は4種ぐらいしかないんですけどね。


漫画で取り上げられた知名度の高い日本酒がこちら。

少量ですが、なかなかに飲みごたえのある3種でした。
ツマミも付いています。


やはり好みは純米酒かなぁ。

そういえば、下津井は蛸が有名なんです。
イイダコも特産なんですって。
今回は食べなかったけど、秋が旬とかなんとか。

ここで販売しているツマミを購入しました。
いずれも下津井産です。
結局、純米の生酒を一本購入しました。
東京では見たことがないので、記念に。
まだまだ暑いので、炭酸で割ったら美味しいかもと思っております。
かき氷もなかなか美味しかったです。
汗をかかなきゃ2杯は余裕でいけたかも。
記憶に残る酒蔵となりました。

生酒なので早く飲まなきゃ。

【三冠酒造(さんかんしゅぞう)有限会社】
岡山県倉敷市児島下の町2-9-22
営業時間: 10:30~18:00(夏季以外の営業時間は~16:30)
定休日:不定
http://www.sankan.co.jp
