
サンライズに乗ると決めてから岡山県倉敷市での宿泊を決意し、
地図から『旅館くらしき』を探して予約を入れたのが二か月前。
選択理由はベッドがあったから、でした。
倉敷川を眼前に、美観地区の一等地とも言える場所にある宿でして、
蔵の中に泊まるという感じが独特で面白いと思えます。
サンライズが早朝着になるもんで、
荷物を早朝に預かって欲しい旨を連絡し、
タクシーで宿に向かったのですが、
既に玄関の外でスタッフさんが待機していました。
早朝なのにスゴイ。
荷物を預け、そのまま児島に向かい、
宿に戻ったのが16時頃。
それからチェックイン手続きとなりました。

右側に宿があります。

チェックインはこちらの部屋で行います。
ドリンクは飲み放題らしいのですが、今回は利用しませんでした。

ウェルカムドリンクとお菓子が供されますが、
お菓子は大手饅頭のような姿でした。

ドリンクはアイスティーを頂きました。
母の選択は珈琲でした。

宿の玄関土間。
民藝の気配もチラホラ。

夜は雨が降ったので、宿の入口にタオルが置かれていました。
この配慮が素晴らしい。

二階にも宿泊できる部屋があるようです。

今回は一階の部屋を選んでいたようです。
(二か月前なのですっかり忘れてた)

和モダンな待合ロビー「爐の間」。

一階には部屋が5部屋あるらしいです。
そのうちの一つ、レストランに行くのに便利な部屋がこの日の塒。

かなり広い部屋でして、玄関だけでも照明が二か所あります。

大きな座敷の大きな床の間。

テレビはこちらの中華風家具内にあります。

座敷に置かれたソファ。
年齢が高くなると有難いと感じるアイテムです。

ベッドルームも広い。
こちらはフローリングになっています。
(ゆえにスリッパがありました)

冷蔵庫の中はフリードリンク。
しかし、ワタクシがサイダーを、母がビールを飲んだ程度でした。

アロマディフューザーなどのセットもあり。
(アロマディフューザーを使いましたが、ちょっと面倒くさい)

アメニティグッズは充実していました。


ブラシなどの要らないものは置いて帰りましたけど、
それ以外の半分ぐらいは頂いて帰りました。
(シティホテルに泊まる際は必携だし)
夜は降雨。
児島の酒蔵で、雨+夜の倉敷散策がオススメだと言われたので、
ぶらぶらと散策に出ることにしました。
確かに、倉敷に泊まらないと出来ないことではありますね。
なかなか面白かったです。

このランプがいいわぁ。

こちらの入口からは庭に入れます。


レストランに繋がっているんですね。
江戸時代の砂糖問屋だった旧家の母屋と米蔵三棟を改装してあり、
手掛けたのは建築家の浦辺鎮太郎。
そして渡辺淳一氏の「一度は泊まってみたい日本の宿」で紹介されている宿でもあります。
棟方志功や司馬遼太郎も愛した宿だそうです。
(予約した時は全く知りませんでした)
時代に合わせてリフォームされており、無料Wi-Fiもあり、
かなり快適に過ごすことができました。

【旅館くらしき】
岡山県倉敷市本町4-1
チェックイン:15時以降,チェックアウト:11時
夕食開始時刻 17:00~20:00/朝食開始時刻 7:30~9:00
https://www.ryokan-kurashiki.jp/top.php
「旅館くらしき」、泊まられたのは「蔵の間」でしょうか?
ソファがあって良いですね!次回泊まってみたいです(過去に泊まったのは「松の間」と「奥座敷」だけです)。
すぐ近くに「鶴形」という旅館もあり泊まったことがありますが、部屋と朝食は「旅館くらしき」のほうが良かったです。夕食は「鶴形」のほうが素材が良いかな~と思います。
建物がお好きなら「八間蔵」という
寛政8年(1796年)に建築された重要文化財「大橋家住宅」の米蔵を改装したフレンチレストランもお勧めです。