日光東照宮参拝後に『みはし』でランチを目論んでしたのですが、
5月1日から臨時休業に入っていました。
飲食店も仕入れが大変だからか連休になるんですねぇ。
で、そのまま坂を登って『日光金谷ホテル』に向かいました。
『日光金谷ホテル』は明治6年(1873年)創業の
現存する日本最古のリゾートクラシックホテルでして、
その建物は国の登録有形文化財に指定されています。
ランチをするにはちょいとお高めな価格帯ですが、
イメージが良いし、料理に失敗がないだろうと思えました。
有名な百年ライスカレーは2,100~2,300円もするんですけどね。
しかし思うことは皆一緒のようで、一階のクラフトラウンジは激混み。
我々が待つために記名した段階で、11グループもありました。
2F メインダイニングルーム
出来れば二階で食べたいなぁと思っていたワタクシが、
ちょいと二階を覗きに行ってみたら、待ち時間なく入れそうな気配。
同行者に告げて一緒にメニューを見に行き、賛同が得られたので
一階での名前を消し、二階で食事をすることになりました。
二階で最も安いコース料理を選択。
同行者はこちらのメニューを、ワタクシは下のメニューを即決しました。
ザ・洋食って感じのメニュー。
ワタクシ、コロッケが大好物なんです。
日光の水は美味しいのですが、ここは我慢のしどころです。
飲みたかったビールをグビグビと飲んでしまいました。
ちなみにこちらのビールは金谷ホテル独自のもの。
税込831円とリーズナブルな価格です。しかも美味しい。
(グラスワインに比べてですが)
日光の三猿とは主張が違うのだそうです。
凄まじく奥行深く濃厚な味のコンソメスープ。
ひとさじ、ひとさじ、ゆっくりと頂きました。
[若鶏と蟹入りベシャメルコロッケ トマトソース]
どちらもホワイトソースが濃厚で美味。
ニンジングラッセは甘すぎず柑橘系の後味が良かったです。
[サラダ(フレンチドレッシング)]
[季節のアイスクリーム]
抹茶アイスをものごっつい久々に食べました。
ゆっくりとランチを摂ることができ、良い選択をしたと思いました。
コースと言えども3,600円ですし、
一階で食べるのとあまり価格が変わらないなら
二階で食べる方がロケーションが良いし快適だと感じました。
大谷石の暖炉があります。
吹き抜けの下はフロント。
メインダイニングルームの脇にある階段。若干カオス。
和を意識した感じの食堂。
廊下には宿泊した著名人の写真が並んでいます。
階段上の天上。
雨がかなり降っているので、
駅まではホテルのシャトルバスを利用することにしました。
時間まで余裕があるので、ロビーでまったりと過ごせました。
コース料理はお高いものもありますが、
我々が食べたようなリーズナブルなものもあります。
食後の飲み物やデザートまて付いてこの価格は(一階よりは)お得だと思います。
まあ、カレーなどが食べたい場合は一階にしかないんですけどね。
帰りの駅までの道は渋滞が無くスムーズに向かえました。
どこまでも「待つ」が続いた本日の日光観光。
終わり良ければ総て良し、かな。
ところで三猿って、なんで言葉は「見ざる聞かざる言わざる」の順なんですかね。
東照宮の彫刻は「見ざる言わざる聞かざる」の順で並んでいるのに。
ちょっと謎。
【日光金谷ホテル】
栃木県日光市上鉢石町1300
シャトルバス送迎時間:https://www.kanayahotel.co.jp/nkh/access/bus/
https://www.kanayahotel.co.jp/
※メインダイニングルームでの支払いにはSuicaが使えます