[秋葉糀味噌醸造見世蔵]
大正13年(1924年)/1934改造
国登録有形文化財(建造物)
天保3年(1832年)創業の『秋葉糀味噌醸造』。
ここの三五八で漬けるお漬物は美味でして、
結城に来たら必ず立ち寄るようにしております。
今回も、三五八漬けがあればそれを、
なければ味噌を買うつもりでした。
しかし、商品ケースを覘いてみたら、
今日はそれ以外のものが売られていました。
初めて山菜が売られているのを目撃。
こごみの天ぷらかぁ~。調理が面倒くさいなぁ~。
と思っていたら、
「天ぷらは面倒だから、湯がいて胡麻だれで食べると美味しいのよ」
と食べ方を教えてもらったため、一袋だけ購入することにしました。
つむぎみそ純米540円、三五八漬け400円、こごみ150円。
調味料として胡麻ドレッシングを買ってきました。
今は袋入りの使い切りタイプがあるんですねぇ
ぐるぐるしている葉先も広げて洗います。
下処理がすっごく面倒くさい。
なんだかエイリアンっぽい・・・。
茹でた後、お酒をどばどば入れた出汁に漬けて寝かせたら
良いアテって感じになりました。歯触りが楽しいかも。
ちなみに「こごみ」は学名「Matteuccia struthiopteris」。
多年生シダの一種、草蘇鉄の若芽のことです。
生えている姿が屈(こ)ごまって見えることが名前の由来。
食物繊維以外の「こごみ」の特筆すべき栄養素は葉酸で、
悪玉アミノ酸が増えるのを防いでくれます。
しかし、沢山食べるもんじゃないし、
どう考えても続けられるもんでもないし、
少量で視覚と味覚から春を食す、
という気分的な効果が得られる食材として貴重なのかもね。
東京ではあまり見ない食材なので、
記憶に残る出会いとなりました。
【秋葉糀味噌醸造】
茨城県結城市結城174
営業時間 8:30~18:30
定休日:日曜、祝日
http://www.tsumugi-miso.co.jp/index.html