そういえば、善光寺で御朱印を頂いたことがなかったと気づきましで、
青春18きっぷで母とちょっくら長野までやって参りました。
御朱印に惹かれて善光寺参りって感じです。
前回参拝したのは2016年の夏。
今回はその時よりも、かなりじっくりと参拝することができました。
敷石が敷き詰められた参道は史跡になっているっぽい。
7000枚弱の石板が敷かれています。
[仁王門]
扁額には「定額山」という山号が書かれています。
[阿形]
[吽形]
仁王像は、巨匠・高村光雲と米原雲海の合作です。
木鼻の獅子は頭にイラクサのような冠をかぶっていました。キリストっぽい?
垣根に使われているトゲのある植物を利用しているようです。
鳥除けなんでしょうけど、グッドアイデアですね~
仁王門の背後右裏に「三宝荒神」、左裏に「三面大黒天」が安置されています。
ガードが固くてスマホでは撮影できませんけどね。
[三門]
五間三戸二階二重門、入母屋造、檜皮葺
国重要文化財
[本堂]
国宝
桁行十四間、梁間五間、一重もこし付、撞木造、妻入、
正面向拝三間、 軒唐破風付、両側面向拝各一間、総檜皮葺
提灯の上に雀が。
(クリックで拡大)
内側の木鼻の生き物がハリーポッターに出てくるドビーに似ている。
銅板に記された文字は鮮明ですが、
左側の木板に記された文字は消えているようでした。
何が記されていたんだろう?
本堂から三門を眺む。
境内に人が増えて参りました。
謎の岩が本堂の左右に設置されています。
本堂を脇から眺む。
本堂の裏側には石塔が並んでいました。
千人塚と称される供養塔。
慶長年間に起こった百姓一揆の犠牲者を弔うものらしいです。
よく見れば朱に塗られていますね。
本堂を真裏から眺む。
[経蔵]
桁行五間、梁間五間、一重、宝形造、檜皮葺、八角輪蔵付
国重要文化財
くしゃみと闘いながらの参拝となりましたが、
ゆっくりと外周を散策し、かなり興味深かったです。
預けてあった御朱印帳を受け取りに向かいます。
この建物内部で御朱印がいただけます。
5種類ほどある中から2種頂くことにしました。
そして今月限定の御朱印(書置き)も頂きました。
一生涯のうち、何度、善光寺参りができるかしら?
と、ふと思ってみたり。
【善光寺】
長野県長野市元善町491
本尊:一光三尊阿弥陀如来(絶対秘仏)
創建年:644年