長生きしたけりゃ肉は食べるな、と仰る人がいます。

長生きしたけりゃ肉を食べろ、と仰る人がいます。

たぶん、どちらも正しいんでしょうね。

体質によっては。

ここ2カ月間ほど肉類をほとんど摂取していなかったワタクシ。

血液検査データによると、"そんな感じの血"になっているそうです。

血清アルブミン値っちゅーのがございまして、

極論で言えば、この数値が高いと生存率が高くなるそうです。

アルブミンは、肉や魚などのたんぱく質をもとに肝臓で作られます。

筋肉や血管、免疫細胞などの機能に不可欠な成分とされています。

ゆえにアルブミンが減ると、筋肉が落ち、血管が脆くなり、

免疫機能も低下します。

肝機能障害や感染症による影響で低下することもあるそうです。

感染症にかかり、肉類をほとんど食べなかったワタクシの体内は、

負のスパイラルに陥っていたようで、

意識して、肉を多く摂取することを勧められました。

「ベーコンは食べましたよ」と言ったら、

「ベーコンは脂だ」と叱られました。

せめて鶏肉を食べるよう推奨されました。

えー。めんどくさいなぁー。

鶏肉の皮と肉の間の薄い膜が苦手なワタクシ。

しかもささみに付いている筋も苦手です。

鶏卵のカラザを黙々と取り外す派に所属しておったりもします。

カラザは栄養価が高いので食べるべきだという方が居ますが、

苦手なものは食べたくないので、これからも外し続けます。

それと同義で、鶏肉を使う場合、

ワタクシに合った下処理が必要なのです。

それが面倒。

皮は茹でれば取り外しがラクになりますが、

ささみの筋は茹でると見えなくなるので排除し難くなりますしね。

それとは別に、最近すすめられたのが、胡桃です。

胡桃は、オメガ3脂肪酸、ポリフェノール、メラトニン、ビタミンE、

ビタミンB1、ビタミンB6、葉酸、マグネシウム、銅、亜鉛などを多く含みます。

オメガ3脂肪酸は不飽和脂肪酸の一種でして、

血中の中性脂肪やコレステロール、悪玉コレステロールを低減させますが、

人の体内では作れません。

胡桃は脳神経に作用する成分を含んでおり、

精神安定効果があり、集中力や記憶力を高めると言われています。

また、アルツハイマー病の予防および進行を遅らせる効果があることが

最近の研究で分かってきたようです。

「しかも花粉症にもイイらしいわ。だから毎日食べなさい」

と先日、一期一会な場所で神奈川県マダムに言われたところです。

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毎日10粒食べるとアンチエイジング効果が期待できるらしいです。
しかしカロリーが100gで約700kclとお高め。


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蓋につけているのはカフェで貰った胡桃です。


ちなみに、今から毎日食べても、

今年の花粉症抑制には間に合わないそうです。

ってことで、一年後に期待。

食べるもので体質改善・健康増進を図るのは、

どうしても長期計画になりますねぇ。

何はともあれ、今晩は豚しゃぶの胡桃がけでも作ろうと思います。


健康な人は自分の健康に気がつかない。
病人だけが健康を知っている。

Thomas Carlyle (トーマス・カーライル)

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