
旅行ジャーナリストの兼高かおるさんが2019年1月5日に亡くなったことが9日に分かった。90歳。
兼高さんを一躍有名にしたのは人気紀行番組「兼高かおる世界の旅」。1959(昭和34)年12月13日。午前10時30分からラジオ東京テレビ(現TBSテレビ)系列で兼高さんをメインキャスターに放送がスタートした。当時の番組名は「兼高かおる世界飛び歩き」で最初の訪問国はイタリアだった。
1960(昭和35)年6月26日放送分でいったん中断し、放送再開後に「-世界の旅」に改題。以降1990(平成2)年9月30日の最終回「イギリスの庭」まで30年10カ月の間、途中からはナレーターに芥川隆行さんが加入、毎週日曜日の朝にジェット機の滑空シーンと映画「八十日間世界一周」のテーマ曲で始まり、実際に兼高さんが取材した世界各地の景勝地や遺跡などを紹介する30分間に多くの人が癒やされ、海外旅行へ思いをはせた。
「兼高かおる世界の旅」が懐かしいと
会社で今年の壁掛けカレンダーを見ながら会話していたのが先日のこと。
平成生まれっ子はご存じない番組ではあるが、
昭和生まれ人には大変懐かしい番組なのです。
海外旅行が身近では無かった時代。
兼高かおるさんは選ばれし者だと思っていました。
未だにそう思ってます。
昭和3年生まれで、平成最後の年に死去。
新元号まであと少しだったのに、と思うのはワタクシだけでしょうか。
ワタクシが子供の頃は、
子供がテレビを見ることを良しとしない風潮だったのですが、
「兼高かおる世界の旅」は見ることを不思議と許されていた番組でした。
日曜日だったから、家族全員で見ていましたっけ。
アフリカなどは印象的だったなぁ。行きたいとは欠片も思わないけれど。
改めて、今見てみたい番組ではあります。