2013年に行って以来、久しく足を踏み入れていなかった新宿御苑。
今年も菊花展をやっているようなので、ちょいと行ってみることにしました。
土曜日だし、晴天だし、爽やかな陽気だし、きっと混む。絶対混む。
そう思って、開園と同時に入園するぞと決めたワタクシ。
今回は乗り換えなしで行ける千駄ヶ谷から攻めてみました。
初めてこちらの門から入ったわ。
開園したての新宿御苑は、ほぼ外国人だらけ。
日本人をあまり見かけませんでした。
菊花展をしているから外国人が多いのか、
そもそも新宿御苑は人気の観光スポットなのか、
外国人が多いいまいち理由が分かりません。
でもまあ、菊花展は見応え十分でした。
千駄ヶ谷門から入る方が空いている気がしました。
[懸崖作り花壇]
ここにテレビカメラが陣取っておりましたもんで、
じっくり見るのは断念しました。
[大菊花壇]
もの凄く整然と並んだ菊の花。
どこから見ても一直線に見えます。
[誰ヶ袖]
[伊勢菊]
伊勢地方で作られていた菊。
[肥後菊花壇]
花弁が細くて写真だと弱弱しく見えますね。でも綺麗。
菊らしい菊って感じ。
まるでブーケにしたように美しい形に菊が並ぶ鉢。
[一文字菊、管物菊花壇]
[流光]
[蜻蛉羽]
[初雪]
[雲の波]
上下の違いがいまいちわからない。
[丁子菊]
おもに関西地方で作られていた菊
[紅葉渓]
[花垣]
[仮寝の夢]
[大作り花壇]
大作りという技法で仕立てた菊で、新宿御苑独自の技術なのだとか。
あれだけの菊花が咲いているのに、根元はこれだけという神秘。
今回も観て感じたのは、ワタクシは江戸菊が一番好みだということ。(トップ写真)
裏白な感じも風情があって綺麗ですよね。
江戸菊花壇は明治11年(1878年)から作り始めたという
新宿御苑で最も歴史ある花壇なのだそうです。
さて、今回は特別展示も観てきました。
千駄ヶ谷門近くに位置する菊栽培所。
こういう場所があったんですねぇ。
意外と広い敷地にて菊が栽培されています。
見頃な菊は展示されているようで、
ここでは成長途中という感じの菊が咲いていました。
そもそも菊は直植えだったんですね。
近くで見るとこんな菊です。
包装途中って感じの様相を呈する菊たち。]
これらの完成形が園内にありました。
てっぺんまで綺麗に花が咲いているクッションマム。
面白い名前ですね。
きっと昼からは日本人で混むのだと思われます。
こういう場所にご高齢の方々が来ないわけが無いもの。
周囲に人のいない状態で、ゆっくり菊を愛でたい人には、
開園と同時に行くことをお勧めします。
この後ワタクシは温室へと向かうのでした。
【新宿御苑菊花壇展】
東京都新宿区内藤町11
日時:11月1日(木)~11月15日(木)
※期間中は無休
開館時間 9:00~16:00(閉門は16:30)