ご主人が、『銀座 金田中』で修業をされたという『神楽坂ささ木』。
以前は筑土八幡町交差点の本多横丁側にお店があったのですが、
2019年度に完了予定の放射25号線(大久保通り)の拡幅事業により昨年末に移転しました。
このため同店の入っていた津久戸町のビルは現在すでに取り壊されています。
(でも今もグーグルマップには掲載されたまま)
今回の放射25号線拡幅事業計画区間は筑土八幡町から牛込北町までで、
都市計画道路としては現行幅員18mを30mに拡幅することになっています。
叔母が生前、この辺りの開発について何度も教えてくれていたのですが、
数十年を経て、ようやく(道が拡幅)実行されるのかと感慨深いものがあります。
それはさておき、『神楽坂ささ木』。
我々は牡丹(ぼたん)のコースを選択しましたが、
食べたもの全てが美味しく、大変満足致しました。
どれくらい気に入ったかと言うと、次回の予約を入れてしまうほどです。
ひと口サイズの牛肉のお寿司と、あん肝。
日本酒が飲みたくなります。
メニューにない日本酒を勧めて貰いましたので、それを。
純米大吟醸の「貴」です@山口県。
徳利したの袴には松葉が入っていました。
何故?と思って訊いたら、
徳利の底が袴にくっつかないようにするためだそうです。
金目鯛としめじのお吸い物。
脂がのっていて美味しいお椀でした。
松川カレイと大トロのお刺身。
喉黒の塩焼き。
松坂牛と松茸。肉は噛まずとも舌でとろけます。
溶いた卵の味が柔らかかったのだけれど、どういう加工なんだろう?
ワタクシにとって今年初の松茸でございました。香りウマ~
二つ目の日本酒もメニュー外から選択。
長野県の「澤の花」です。
蓋物が出てきました。開ける楽しみがありますね。
海老芋の蟹あんかけ。菊をこうやって散らすと綺麗なんですね。
御飯は鳥の炊き込みプラス大きな栗。
全てが大変美味しゅうございました。
単品もありますが、コース料理って次に何が出るんだろうというワクワク感がありますね。
季節ごとの料理を味わいたくなるお店です。
次は河豚ヒレ酒かな。
22時からはバーに変わるらしいので、そちらにも行ってみようと思います。
オススメです。
【神楽坂ささ木】
東京都新宿区新小川町8-6 寺崎ビル1F
最寄り駅:JR総武中央線、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線、都営大江戸線の飯田橋駅
営業時間17:30~22:30 (Bar ささ木 22:00~ open)
定休日:日曜、月曜
別途消費税・サービス料10%
http://kagurazaka-sasaki.jp/