母の用事で日本橋人形町に朝から行って参りました。
午後はセミナー受講があるので、この時間帯しか隙間が無かったためです。
久々の人形町・・・ってことも無いけれど、朝から歩くのは久々だったもんで、
ちょっとウキウキしておりました。
目的地は『うぶけや』。
刃物や、その店名からも分かるように毛抜きで有名な老舗です。
ビルの間に建つ店舗も、いい感じなんです。
無論店内は、推して知るべし。
母に頼まれたものを引き取って参りました。
<参考写真>
包みの内容は、ワタク愛用の食事はさみと同じものです。
食事鋏は先端が丸くなっているので、食器の上で食品を切っても食器を傷めないという優れもの。
ものすごく切れ味が良いので、刃を拭く際は手を切らないように注意が必要です。
これでケンタッキー・フライド・チキンの骨を切るマダムが居られるらしいのですが、
それは止めておくようにと念を押されました。
出された食事を切るという行為は、子供か、高齢者に必要な事柄だと思うのですが、
その年になってもケンタッキー・フライド・チキンが食べたくなるんだな、と
話を聞いてほほえましく思いました。
でも骨を切るって、ワイルド過ぎるかも。
もしかして骨でスープを作りたかったのかな?
いやいや、それならキッチン鋏を使うよね。
などと、店主さんと会話中に思っていたワタクシです。
ワタクシが毛抜きをガン見していたからか、
そちらについてもいろいろ説明して貰いました。
使ってみたら、お高いものはものごっつい手に馴染む。
めちゃくちゃ欲しくなったものの、本日の予算外だったので、
「お給料が出たらまた来ます」と言って店を後にしました。
無論、四ケタ台の安い毛抜きもありましたが、
五桁の毛抜きは、やはり違うんです。
そもそも持ち手がちょっと長いし、ボディに厚みがあるため、
力の入れ方が少なくて済む。
最近、ペットボトルの蓋が明けにくいと感じているほど
握力低下に見舞われているため、
“少しの力でいつもの働き”
をしてくれるグッズに滅法よろめきやすくなっているワタクシです。
菊一文字の毛抜きも愛用しているのですが、
2mmの毛抜きが欲しいと思っていたんですよね。
今度は是非、『うぶけや』の毛抜きを入手したいと思っています。
野望なり。
【うぶけや】
東京都中央区日本橋人形町3-9-2
営業時間 9:00~18:00(土曜9:00~17:00)
定休日:日曜、祝日
https://www.ubukeya.com/