醤油の「関東三大銘柄地」は、千葉県野田市と銚子市、そして茨城県土浦市だったんだそうな。
今は市内に一軒しか残っていない醤油醸造所が、元禄元年(1688年)創業で320年余り続く老舗『柴沼醤油醸造』。
木桶仕込みの生醤油が有名だと酒豪Mが言うもんで、三連休中の入手を試みたものの、平日しか開いてない。
しかも工場見学は9月末までで、10月からは本格的な仕込みに入るもんで年内の見学は受付ないそうな。
商品は特定のスーパーで入手可能だとのことなれど、駅で自転車を借りたので、ひとっ走り醸造地を見に行って参りました。
桜川沿いにある醸造所の脇を通ると、醤油の良い香りが漂います。
東日本大震災で被災した建物があったらしいので、
屋根が真新しいのがそれなのかも。
たぶんここが入口なんだと思われます。
母屋は江戸時代の建物なんですって。
塀も真新しい感じですね。
空き地に置いてある古い木桶。
柴沼醤油では7割の工程を職人の手作業で行っているそうです。
江戸時代から明治時代より伝わる蔵や木桶を使い、そこで繁殖した微生物が醤油の旨味を出しているらしく、それがこの醸造所の特徴なのだとか。
酒豪M情報によると、木桶で醸造しているところは茨城県ではここだけ、とかなんとか。
めちゃくちゃ珍しいらしいです。
[左から] ぬか漬 356円、フレッシュボトル紫峰367円、貴醤油298円
※それぞれ税別
「お常陸」という瓶入りの醤油は、茨城県産のダイズとコムギだけを使用した木桶仕込みの生醤油らしいのですが、いかんせん重く、価格も1,000円と飛びぬけており、今回はスルー致しました。
ワタクシが見たところ、教えてもらった特定のスーパーでも置いてないところもあるっぽい。
ワタクシはほとんど醤油を使わないもんで、味の違いが判る女になったら、購入してみようと思います。
ネットショップで。
【柴沼醤油醸造(しばぬましょうゆじょうぞう)】
Shibanuma-syouyu Co., Ltd.
茨城県土浦市虫掛374
営業時間 8:00~17:00
定休日:土日曜祝(不定休)
工場見学:要予約(9月までの平日のみ)
https://www.shibanuma.com/