
小千谷市は錦鯉の養殖が盛んな場所で、
それを間近に観賞できる『錦鯉の里』があります。
観賞池では錦鯉にえさ(100円)を与えることもできます。
昨年5月5日に、錦鯉が新潟県の観賞魚に指定れたそうです。
指定日を「こどもの日」にしたってことは、
そこも鯉にこだわりたかったんですかね。
何はともあれ、そこまで力を注ぐ本気の錦鯉を観たいと思い、
『錦鯉の里』に足を運んで参りました。

今の時期、庭には一匹も鯉は泳いでいないっぽい。

意外とお高い入館料。

今の時期、錦鯉を鑑賞できるのはこのスペースだけです。


生簀を覗くと鯉が寄ってきました。
ここでは5万円払えばここの錦鯉のオーナーになれる制度があるようです。
ここに来て、あの錦鯉はオレのだ、とか言って楽しむのかもしれませんね。

せっかくなので、鯉の餌を購入しました。1コーン100円。
コーンは容器になっていますが、
中身が無くなったら砕いて、これも餌にします。

めっちゃ寄って来た。
さながらライブ会場の熱狂的ファンに迎えられているよう。


キャーッ!! こっち向いて(餌くれ)~的な。


押し合いへし合い、えらいビジュアルになってきた。


客席にダイブするファン(錦鯉)も出始める。


意外と遠くまで撒けない餌。真下にポロポロ落ちる餌もあります。
それを理解していて真下で待ち構えるちゃっかり者の錦鯉も居る。


お高い錦鯉とは思えんビジュアルに、ちょっと引き気味のワタクシ。


それなりに餌を貰っているであろうに、かなり貪欲な錦鯉たち。


餌を巻き終えて少し離れたら、錦鯉たちも解散していきました。

入り口脇の鯉のオブジェがついたものは、公衆電話でした。
なぜここに公衆電話が!?
滞在時間は僅かでしたが、
鯉に餌をやったことで、ちょっとした達成感を得られました。
誰でも人気者(ただし錦鯉)になれる場所。
冬以外の時期は外の池に分散している錦鯉を
集約しているのがこの時期の館内の生簀なのでしょうから、
勢ぞろいした錦鯉たちに熱狂的に迎えられるのは
この時期だけのことなのかもしれません。
オススメかと訊かれると唸って悩むところですが、
お高そうな錦鯉を確実に観られる場所としては
ちょっと面白いスポットなのではないでしょうか。

【錦鯉の里】
新潟県小千谷市城内1-8-22
開館時間[3月~11月] 9:00~18:00
休館日:年末年始、臨時休館あり
入館料:510円
http://nishikigoinosato.jp/