『ESPICE (エスピス)』は独創的なフレンチが堪能できると神戸でも評判のお店。
そんな同店に一月ほど前に予約を入れ、母とランチに行って参りました。
予約時に何かの記念ですか?と訊かれたものの、特に何もなく。
もしかしたら何かの記念に使う定番のお店なのかもしれんと思った質問でした。
実は当日、ちょいと疲れていたワタクシ。
アルコールは飲まずに食事を頂くというレアなことをしつつ、食事を堪能致しました。
まず初めに白い塊にお湯を注ぐスタッフ。
むくむくと膨れ上がり、おしぼりが出来上がりました。
ザッツ エンターテインメント!
ナフキンとカトラリーは腹引き出しに収納されています。
アルコールは飲まないけれど、水分は欲しい。
瀬戸内レモンのドリンクを母とシェア致しました。
「はじまり ~小さな前菜たち~」
と題されたスナックからスタートです。
黒いのはシュー生地に入ったチーズ・・・だと思う。
豚型のクラッカーに乗った豚のパテ。
豆のムースの上にウニが乗っています。
容器もウニ柄ですね。
テット・ド・フロマージュは豚足のゼリー寄せ。
ボタンエビと一緒に敷かれ、上に蕪が乗っています。
その上に乗っているのはエビの殻を使ったサクサク食感のおせんべい(?)
その上に桜エビが散らしてあります。
なんだか色々な味、食感、風味が楽しめて、
しかも大変美味しい一皿でした。
MaisonMURATA(メゾンムラタ)のパンなのだそうです。
有名らしいのですが存じませんでした。
桜塩がかかったヨーグルト入りバターと、
右はオリーブとタピオカを混ぜたもの。
これらをパンに付けて食べます。
鶏の容器に入ったソースショロン。
巣を模した敷物も可愛い。
[魚]
鰆のソテー、ポロネギの上に菜っ葉とアーモンドの粉が乗っています。
その脇にサーブされる酸味のあるソース。
[肉]
蝦夷鹿にリコッタチーズがかかったものと、
リンゴとビーツのタルトタタン風。
口紅の部分は紫芋だそうです。左側のはコショウ。
これにキャビアが入ったマッシュポテトがサーブされました。
これらを自由に組み合わせて食べるという一皿です。
[ドルチェ]
青りんごのムースと、パンデピスの上に乗った生姜のソルベ。
青りんごの爽やかさと、刺激的な生姜で口がスッキリ致しました。
我々は珈琲を選択。
持ちやすいカップでした。
砂糖の下に敷かれた砂糖は花が入っているそうです。
「ミニャルディーズ ~ノスタルジー~」
と題されたひと箱。
添えてあるスコップで箱の中からお菓子を掘り出します。
上に乗っているのはピスタチオのカヌレ。
フィナンシェを発見。
最後にチョコも発見して、宝探しは終了です。
2時間みっちり、楽しいランチタイムを過ごすことができました。
店内は女性だらけで、大変人気のあるお店だと感じます。
いつかミシュランの星を取るんじゃないかしら。
そうなったら、予約の取り難いお店になっちゃうでしょうねぇ。
神戸で食のエンタメを体感したい人におすすめしたいお店です。
我々が頂いたのはメインが二つのコースでした。
【ESPICE (エスピス)】
兵庫県神戸市中央区中山手通2-3-25 メゾンエスプリ生田1-1
(JR三ノ宮駅より徒歩7分)
営業時間 12:00~15:00(L.O13:30)、18:00~22:00(L.O20:00)
定休日:HP、facebook等にて告知