城山公園山頂にある館山城は再建された模擬城です。
その中に昭和57年10月に開館した八犬伝博物館があり、
滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』に関する各種資料が展示されています。
ワタクシにとっての『里見八犬伝』は1983年に上映された角川映画。
鎌田敏夫氏による 『新・里見八犬伝』を元に作られ、
薬師丸ひろ子さんと真田広之さんが主演でした。
その後、馬琴の『南総里見八犬伝』を読もうと思ったのですが、
結局挫折してしまったため、映画のイメージで定着してしまっております。
何より本日、舞台が館山だったってことを初めて知った次第です。
馬琴は言明していませんが、
同地の里見氏に類する歴史上の人物が「モデル」と主張する説があるそうです。
JR館山駅の前には大河ドラマを誘致したいという旨の看板も立っていました。
そんな同氏について勉強してみようと八犬伝博物館を訪れたのですが、
万札しか持ち合わせがなく、
その旨を伝えたら「ちょっと・・・」と困られたもんで、
入館を断念いたしました。
同館を訪れる際は小銭が必要です。
でもせっかく小高い場所まで登ったもんで、
見晴らし台に向かってみました。
[関東の富士見百景]
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/kikaku/fuji100/map/chiba.htm
海上自衛隊館山航空基地の先に見える富士山。
(クリックで拡大)
先に見える場所が進駐軍が上陸した場所・・・らしい。
海に突き出る館山夕日桟橋も見えます。
奥に見えるのが鋸山。
本日、初めて南房総に参りましたが、
想像では暖かい場所だと思っていたものの、海側だからか寒かったです。
そしてここから富士山が眺められるってことを本日初めて知りました。
あいにく今日は霞んでいたけれど。
【館山城(八犬伝博物館)】
千葉県館山市館山351-2
開館時間 9:00~16:45
定休日:月曜、年末年始
観覧料:400円