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[12月文楽鑑賞教室]
2017年12月7日(木)~2017年12月19日(火)
日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)渡し場の段
解説 文楽の魅力
傾城恋飛脚 新口村の段



本日は文楽鑑賞のため、国立劇場に行って参りました。


幕前に楽屋に挨拶に行ったりして、わたわたしつつもギリギリに着席。


本日の一幕目は、道成寺の清姫が主人公の話。


大人になって冷静に見てみると、清姫の病みっぷりが半端なくて、


すっごく怖いお話ですね。


この一段を見ただけなら、「安珍逃げてぇぇぇぇぇ」と言いたくなるほど。


ストーカーにもほどがある怖さでした。


そんな印象的な一幕の次は、文楽の魅力解説。


これが大変面白かったです。


観客の年齢層が激高なので、ネタも昭和が入っていたりするんですけど、


普段真面目に演じている人々が、解説の最後に笑いを入れて来て、


そのギャップにも笑わされました。


あの脚本書いた人、凄いなぁ。


アドリブだったらもっと凄い。


そして最後は、近松門左衛門の『冥途の飛脚』の文楽版。


あまり得意な話ではないので、途中、ちょっと睡魔にやられそうになりました。


しかし、総じて本日の演目は面白かったです。


それしても、文楽ファンって年齢層がめっちゃ高いんですよねぇ。


車椅子で来て、介助をして貰いつつ着席される御高齢の方もチラホラ居て、


音、聞こえるのかなぁ・・・とボンヤリ心配になったりもして。


でも雰囲気を味わうのは良いですよね。


オシャレして、舞台観て、気分転換にもるだろうし。


優しい娘さんが居るからこそ出来るんだろうなぁと、


前方に座って居られるお二人を見て思いました。


ワタクシも本日は良い気分転換になりました。




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