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平成25年6月に富士山世界文化遺産の構成資産に登録された「三保松原」。


約7kmの海岸に約3万本の松が生い茂る、三保半島にある景勝地です。


日本三大松原(三保の松原、虹の松原、気比の松原)の一つであり、


日本新三景(大沼、三保の松原、耶馬溪)の一つでもあり、


駿河湾を挟んで望む富士山が有名なパワースポットでもあります。


前回静岡を歩いた際、10月から2月の間が富士山が美しく見える時期だと聞いたもんで、


本日、東京駅からバスで三保松原まで行って参りました。


ちなみに「三保松原」と「三保の松原」という二つの表記がありますが、


登録は「三保松原」になっているようです。


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皆さん砂浜を歩くため、
松林内にある道ではほとんど人に会いませんでした。

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結構な距離を歩いた気がするのですが、灯台は見逃しました。

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スタート地点付近からチラリと見える富士山。

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綺麗に富士山が見えるスポットを探して、
砂浜を黙々と歩き続けます。

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かなり広い砂浜。

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快晴だったため、海の色も綺麗に見えました。

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砂浜をかなり歩いて人があまり居ないスポットまで来ました。

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富士山もわりと綺麗に見えてます。

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トドの群れのように見える波消しブロック。

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海岸線は波消しブロックだらけです。

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せっかくの松林なのに、
富士山と両方がカメラに収まるスポットをなかなか探せませんでした。


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松林を気にしなければ富士山は余裕で撮れるんですけどね。

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三保松原の一角には、天女伝説で知られる羽衣の松があります。


この松は御穂神社のご神体で、


祭神の三穂津彦命(大国主命)・三穂津姫命が降臨する際の依り代とされています。


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羽衣伝説の舞台はこんなところだったんですね。

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天女が舞い降りて羽衣をかけたとされる樹ですが、
羽衣を掛けるには育ち過ぎている松。
コレジャナイ感がハンパない。

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厳重に囲われております。

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三代目に代替わりしてました。



数々の和歌や浮世絵に表されてきた三保松原。


現地に行くまでは浮世絵のイメージを持っていたワタクシ。


海岸の浸食が進み、松枯れも進行しており、


手を加え続けなければ危機的状況にあるようです。


それゆえか、意外とイメージしていた通りには見えないもんですね。


数年後にはどうなっているんでしょうね。


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御穂神社と三保松原のから羽衣の松までを繋ぐ「神の道」。




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【三保松原(みほのまつばら)】
富士山世界文化遺産構成資産登録
静岡県静岡市清水区三保
[しみずライナー号] 東京駅八重洲南口→世界遺産三保松原 片道:2,880円
[しずてつジャストライン] 三保松原入口→清水駅前 運賃:360円(乗車時間:24分)


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