秋葉三尺坊大権現 奥の院

秋葉権現(あきはごんげん)は秋葉山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神である。火防の霊験で広く知られ、近世期に全国に分社が勧請され秋葉講と呼ばれる講社が結成された。また、明治2年12月に相次いだ東京の大火の後に政府が建立した鎮火社(霊的な火災予防施設)においては、本来祀られていた神格を無視し民衆が秋葉権現を信仰した。その結果、周囲に置かれた延焼防止のための火除地が「秋葉ノ原」と呼ばれ、後に秋葉原という地名が誕生することになる。



秋葉信仰二大霊山の一つである新潟県長岡市の『秋葉三尺坊大権現』。


奥の院は、石川雲蝶が小林源太郎との共作で8年の歳月を掛けて造り上げました。


ちなみにここだけで8年掛かったのではなく、近隣の寺社も一緒に手掛けていたのだそう。


石川雲蝶は目下大ブーム中のようで、


様々なバスツアーが出ているそうですが、


ここがその目的地になることは無いんじゃないかと思われます。


今回は穴場だと考え、栃尾まで『秋葉三尺坊大権現 奥の院』を観に行ってきました。


秋葉三尺坊大権現
拝殿を正面にした参道の途中に建つ石は、
お百度を踏むためのもの。
石をぐるりと回れば、一度家に帰ったとリセットされます。


秋葉三尺坊大権現
[秋葉三尺坊 拝殿]
奥の院よりも歴史は古いそうですが、建て替えられたようです。


秋葉三尺坊大権現
秋葉三尺坊大権現
阿吽の狛犬。

秋葉三尺坊大権現
7月に行われる「秋葉の火祭り」ってのが有名らしいです。

秋葉三尺坊大権現

秋葉三尺坊大権現
扁額脇の鬼の面も阿吽。

秋葉三尺坊大権現

秋葉三尺坊大権現
横から見た拝殿。

秋葉三尺坊大権現
拝殿の奥には、奥の院に続く柵があります。
昔は朱色に塗られていたそうですが、
今では顔料を寄進する人も居らず、
防腐剤が塗られているのみです。


秋葉公園
若者がお祭りの準備をしていました。
準備段階なので、全容は不明です。



誰も居なかったもんで、あまりの凄さに唖然としつつ眺めていたら、


ご高齢のオジサマに声を掛けられました。


何を仰っているのか聞き取れず、近寄ったら、


普段ボランティアガイドをされている方で、


5分、10分、案内をしてあげますよってことでした。


お言葉に甘えて説明をして頂きました。


秋葉三尺坊大権現 奥の院

秋葉三尺坊大権現 奥の院
石川雲蝶と小林源太郎が二人で造ったといわれていますが、
実はそれ以外に小林一門も携わっているそうです。


秋葉三尺坊大権現 奥の院
どこにピントを合わせてシャッターを押せばいいのかパニックになるレベル。

秋葉三尺坊大権現 奥の院
木鼻は象。

秋葉三尺坊大権現 奥の院
唐破風の上に乗っている彫刻がすごいんです。

秋葉三尺坊大権現 奥の院
オジサマ曰く、鷲という人も居るが、「松に鷹」なのだそうです。
※あくまでもオジサマの見解です


秋葉三尺坊大権現 奥の院
実は撮っていない彫刻も多々あります。
実際に足を運んでご確認頂ければと思います。
これは現地で見るべき。


秋葉三尺坊大権現 奥の院
牛若丸の物語を表しているのだそうです。
角度的に写真が撮れなかったのですが、
裏側の側面にある鞍馬寺での修行を表した彫刻が素晴らしいのです。


秋葉三尺坊大権現 奥の院
これは酒を飲んで慰労会をしている・・・らしい。

秋葉三尺坊大権現 奥の院
手挟みの彫刻は緻密に彫られた龍です。

秋葉三尺坊大権現 奥の院
彫刻が彫られていない箇所まで素晴らしい造形美です。

秋葉三尺坊大権現 奥の院
昔は色が塗られていたらしく、龍の口の中などにその名残があります。

秋葉三尺坊大権現 奥の院
これが真裏。
下から見上げる&金網で写真を撮るのが難しいのです。


秋葉三尺坊大権現 奥の院
金網が張り巡らされる原因となったのがコチラ。
束近くの彫刻の一つが剥ぎ取られています。
彫刻が盗難に遭ったんですって。


秋葉三尺坊大権現 奥の院
斗栱(ときょう)が波のように見えます。

秋葉三尺坊大権現 奥の院
70年に一度、内部が公開されるそうです。

パンフレット
これまた別の方から頂いたパンフレット。
ワタクシ、あまりにも熱心に見過ぎていたようです。


秋葉公園
配置はこんな感じです。
手前が先ほど上った階段です。



が石川雲蝶を好きなんですが、


ワタクシの今回の旅の数日前に魚沼に行っているんですよね。


そちらはお寺のお堂内部に作品があるらしいです。


無論、堂内ですので撮影はできないわけで。


栃尾を旅しながら、母を連れて来たいなぁ・・・と、しみじみ思いました。


それはそうと、ガイドをしてくださった方は、


70年前の御開帳に立ち会ったのだそうです。


しかも地元では生き字引のような方らしく、


(昔のことを自分より知っている人は居ないと仰ってました)


70年前の当時でも成人しておられたっぽいんですよね。


(相談役だったのかな?)


見たところ父と同年ぐらいかしらと思っていたのですが、


実は90歳以上という可能性もあるわけで・・・


そんな感じで、オジサマの年齢がこの日一番の謎でした。



秋葉三尺坊大権現 奥の院
【秋葉三尺坊大権現(秋葉神社)】

新潟県長岡市谷内(やち)2


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