日本統治時代の1917年(大正6年)に建設された台鉄台中駅。
古蹟に登録されている現在の駅舎は二代目になるそうです。
ちなみに現在のホームは2016年10月に誕生した新駅舎に移行しています。
古い駅舎は改修して保存されるようですが、
改修前の状態を見ることができたのは、よかったです。
工事用フェンスが張り巡らされた旧ホーム。
今は新旧の駅舎を繋ぐ仮通路になっています。
ホームの名残が足元に。
旧駅舎の改札口。
もちろん新駅舎ではタッチ式になっています。
石とレンガと漆喰に覆われた重厚な駅舎。
旧窓口は閉鎖されており、
その前に土産物を売るショップが出ていました。
電光掲示板ではない時刻表らしきもの。
天井はPタイル貼りかしら。
天井付近にある窓からの光で内部は明るく、開放感があります。
列柱のアカンサスの装飾が細かい。
駅舎の外側。
お掃除中で通れなくなっていました。
木造の屋根部分が劣化しているのが見えます。
建築資材の種類が入り乱れている箇所。
時計は取り外されているけど時計塔。
京都辺りに残っていそうな辰野金吾風の外観。
地下に降りる階段らしきものもありましたが、使われているのかな?
駅の敷地はかなり広いです。
新駅舎はとても近代的。
旧駅舎の裏側にあるのですが、観光スポットは旧駅舎側にあるので
迂回するのに時間がかかります。
数年後には直線の通路ができるんだろうけれど、
今しばらくは工事中のままかもね。
新駅舎が誕生したことにより廃線になった線路。
ホームの基礎はレンガ積みだったんですね。
高架化された新駅舎。
まだまだ工事中でした。
【臺中(タイジョン)車站(チャーヂャン)】
(舊臺中火車站)
台灣台中市中區台湾大道1段1號
No. 1, Section 1, Taiwan Boulevard, Central District, Taichung City