大稻埕歷史風貌特定專用區(大稲埕風貌特定専用区)の名称で
2000年公示の都市計画法に景観保護区域として定められた迪化街。
だいたい幅100m×長さ1,000mほどの細長い街で、
かつて大稻埕と呼ばれて発展した地域の一部です。
建ち並ぶ建築の様式は一様々で、複数の様式が織り交ざっています。
諸説ありますが、閩南式(みんなんしき)、倣洋楼・洋楼式、
バロック式、近代建築式に大別されるそうです。
古くからの問屋が並ぶ街で観光客は必ず行くんじゃないかって感じです。
レンガの外壁が続く建物群。
名前にときめくフロッグカフェ。
建物はレンガで覆われています。
[小藝埕]
火災と台湾中部大震災の影響で損壊した建物を修復。
外壁の意匠も建物それぞれで面白い。
リノベーションされた建物にはオシャレ雑貨を売る店が並んでいます。
綺麗に修繕されていますね。
[爐鍋咖啡 小藝埕]
二階にはあるのは観光客にも有名なカフェらしい。
向かいには、可愛らしい布で作ったバッグなどを売るお店。
[台北廸化街郵局台北10支局]
郵便局も古そうです。
アーケードの天井には昔の照明器具を設置した跡が。
[永楽市場]
1階は生鮮市場や飲食店。
2階には生地を販売する複数のテナントが入っています。
どこを切り取っても歴史的建築物。
トキメキが止まりません。
建物の装飾デザインを見るだけでも楽しいですね。
下は乾物屋さんですが、建物は偽洋風。
[台灣農業資材股份有限公司]
台北市大同區迪 化街一段86號
タイルとモルタルのミックスが面白い。凝ってます。
まだまだ迪化街は続きます。
建物の下にはアーケードがあるため、
雨の日でもゆったり見ることができそうです。
[民藝埕]
台北市大同區迪化街一段67號
鰻の寝床のような建物の奥には
「Le Zinc 洛 Café & Bar」というお店があります。
次回入ってみたい。
ここは1913年に建設された建物なんだそうです。
中庭があるので開放感がありますよね。
蔦が似合うベランダがなんかイイ。
写真奥が入り口です。
カフェは背中側にあります。
配管がモルタルでできているという・・・大丈夫か?
魚が泳ぐ鉢を発見。
魚がオーロラ色で見つけにくい。
窓の形も様々で面白いですね。
この下も乾物屋さんが並びます。
レンガは当時のままなんだろうなと思えます。
上の建物とは無関係で、一階に茶器があるお店の中庭。
レンガが凝ってます。
モルタルで何かを描いていたっぽい。
奥にもお店が続いています。
中庭から二階を見上げてみる。
欄干が可愛い。
近代建築らしいシンプルな外観の建物もあります。
乾物屋などもならんでるため、建物の下は御徒町っぽい雰囲気。
この一角もカッコイイ。
どこを切り取ってみればいいのか分からなくなる建物。
似ているけれども違う意匠の建物が続きます。
この辺りは連続性があって眺めていてもイイですね。
右側のアルミサッシと室外機が惜しい。
三階も二階も細かいレリーフで覆われています。
かなり劣化してます。
修繕後らしき外観もあります。
中央の建物は修復工事中。
次は左側の建物に着手するのかもしれませんね。
アルミサッシも概観に合う色に変更されています。
こういうリノベ工事ばかりしている業者さんがいるんだろうね。
内部はどうなっているんだろう?と気になる外観です。
そういえば台北市って電柱の地中化が既にされているんですよね。
その点、東京は遅れているんだよなぁ。
古い建物の前を通過する、スクーターに乗ったカラフルな二人。
普通のビルの奥に、レンガの外壁の古い建物が見えます。
いいよね、こういう隠れてる感。
迪化街の建物をじっくり見て歩くには一日掛かる気がします。
でも、一度はゆっくりじっくり見学して歩いてみたいなぁ。
お店も面白そうなものが多いので、一日居ても飽きないと思われます。
あまり買い物はしなかったけれど、良さそうな雑貨も多々ありました。
リノベしてカフェになっているところも多いので、
疲れても休みやすいのがイイよね。
どうしても欲しくなったカエルのマグネット。
カエルの刺繍がいい感じです。
【迪化街(ディーホアジエ)】
台灣台北市大同区迪化街
MRT雙連駅より民生西路を西へ徒歩12分
台灣台北市大同区迪化街
MRT雙連駅より民生西路を西へ徒歩12分