「美しい山と海」をフランス語に訳した「ベル・モンターニュ・エ・メール」。
そんな名前の観光列車が高岡駅から出ています。
富山駅から高岡に向かう電車の中で乗り継ぎを検索したらこれにヒットしたもんで、
ダメ元で、みどりの窓口に立ち寄るべく改札を通らせて貰いました。
幸運なことに空席があり、残り8分というリミットで乗車することが叶いました。
追加料金は520円でした。
車内では「ぷち富山湾鮨セット」と「ほろ酔いセット」が飲食できますが、
3日前までに予約が必要。
これまたダメ元で乗車後に訊いたら、
一つだけならあるとのことで、迷わずお願いしちゃいました。
みどりの窓口では「べるもんた」で切符が買えます。
正式名称が未だに覚えられない。
電車は一輌。
内装は緑と木製品で彩られています。
カウンター席。
ボックス席。
井波彫刻が飾られています。
こちらも井波彫刻。
つり革も木製。
記念スタンプが置いてあったので、旅の手帳に押印しました。
押した後で、記念カードを貰いました。
切符を入れて持ち帰ることができます。
当日注文可能数量限定ってことでメニューが置いてありました。
驚くことに、お寿司は車内で板前さんが握ってくれます。
一輌だけの電車なのに、スゲー。
席までお姉さんが運んでくれます。
一つしか頼んでいないのに、お茶を二本くれた。
白えび、甘エビも入っています。
特別感があって、美味しかった。
途中、ハットリ君列車とすれ違います。
「べるもんた」のキャラクターらしき絵が城端駅に置いてありました。
名前もあるらしい。
「べるもんた」と通常のオレンジの列車。
お隣さんになった撮り鉄さんが親切で、道中解説をし続けてくれました。
写真スポットが来る前に教えてくれるし。
その方曰く、普段は切符なんて取れないのだそうです。
氷見線は特に人気で全く取れないらしい。
主要駅で数名が手を振ってくれたりして、歓迎ムードを感じました。
駅だけでなく、手を振りに田んぼの方まで出て来てくれる地元の方々も居られました。
[城端駅(じょうはなえき)]
駅の看板が新しくなったそうです。
JRの文字がブルーってことは、西日本旅客鉄道の管轄なんですな。
こちらが構内に展示されている駅の古い看板。
替えなくてもいいのにと思わなくもない。
駅にはこんなポスターが貼られていました。
手を振ることを推奨しているらしい。
貫一お宮かと思った・・・。
自動販売機も富山っぽいです。
こんなアニメの舞台になっているらしい。
駅ではお茶を頂けます。
だめかもしれないと思っても、チャレンジすることは大切ですね。
長らくの野望であった「べるもんた」に乗車できて、とても満足致しました。
では、これから迎えの車で宿に向かいます。
【城端線・氷見線観光列車 ベル・モンターニュ・エ・メール】
[城端線] 高岡駅⇔城端駅、[氷見線] 新高岡駅⇔氷見駅
運行開始:2015年10月10日
土曜・日曜を中心に運行
毎度思いますが、本当に強運、幸運の持ち主でいらっしゃいますね。しっかりと願い続けることが大切、その通りです。