『鹿島神宮』と云えば、要石を見ておかねば。
地震を起こす大鯰(おおなまず)を抑えているとされる石ですが、
これ目当てで来る人も居るんじゃないかしら。
ちなみに先の東日本大震災で、大鳥居が根元から倒壊したそうです。
それ以外の建物はある程度無事だったってことなのかな?
奥宮に向かうには、この先の奥参道を歩きます。
[奥参道]
綺麗に掃き清められています。
砂浜の砂みたいに細かい土なのですね。
樹が巨大すぎて、どこにミツバチの巣があるのやら。
「鹿園」の小鹿。
鹿園では、神使の30数頭の日本鹿が飼育されています。
奈良みたいに餌を与ることも出来るっぽい。
[奥宮(おくのみや)]
本宮本殿同様に北面して鎮座している。
現在の社殿は江戸時代の慶長10年(1605年)、
徳川家康により関ヶ原戦勝時の御礼として建てられた本宮本殿を移築したもの。
白木造りの質素な建物乍ら、彫刻は素晴らしい。
家族だからと連れて来る人も居るのでしょうねぇ。
神使の鹿が怯えるので犬は厳禁なのだそうです。
剣を持ち、大鯰を抑える武甕槌大神。
この先に要石があります。
そう云えば、ここ、杉だらけの森でしたねぇ・・・。
神域なのでマスクなしで歩いていますが
花粉症のワタクシは大丈夫なのでしょうか?
参道が掃き清められているなぁと思っていたら、
箒が立てかけられているのを発見しました。
この敷地を人力では大変でしょうねぇ。
掃き清められていない道もあります。
[要石(かなめいし)]
地震は地中に棲む大鯰(おおなまず)が起こすものと考えられていたため、
要石はその大鯰を押さえつける地震からの守り神として信仰された。
これが、氷山の一角的な要石だそうです。
地中はどれぐらいあるのか、
現代のテクノロジーで計測できないもんですかね。
ちょっと興味があります。
ものごっつい細い枝に梅が咲いていました。
儚げ~
鹿島神宮樹叢は茨城県の天然記念物に指定されています。
奈良の春日大社の祭神でもある武甕槌大神は、
ここから鹿に乗って奈良に向かったとも言われているそうです。
ちなみに、今ここにいる鹿は、春日大社から来たらしいんですけどね。
震災後に建てられたらしい社務所。
こちらで御朱印が頂けます。
両方の御朱印を頂きました。
花粉の気配がする境内ですが、
不思議とここに居る間は、マスクなしでもくしゃみが出ませんでした。
これがワタクシに与えられたご利益なのかしら?
次回は、鹿島神宮と縁が深いとされる香取神社にお参りしてみたいと思っています。
ここから近いけれど、公共交通機関利用では、ちょっと遠いのよねぇ~
【鹿島神宮】
茨城県鹿嶋市宮中2306-1
主祭神:武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)
創建:(伝)初代神武天皇元年