【ちろり(銚釐)】
酒を暖めるのに用いる金属性の器。
銅、錫(すず)、真鍮(しんちゆう)などの金属製で、注ぎ口と把手(とって)のある急須様の形だったが、だんだん筒形となった。底のとがった形が多く、いろりの熱灰の中に突き立て燗(かん)をする。
後に金属にかわり、焼物などが用いられるようになり、鳩(はと)徳利などが生まれた。
母に頼んで、京都で銚釐(ちろり)を買って送って貰いました。
当初は「なんでもいいや~」と思っていたのですが、
ちゃんとしたものを買うほうがいいんじゃないの?
という母のアドバイスで、清課堂と有次で探して貰いました。
結果として購入して貰ったのは有次のそれ。
銅色が美しく、シンプルで飽きないデザインだと思いました。
早速、使ってみましたが、どっしりしていて、なかなかヨロシ。
どんどん良い色になって行くのだろうと思われます。
酒器に興味を持つと、工芸品にも興味が湧きますね。
ちなみに、清課堂では、母にぐい飲みを選んでもらいました。
清課堂の銚釐(ちろり)は、高価だからなぁ~。