
寛延3年(1750年)創業
若かりし頃に、酒豪MとY姐さんと三人で来た覚えのある山梨銘醸。
十年以上前の出来事ですが、今も楽しかった思い出として記憶に残っています。
その山梨銘醸には、現在、糀を使ったものを供するカフェが出来ております。
糀のブームはなかなか衰えないですね。
ってか、既に定着しているのかも。

カフェは建物内の一室にあります。

そもそもこの建物は山梨県指定の有形文化財です。

土間を上がった右側の二部屋がカフェとして使われています。

建物は指定時間に案内もして貰えるようです。
昔は時間の縛りは無かった気がしますが。


見学の受付はショップにて。
前回来た時も拝見しましたが、
今の知識で見る建物はもっと面白く感じるかもなぁとも思いました。
しかしタイミングが合わずに今回は見学を見合わせ。

こちらが行在所(あんざいしょ)の門です。
現在は封鎖されています。


行在所の玄関。
かなり立派です。

店舗側から見た奥座敷。


この先は有料の見学ツアーでしか見られない部屋になります。
記憶からすれば、それほど部屋数は無かったと思う。


行在所の玄関から入って直ぐの座敷は、和洋折衷になっています。
照明器具が陶磁器のボウルを逆さまにしているようで面白い。


襖の引手も凝っていますね。
バスが来るまで少々時間があったもんで、
カフェで一休みすることにしました。

街にも人があまり居ませんが、
カフェにも人が居ませんでした。


[糀’sくらかふぇ]
山梨県北杜市白州町台ケ原2283 山梨銘醸1F
営業時間10:00~16:00
定休日:無休


糀糖ブリュレが気になりますな。


開口部が多いお座敷ですが、入口がイマイチ何処か分かりません。


どうやら、この写真右手にある受付カウンターで注文・支払いを済ませ、
その後、席に着くシステムのようです。
ってか、初めての人には分からないシステムですがな。
部屋はふたつあるので、どちらに座るのかもココで言っておきます。

ワタクシは奥の和室を選択しました。
造り付け収納が面白い部屋です。


糀ドリンクのジンジャーチャイと、糀糖ブリュレに致しました。
結構甘いです。
ちなみに、バスの時間を間違えると帰れなくなる可能性もあります。
韮崎までのバス乗車時間は約30分程度。
タクシー利用だと、日野春駅までの利用で2,300円~2,500円ぐらいします。
夏場のオンシーズンだと、違う交通手段がありそうな気もしますが、
どうなんでしょうねぇ。


【山梨銘醸】
山梨県北杜市白州町台ヶ原2283
直営店営業時間 [4月~9月] 9:30~17:00 [10月~3月] 9:30~16:30