萬翠楼福住
寛永2年(1625年)創業。
※江戸初期で将軍は徳川家光の頃




三が日に文化財に指定されている旅館に泊まりたくて選んだのが『萬翠楼福住』。


国の重要文化財に指定されている箱根の老舗旅館です。


「重要文化財に泊まる」だけでもテンションが上がって仕方がありませんが、


お正月に上げ膳据え膳で、まったりと温泉に入りつつ過ごすという贅沢さに、


一生のうちで今回限りかもなぁと思いつつ母を誘った次第です。


箱根湯本駅から遠くなく、賑やかな界隈からはちょいと離れている絶妙なる立地。


お正月料金ゆえ、ある程度の値段はしますが、


普段であれば、それほどお高くはない旅館です。


ってか、次回はお正月以外の時期に再訪したいと思っています。


さて、重要文化財に指定されているのは明治期に建てられた「萬翠樓」と「金泉樓」で、


希少な擬洋風建築として重要文化財に指定された現役旅館の第一号です。


部屋はそれぞれに異なり、どの部屋に泊まるか予約時には悶々と悩みまくりました。


萬翠楼福住
フロント(左手)と客室に向かう階段。

萬翠楼福住
ロビーの照明器具。
天井部分の茶色い縁取りも印象的です。


萬翠楼福住
ロビー

萬翠楼福住

萬翠楼福住
貸本コーナー

萬翠楼福住

萬翠楼福住
玄関正面の階段上からロビーを見下ろしたところ。

萬翠楼福住
廊下などに掛かっている美術品類も一見の価値ありです。

萬翠楼福住
各部屋に掛かっている掛け軸は
旅館に逗留した人々が書いたものだそうです。


萬翠楼福住
「萬翠樓」の25号と35号の部屋に続く廊下。

萬翠楼福住
漆喰塗りの壁がカッコいいのです。

萬翠楼福住
部屋専用階段が高齢者にはバリアフルかもしれません。

萬翠楼福住
一階の大浴場の通路の先にある重厚な蔵のような造りの入口。

萬翠楼福住
この白黒の大理石のような部分は、大理石ではないそうです。

萬翠楼福住
白と黒の漆喰を混ぜて作ったものなんですって。
左官職人の技が凄過ぎる。


萬翠楼福住
大浴場には露天風呂もあります。

萬翠楼福住
飲み終わったコップが置き去りになっているのを一度も見なかったのがスゴイ。



掃除が行き届いており、快適な空間です。


スタッフの方々は若い人が多く、中には接客に不慣れな方も居られるようですが、


それすら微笑ましく感じました。


ご当主は気さくな方で、会話も楽しかったです。


重要文化財に指定されるだけあり、なかなかに凝った造り。


そういうものを見るのが好きな人には、楽しめる旅館だと思います。


萬翠楼福住
廊下のあしらい。
右の燭台にもの凄く惹かれました。
こういうのが欲しい。


萬翠楼福住
吹きガラスっぽいランプシェードが良い感じ。



【その弐】につづく。




【萬翠楼福住(ばんすいろうふくずみ)】
神奈川県足柄下郡箱根町湯本643
http://www.2923.co.jp/
旧館は旅館第一号の国指定重要文化財。



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