国宝指定名称は「阿弥陀堂」。
創建年:1160年(永暦元年)
平安時代に建てられた、福島県唯一の国宝が『白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)』。
本日はここに青春18きっぷを利用して、千葉県民Tと二人で行って参りました。
いわき駅の一つ手前の内郷駅から、頑張れば歩けなくもないのでしょうが、
今回はラクしてバスを利用。
交通系ICカードの利用が出来ないため、小銭を細かく用意して乗車致しました。
白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)へは、
いわき駅前のバスターミナルの3番乗り場から「川平」行きに乗車し、
「あみだ堂」で下車すると、後は徒歩で行けます。
バス乗車時間は17分ほど。片道乗車賃は390円です。
「あみだ堂」バス停に付く頃には、バスが貸し切り状態。
皆さん車利用なんだろうなぁと思っていましたが、
三連休の初日、しかも国宝なのに、人出はまばら。
国宝なのに、とても勿体ないことだと感じました。
石灯籠が立つ車道。
他にも見どころはあるみたいです。
様々な緑の色が目に優しい景観です。
池の周囲をぐるりと回れる散歩道もあるっぽい。
文字がほとんど見えない立て看板。
この橋の向こう側は有料エリアです。
あ、門松が飾られている!
しかも関西の門松に近い飾り方ですな。
明後日から休みになるところでした。
あ、危なかった・・・。
先ずは清めの水を、と思ったら、
強風で柄杓が周囲に飛ばされまくっていました。
全部拾う。
いわき市って、「磐城市」だったんですね。
拝観料は400円。
拝観前に御朱印帳をあずけました。
これが国宝に指定されている阿弥陀堂。
靴を脱いで中に入れるようです。
堂内は撮影禁止。
中には重要文化財の木造阿弥陀堂如来像、
観世音菩薩像と勢至菩薩像
木造持国天・多聞天立像が安置されています。
東日本大震災による損傷を受け、2012年7月に修復が完成。
桁行と梁間はともに三間、単層の宝形造り。
屋根はとち葺。
白水阿彌陀堂境域(しらみずあみだどうきょういき)として
国の史跡に指定されているエリア。
石かと思ったら
鴨でした。
何処かにハスが植わっているらしい。
大きな樹木があり、空気がとても澄んでいるように感じます。
夏は葉が生い茂って見事に違いないと思わせる枝ぶり。
幹が3つあるようにも見える。
[白水阿彌陀堂境域]
鯉も鴨も異様に大きく見える。
とても心が凪ぐ、良い場所だと感じました。
かなり落ち付く。
煩悩が3つぐらい浄化された気がします。
紅葉の時期に来ると、こっと見事な景観だろうと想像されます。
記憶に残る場所となりました。
こちらが御朱印です。
これでいつ拝観したのかを忘れずに済みそうです。